真夜中の弥次さん喜多さんの紹介:2005年日本映画。脚本家であり俳優の宮藤官九郎初映画監督作品です。歌あり、ダンスあり、色恋ありの普通の時代劇とは違った一種独特の映画です。弥次さん喜多さんが活躍する、時代考証は度外視したシュールな時代劇で、エンターテイメントなコメディー作品として見る作品です。
監督:工藤官九郎 出演:長瀬智也(栃面屋弥次郎兵衛 )、中村七之助(食客喜多八 )、阿部サダヲ(金々)、小池栄子(お初)、柄本佑(呑多々)、生瀬勝久(瓦版男)、寺島進(岡引)ほか
映画「真夜中の弥次さん喜多さん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「真夜中の弥次さん喜多さん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「真夜中の弥次さん喜多さん」解説
この解説記事には映画「真夜中の弥次さん喜多さん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
真夜中の弥次さん喜多さんのネタバレあらすじ:お伊勢様を目指して
男らしく破天荒な弥次郎兵衛と美しい役者である喜多八は、男同志ながらも愛し合う恋人同士です。また二人の日々の生活はめちゃくちゃで、弥次さんには妻(お初)がおり、喜多さんはヤク中でありふわふわしながら現実がよくわからずに生きていました。ある時ふとしたことで弥次さんは妻であるお初を死なせてしまいます。そこで、弥次さんは、喜多さんを連れて江戸の町を出て行きます。そして参拝すれば、全ての困難をなかったことにしてくれるお伊勢様を目指して旅に出ます。
真夜中の弥次さん喜多さんのネタバレあらすじ:道中出会った変わり者たち
旅の道中には、変わった者たちの出会いがありました。笑いをとらないと通してくれない関所の人、全ての言葉を歌い踊ることで表現しなければならない町の人たちなどとのとの出会いがあり、おもしろおかしくシュールに様々な人と出会いながら旅を進めます。その頃、江戸では、弥次さんの妻が死体で発見されていました。町奉行・金々と手下の岡っ引・呑々が弥次さんの後を追っていました。
真夜中の弥次さん喜多さんのネタバレあらすじ:エクスカリバー事件
次にとろろ売りのアーサー王に出会いました。野次馬がアーサー王を取り囲んでいました。数人の男が、妖剣エクスカリバーを岩から引き抜こうとしていました。そんなエクスカリバーを偶然喜多さんが引き抜いてしまいます。そのまま麻薬に手を出そうとした喜多さんを止めようとした弥次さんと争いになり、喜多さんは思わず握りしめたエクスカリバーで弥次さんの胸を突き刺してしまいます。弥次さんは死んでしまいます。
真夜中の弥次さん喜多さんのネタバレあらすじ:三途の川
死んだ弥次さんに声を掛けるものがいました。奪衣婆でした。「どうしても現世に帰らなくっちゃならねえ」と言う弥次さんに、奪衣婆が知恵を貸してくれます。「現世と黄泉を分けるのが三途の川じゃ。源流まで遡り、黄泉から現世に行けば、生き返れる」と教えます。その教え通り現世へ戻ろうと弥次さんは必死になります。戻る道中も奇妙な霊たちに出会い、結局は巨人の霊のおならで弥次さんは現世へ戻れます。
真夜中の弥次さん喜多さんの結末
現世へ帰ってくると、喜多さんはマタンゴ・バーでキノコを生やしていました。全身からキノコが生えていました。そこに現世に戻ってきた弥次さんが駆け付けます。弥次さんは喜多さんにドラッグをやめさせることができ、二人はと熱い口づけを交わします。ふたりはハーレーにまたがりまた旅を続けていきます。真面目には見てはいけない作品でただただシュールさを楽しむ作品です。
以上が真夜中の弥次さん喜多さんあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する