映画「ミニミニ大作戦（2003年）」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ミニミニ大作戦の紹介：2003年アメリカ映画。「ミニミニ大作戦」は1963年にイギリスで制作された「The Italian Job」のリメイク作品で、2003年にアメリカで制作されました。舞台はイタリアのヴェネチアから始まります。伝説の大泥棒であるある大御所の男が信頼する相棒と仲間とタッグを組み、最後の大仕事を成し遂げようとしますが、仲間の裏切りに遭い命を落としてしまいます。主人公の相棒だったチャーリーは彼に育てられた若者で彼の死を悲しみ復讐しようと誓います。伝説の大泥棒にはまじめに生きている娘がいました。彼女は父親から天才的な金庫破りの技術の才能を受け継いでおり、時が経ち、チャーリーと仲間達と共に父親を裏切った仲間に復讐をする活劇です。
監督: F・ゲイリー・グレイ 出演者: マーク・ウォールバーグ(チャーリー・クローカー)、シャーリーズ・セロン(ステラ)、エドワード・ノートン（スティーヴ・フレゼリ)、セス・グリーン(ライル)、ドナルド・サザーランド(ジョン)ほか
この解説記事には映画「ミニミニ大作戦（2003年）」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
伝説の大泥棒ジョンは、刑務所から保護観察官付きで釈放されていましたが、最後の大仕事のために仲間を集めて計画を実行しようとしていました。ジョンにはまじめに生きている娘のステラがいます。彼女にまっとうなお金で買ったプレゼントを仕事の前に購入し娘に送りました。ジョンは青年の頃から面倒を見ているチャーリーという相棒がいます。その他機械の得意なライルら仲間と共に最後の大仕事へ出ます。イタリアのヴェネチアにある最新金庫型にある50億の金塊を盗むため、彼らは様々な仕掛けを施し、計画を成功へ導きます。しかし仲間のスティーヴの裏切りに遭い、ジョンは殺され金塊50億全部を彼に持っていかれてしまいます。
時が経ち、ジョンの娘ステラは鍵屋に勤めていました。彼女は父親から天才的な金庫破りの技術の才能を受け継いでおり、どんな最新式の金庫でも解錠することができる技術を持っていました。ある日ステラの元にチャーリーが訪ねてきます。まじめに働いており、父親を死に追いやった泥棒稼業を嫌っていた彼女は、チャーリーの訪問を快くは思いませんでした。チャーリーは父親を殺したスティーヴから金塊50億を取り戻し、一緒に復讐をしようと誘いますが、彼女は断ります。しかし家に帰り、最後に父親からもらったプレゼントを眺めていた彼女は悲しみと悔しさに苛まれ、父親の仇を打つことを心に決めます。彼女はチャーリーに連絡を取ります。
ステラとチャーリー、昔の仲間たちは、スティーヴから金塊を奪うべく計画を遂行します。スティーヴは金塊を最新で頑丈な金庫に保管しており、彼からその情報を引き出すため、ステラは彼に近付きます。彼女の美貌からスティーヴは彼女の誘いを受けます。複雑な気持ちでスティーヴと待ち合わせのレストランでおち会いますが、スティーヴは彼女の正体を知っていました。「お前はおやじそっくりの顔だ。」と言い、彼女の父親を愚弄する言葉を浴びせます。逆上した彼女は彼に襲いかかりますが、仲間に止められます。チャーリーはスティーヴに宣戦布告をし、その場を去ります。
いよいよ計画は実行に移されます。チャリー達は小型自動車を駆使して、金庫が保管されている場所までたどり着き、ステラの金庫破りの技術で、金塊の半分を奪還することに成功します。半分はもうスティーヴに使われていました。そんな彼らをヘリコプターに乗ったスティーヴが執拗に追いかけます。最後に彼らをスティーヴは追い詰めますが、追い詰めたと思ったのもつかの間、チャーリー達は先廻りして、スティーヴの取引相手と通じており、彼の取引相手についていた嘘を暴き、彼らにスティーヴを引き渡します。ステラは「金塊なんてどうでも良かった。私はこうしたいだけだった。」とスティーヴを全力で一発殴ります。
計画が成功した仲間たちは、それぞれの夢を金塊でかなえて、平穏な生活に戻ります。しかしチャーリーは自分が育ててくれたジョンが最後に言った言葉を思い出します。「泥棒稼業はこれで止めるんだ。この稼業はスリルがあって楽しいが、愛する人といる時間を多く失ってしまう。」チャーリーはこの仕事を最後に、亡きジョンの忠告どおり泥棒稼業から足を洗います。自分にとってかけがえのないものを手に入れたと、チャーリーは言います。チャーリーの横には幸せそうに微笑むステラがいました。
以上、映画「ミニミニ大作戦」のあらすじと結末でした。
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