南極物語の紹介:2006年アメリカ映画。1983年公開の日本映画『南極物語』をディズニーがリメイクした作品です。実話をベースにしながらも登場人物や犬の種類、設定を変更、南極を舞台に過酷な試練に立ち向かう犬たちの闘いを描いています。
監督:フランク・マーシャル 出演者:ポール・ウォーカー(ジェリー・シェパード)、ブルース・グリーンウッド(デイビス・マクラーレン)、ムーン・ブラッドグッド(ケイティ)、ジェイソン・ビッグス(チャーリー・クーパー)、ジェラルド・プランケット(アンディ)ほか
映画「南極物語(2006年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「南極物語(2006年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
南極物語の予告編 動画
映画「南極物語(2006年)」解説
この解説記事には映画「南極物語(2006年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
南極物語のネタバレあらすじ:起
1993年、南極大陸。全米科学財団の基地で働く一流ガイドのジェリー・シェパード(ポール・ウォーカー)は、犬ぞりを引く8匹の犬たちと強い信頼関係で結ばれながら過酷な環境で活動してきました。冬が近づいたある日、デイビス・マクラーレン博士(ブルース・グリーンウッド)が南極のいずこかへ落下した隕石の調査のため女性操縦士ケイティ(ムーン・ブラッドグッド)の操縦する小型飛行機で南極にやってきました。時期的に氷が薄くなりつつあったためスノーモービルでの探索は無理と判断、マクラーレンはジェリーの先導する犬ぞり隊で探索を開始、最大の難所・メルボルン山へ向かいました。しかし、ジェリーらの元に基地から南極に巨大な嵐が接近しているとの無線連絡が入り、一行は大至急の帰還を命じられましたが、マクラーレン博士はあと半日だけ猶予が欲しいと願い出たため、ジェリーは無理を押して探索を続行することにしました。
南極物語のネタバレあらすじ:承
マクラーレンとジェリーは何とかメルボルン山へ到着、無事に隕石を発見しましたが、その帰路でマクラーレンは足を滑らせて崖の下に転落、足の骨を折る重傷を負いました。ジェリーは犬たちと共にマクラーレンを救出しましたが、ジェリーもまた両手に重度の凍傷を負ってしまいました。何とか基地に帰還した一行でしたが、嵐の勢力はより一層拡大を続け、基地の隊員は全員一刻も早く脱出しなければなりませんでした。しかし、ケイティの小型飛行機では隊員全員は乗れても犬まで乗せるスペースはなく、ジェリーは半日だけの一時的な避難と聞かされてやむなく南極脱出を受け入れました。しかし、天候は回復するどころか更に悪化、結局基地は春まで放置されることとなってしまいました。
南極物語のネタバレあらすじ:転
基地につながれたままの犬8匹は過酷な悪天候を耐え続けていましたが、1週間が経った頃に次々と鎖や首輪から脱出、極寒の南極の大地を彷徨い始めましたが、最年長のジャックは鎖から逃れられずにそのまま雪に埋もれて死んでしまいました。リーダー格のマヤを筆頭に、ショーティー、デューイ、トルーマン、シャドウ、バック、そして最年少のマックスら7匹は食べ物を探して移動しましたが、その途中でデューイは崖から転落して生死不明になってしまいます。やがて犬たちはシャチの死骸を発見、ご馳走にありつこうとしたところでヒョウアザラシに襲われて格闘しました。やがてマヤは足に怪我を負って動けなくなりますが、それでも犬たちは必死に生き抜こうとあがいていました。
南極物語の結末
その頃、ジェリーは何としても南極に戻って犬たちを救うために飛行機を確保しようとしましたが、誰も危険を冒してまでの捜索に資金を提供する者はいませんでした。嵐が過ぎ去った半年後、ようやく資金を調達したジェリーはケイティと共に南極に飛び、放置された基地でジャックの亡骸を発見しました。ジェリーが悲しみに暮れるその時、丘の上から生き残った5匹の犬が駆け寄ってきました。ジェリーは5匹を雪上車に乗せようとすると、マックスは乗ろうとせずひたすら雪原を走り回りました。ジェリーがマックスの後をついていくと、そこには足を怪我しながらも何とか生きていたマヤがいました。生き残った犬たちと再会を喜び合ったジェリーらは雪上車で走り去っていきました。
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