色即ぜねれいしょん(しきそくぜねれいしょん)の紹介:2008年日本映画。みうらじゅんの小説を役者としても活躍する田口トモロヲ監督が映画化した作品。「黒猫チェルシー」の渡辺大知をはじめ、「くるり」の岸田繁他ミュージシャン陣の出演が話題を呼びました。
監督:田口トモロヲ 出演:渡辺大知(乾純)、峯田和伸(ヒゲゴジラ)、岸田繁(ヒッピー)、堀ちえみ(おかん)、リリー・フランキー(おとん)、臼田あさ美(オリーブ)、石橋杏奈(足立恭子)、大杉漣(医師)、宮藤官九郎(恭子の父)、木村祐一(池山の父)、塩見三省(法然高校 教師)、ほか
映画「色即ぜねれいしょん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「色即ぜねれいしょん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
色即ぜねれいしょんの予告編 動画
映画「色即ぜねれいしょん」解説
この解説記事には映画「色即ぜねれいしょん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
色即ぜねれいしょんのネタバレあらすじ:起
京都の仏教系高校に通う乾純は、学校ではヤンキーの顔色を窺い小さくなっている文科系男子でしたが、自作の曲を自室でギターの弾き語りするのが楽しみでした。別の高校に通う恭子に片思いしていた純は、告白の方法を相談したハガキがラジオで読まれ、「一言、好きだ!と書いたラブレターを送れ」とDJにアドバイスされ、それに従って恭子にハガキを送りますが、ある日電車に乗り合わせた恭子に「こんないたずらはやめて欲しい」とハガキをつき返されます。そんな中、純は友人の伊部と池山に誘われ、夏休みに隠岐の島に旅行に行くことになります。
色即ぜねれいしょんのネタバレあらすじ:承
伊部が言うには隠岐の島は「フリーセックスの島」らしく純のテンションは上がります。島への出発の日、純は曲作りをしようとギターを持って行きます。島に向かう途中で三人は女子大生のオリーブと知り合います。ユースホテルに着くなり、ギターを弾きながらディランを歌うヒゲゴジラと出会い純は心ひかれます。純は島にいる間に、オリーブのために歌を作ることを約束します。その夜、三人はオリーブの部屋に忍び込もうとしますが、ヒゲゴジラに見つかり、説教されます。その後酒盛りになり、三人はそれぞれの悩みを打ち明けあいます。
色即ぜねれいしょんのネタバレあらすじ:転
翌日の早朝、オリーブが突然帰ると言いだして出て行ったと聞き、純は港へ走り、オリーブから電話番号を書いた紙を受け取ります。旅を終え、純はオリーブに連絡を取り、待ち合わせしますが、オリーブの希望で純の家に行くことになります。純は約束の自作の曲をオリーブに聞かせます。するとオリーブは泣き出し、島を早く出たのはヒゲゴジラに失恋したからと打ちあけます。その後二人は町に出て一緒に食事をしますが、オリーブは純に「一番好きな人は私じゃないよね」と言い残し、キスをして去って行きます。
色即ぜねれいしょんの結末
文化祭の出し物としてヤンキーの須藤のバックバンドをやることになっていた純は、ある日一念発起して一人で出演すると宣言し、結果、須藤と対抗することになります。文化祭当日、ヤンキーグループのステージの盛り上がりに純は圧倒されます。が、続いて一人ステージに立った純の歌は、何かがふっきれたように異様な迫力を放ち、ヤンキーグループ以上の盛り上がりを見せます。その後喫茶店で意気投合した順と須藤は、翌年の文化祭でともに「文科系とヤンキーの合体バンド」を組むことを約束しました。
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