シルクの紹介:2007年カナダ,フランス,イタリア,イギリス,日本映画。19世紀のフランスから日本に蚕の卵の買い付けに旅にでたエルヴェは、異国の地である女性に出会います。カナダ、フランス、イタリア、イギリスの合作映画であり、小説「絹」を原作としています。
監督:フランソワ・ジラール 出演者:マイケル・ピット(エルヴェ)、キーラ・ナイトレイ(エレーヌ)、役所広司(原十兵衛)、中谷美紀(マダム・ブランシュ)ほか
映画「シルク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シルク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シルク」解説
この解説記事には映画「シルク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シルクのネタバレあらすじ:起
19世紀、製糸工場で栄えていたフランスの村に兵役から帰ってきたエルヴェはエレーヌと恋に落ち、結婚します。しかし、ヨーロッパ、アフリカの蚕が病気になってしまい、エルヴェは日本から蚕の卵を買い付けるという仕事を引き受けます。エルヴェははるばる日本へやってきます。
シルクのネタバレあらすじ:承
日本では、原という人物に世話になり、蚕の卵の買い付けに成功します。日本の文化や人々に強い衝撃を受けたエルヴェはある女性に出会い、彼女の紹介した女性と関係を持ちます。エルヴェは村の製糸工場を救い富を得ます。日本人の女性は「帰ってきて、さもなければ私は死にます」という日本語のメモをエルヴェに渡し、フランスに帰ったエルヴェはマダムブランシェという女性に翻訳を依頼します。エレーヌは子供を欲しがりますが、エルヴェとの間にはできずにエルヴェはまたも日本へ旅立ってしまいます。
シルクのネタバレあらすじ:転
エルヴェが3度目に日本を訪れると、戦争によって村は破壊されていました。女性を探すエルヴェは原に出会いますが、原はエルヴェに原の居場所を教えた少年を殺すなどして、エルヴェを追い返します。エルヴェは蚕の卵を持ち帰ることができずに村の産業は崩壊します。そして代わりに村の人々をエレーヌの庭で働かせることで村を救います。ある日、エルヴェのもとに日本語の長い手紙が届きます。エルヴェはマダムブランシェのもとに訪れ、通訳を頼みます。そのの条件として二度と彼女に会わないということを誓わされたエルヴェは、エルヴェを深く愛しているという手紙の内容を知ります。
シルクの結末
エレーヌは病気となり、庭とエルヴェを残して死んでしまいます。エレーヌの墓に添えられた青い花をみてマダムブランシェとエレーヌのつながりに気づいたエルヴェは彼女を再び訪れます。マダムブランシェは、日本語の手紙はエレーヌの文章を日本語に通訳したものであると明かします。手紙の差出人、エルヴェに愛を語ったのはエレーヌでした。エレーヌの庭は美しく、エルヴェは庭で働く少年に物語をきかせます。
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