映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎の紹介:2012年日本映画。テレビドラマ『幼獣マメシバ』シリーズの劇場版第3作となるハートフルな動物コメディ映画です。ニートから脱出し、ペットショップで働き始めた中年男・芝二郎と愛犬・一郎の姿を描きます。
監督:亀井亨 出演者:佐藤二朗(芝二郎)、南沢奈央(真田まちこ)、高橋洋(財部陽介)、高橋直純(市村景虎)、藤田弓子(芝毬子)ほか
映画「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」の予告編 動画
映画「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」解説
この解説記事には映画「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」のネタバレあらすじ:起
独身の引きこもりニート中年・芝二郎(佐藤二朗)は、母・毬子(藤田弓子)が実家を売り払ったことから、愛犬のマメシバ・一郎と共に叔父・重男(志賀廣太郎)と叔母・富子(角替和枝)夫妻が大家をしているアパートに引っ越しました。やがて二郎はニート暮らしから脱出し、ペットショップで働きはじめましたが、全くやる気がなくサボってばかりいたことから同僚の真田まちこ(南沢奈央)や様子を見に来た親友の財部陽介(高橋洋)に怒られてばかりでした。しかし、そんな二郎を店長の市村景虎(高橋直純)は温かく見守っていました。
「映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」のネタバレあらすじ:承
ある日、まちこがトレーナーを勤める「しつけ教室」を手伝うよう命じられた二郎はまたしてもサボりますが、財部からまちこへの手紙を渡して欲しいと頼まれて渋々店に戻りました。しかし、元々人付き合いが苦手なうえに妄想癖のある二郎は、接客中にも客に失礼なことを言い出し、店の犬を連れて店を飛び出してしまいます。公園で一郎や店の犬と共にフラフラしていた二郎はまちこに見つかって連れ戻され、再びしつけ教室を手伝うことになるも妄想癖が再発してしまい、耐えられなくなった二郎は店に辞表を叩きつけて出ていきました。
「映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」のネタバレあらすじ:転
またしてもニート暮らしに戻ってしまった二郎は、見かねた重男から新しい仕事として頭皮専門のヘアクリニックで働き始めました。その施術に胡散臭さを感じつつも何とか仕事をこなしていた二郎でしたが、ある日とうとう院長が詐欺容疑で逮捕されヘアクリニックは廃業してしまい、二郎はまたしても無職となってしまいました。二郎がアパートに戻るとそこには一郎の姿はありませんでした。一郎は体調不良を起こしており、二郎が働きに出ている間は財部がペットショップに連れて行き面倒を見ていたのです。ペットショップで一郎と再会した二郎は、財部が二郎を通じてまちこに渡した手紙の中身は、転勤が決まった財部が二郎と一郎のことをまちこへ託すというものでした。
「映画版 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」の結末
自分の不甲斐なさを痛感した二郎は、行きつけの駄菓子屋の主人アケミ婆さん(キムラ緑子)に励まされてペットショップへ戻る決意を固めます。幸いなことに店長の市村は辞表を受理せず保留としてくれており、難なく復職した二郎は心を入れ替えて必死で働き出しました。自分の悩みをまちこに打ち明けた二郎は、自身を持ちたいと動物訓練士の資格を取るため猛勉強に励み、周囲の励ましを受けて見事試験に合格しました。二郎は転勤を翌日に控えた財部に感謝の気持ちを伝え、喜びを分かち合いました。後日、メキシコでタコス屋を始めた毬子が一時的に帰国し、二郎の成長と自立を喜んでいました。
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