映画「モンスターVSエイリアン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
モンスターVSエイリアンの紹介：2009年アメリカ映画。結婚式当日に落下した隕石のパワーによって巨大化してしまった花嫁がモンスターたちと手を組み、地球侵略を仕掛けてきたロボットのエイリアン軍との戦いに挑む姿を描いたフル3DCGアニメーションです。
監督：ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン 声の出演：リース・ウィザースプーン（スーザン・マーフィー／ジャイノミカ）、セス・ローゲン（ボブ）、ヒュー・ローリー（コックローチ博士）、ウィル・アーネット（ミッシング・リンク）、レイン・ウィルソン（ギャラクサー）ほか
この解説記事には映画「モンスターVSエイリアン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
結婚式当日を迎え、幸せの絶頂にあったスーザン・マーフィー（リース・ウィザースプーン）。しかし突如隕石が地球に落下、隕石のパワーに触れたスーザンはたちまち全長約15mにまで巨大化してしまいました。茶色い髪の毛も銀色に変色、教会の屋根を突き破ったスーザンは軍隊に拘束され、政府の秘密基地に収容されてしまいます。スーザンの目の前に施設の管理者であるW.R.モンガー将軍（キーファー・サザーランド）が現れ、ここはモンスターたちを収容する施設であり、今日からモンスター「ジャイノミカ」としてここで暮らすよう命じられてしまいます。そこには個性豊かなモンスターたちが暮らしていました。
スーザンは施設で失意の日々を送っていたある日、町に宇宙の彼方から巨大なロボット・エイリアンが降り立ってきました。ハザウェイ大統領（スティーブン・コルバート）は平和的解決を目指してエイリアンとの交渉に臨みますが、相手からの攻撃を受け、エイリアンの目的が地球侵略であることに気付きます。モンガー将軍は危機を回避するためモンスターたちを出動させてエイリアンと戦わせる事を大統領に提案、スーザンらモンスターたちは施設から連れ出されエイリアンの元に送り込まれました。しかし、予想外に大きなエイリアンに怖じ気づいたスーザンは逃げ出してしまい、ボブ（セス・ローゲン）、コックローチ博士（ヒュー・ローリー）、ミッシング・リンク（ウィル・アーネット）の3匹のモンスターはエイリアン対策を考えます。
スーザンはモンスターたちと力を合わせ、何とかエイリアンのロボットを撃退することに成功します。スーザンは任務達成のご褒美として家に戻る事を許可され、両親と再会を果たします。続いてスーザンは婚約者のデレク（ポール・ラッド）とも対面しますが、残酷にも君とは関係ないと言い放たれてしまい、スーザンは深く落ち込んでしまいます。そんなスーザンをモンスターたちが励まし、我々は地球を救っても皆に嫌われる存在だけど自分たちは1人1人に力があって最高な存在なのだと勇気を奮い立たせました。
しかし地球にエイリアンのボスにして隕石の元凶であるギャラクサー（レイン・ウィルソン）の船が襲来、スーザンは誘拐された挙げ句にエネルギーを吸引され元の大きさに戻ってしまいました。ギャラクサーは出撃用クローンを率いて、地球侵略に向かいました。モンスターたちはスーザンを救うためにエイリアンの船に潜入、クローンに変装してスーザンを救い出しましたが変装がバレてしまい、何とか逃げ出して船の自爆装置を始動させますが、船から脱出できたのはスーザンのみで、他のモンスターたちは船に閉じ込められてしまいます。意を決したスーザンは元に戻れないことを覚悟のうえで再び巨大化し、間一髪でモンスターたちを救出して船から脱出、ギャラクサーは船と共に爆散しました。地球の危機を救ったスーザンたちは町に帰還を果たし、手厚い歓迎を受けました。
ファンタスティック・フォーを思い起こします。超能力をもっているモンスターたちが、正義のために地球を守る（半強制的にチームを組まされる）。でも、個人個人は悪いやつじゃなくて、結構ノリノリ。巨大悪ロボットを討伐したり活躍しますが感謝はされにくい。モンスターたちは自意識があって、人間達とは違うことを意識しています。でも、それぞれの持ち味を使ってだんだんと協力しあっていきます。