通学シリーズ 通学途中の紹介:2015年日本映画。スマホ小説の映像化作品で、同シリーズの「通学電車」と世界観を共有した作品です。恋に奥手な女子高生が惚れた相手には既に彼女がいました。そんな女子高生を見守る美術部の男。彼らの恋の行方は…。
監督:川野浩司 出演者:中川大志(コウ)、森川葵(ユキ)、藤本泉(ユカ)、赤楚衛二(キョースケ)、千葉雄大(ハル)ほか
映画「通学シリーズ 通学途中」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「通学シリーズ 通学途中」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
通学シリーズ 通学途中の予告編 動画
映画「通学シリーズ 通学途中」解説
この解説記事には映画「通学シリーズ 通学途中」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
通学シリーズ 通学途中のネタバレあらすじ:起
名門校に通うユキ(森川葵)は内気な性格で恋には不器用な女子高生です。ユキの趣味は絵を描くことで、学校の美術部に在籍しています。美術部では、ユキの傍らでコウ(中川大志)が彼女のことを見守っていました。ユキは行きつけのコンビニでアルバイトをしているキョースケ(赤楚衛二)に想いを寄せていましたが、彼には既に彼女のユカ(藤本泉)がいました。そのことを知ったユキは笑顔でごまかすのに精一杯で、コンビニから逃げるようにして飛び出ると、キョースケの親友ハル(千葉雄大)と会い、励まされます。
通学シリーズ 通学途中のネタバレあらすじ:承
ユキは帰り道に偶然コウを見かけ、彼の家に辿り着きます。コウはユキを自分の部屋に招待します。そこはアトリエのような空間で、壁にはまだ描きかけの宇宙の絵がありました。実はコウはあと2ヶ月で転校することが決まっており、それまでには絵を仕上げたいのだというのです。それからユキは毎日のようにコウの家に通い、楽しい時間を過ごしているうちにユキは失恋の痛手から立ち直りつつありました。
通学シリーズ 通学途中のネタバレあらすじ:転
ある日、コウからキスをされたユキは気が動転してしまい、コンビニに走って思わずキョースケに告白してしまいます。しかしその場にはユカが居合わせており、ユキとユカは嫌悪なムードに陥り、迎えに来たコウを振り解いてユキは逃げ出してしまいます。その後ハルに呼ばれてコンビニに戻ったユキは、ユカに裏通りに呼ばれて不良連中に絡まれ、助けに駆け付けたコウは殴る蹴るの暴行を受けて右腕を負傷してしまい、筆を握ることができなくなってしまいます。ユキは責任を感じて打ちひしがれます。
通学シリーズ 通学途中の結末
後日、ユカはコウに謝罪し、居合わせたユキにも謝罪します。ユカは先日の一件でキョースケと破局し、友達も離れてしまったのです。ユキはユカを自宅に招き、和解して打ち解けます。ユカの想いを察したユキはキョースケを呼び、二人を復縁に導きます。傷心のユキはコウの家に出向き、彼は優しく受け止めてくれました。やがてコウは転校、ユキは大学受験勉強に打ち込むことで何もかも忘れようとしましたが忘れられず、コウの住んでいた家を訪ねると、そこにはユキの肖像画と引っ越し先の住所が記された手紙がありました。ユキは手紙を頼りにコウと再会、遂に二人は結ばれました。
キョースケをそこまで好きになるバックボーンがよく分からない。
2人で過ごす時間が濃いコウよりもコンビニで会うだけの人をずっと想うほどなのかが理解できない。
それと、ハルの存在がよく分からない。通学電車とのつながりを出したいだけで、この映画だけを見ていると死にかけてる中でなぜ、ユキのところは出てきて励ましているのかも意味不明。