PERSONA3 THE MOVIE ―#3 Falling Down―の紹介:2015年日本映画。PlayStation 2用ゲームソフト「ペルソナ3」を4部作で劇場アニメーション化したうちの第3部。当初の目標だった12体の大型シャドウを全て倒しましたが、「影時間」も「タルタロス」も無くならず、全ては終末を告げるシャドウ・デスの復活を目論んだ幾月修司のシナリオでした。幾月の野望はなんとか阻止しますが、結城理は戦う意味を見失ってしました。そんな時、理の前に望月綾時が現れます。人懐っこい性格の理は、何かと結城に絡み、それにより理も元気を取り戻しますが、同時に滅びの時も密かに迫っていました。
監督:元永慶太郎 出演:結城理、望月綾時(石田 彰)、岳羽ゆかり(豊口めぐみ)、伊織順平(鳥海浩輔)、桐条美鶴(田中理恵)、真田明彦(緑川光)、山岸風花(能登麻美子)、アイギス(坂本真綾)、天田乾(緒方恵美)、幾月修司(堀秀行)
映画「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Downの予告編 動画
映画「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」解説
この解説記事には映画「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Downのネタバレあらすじ:起
12体の大型シャドウを倒したことにより、理達は影時間やシャドウとの戦いから解放されることになりました。理達は、祝いの打ち上げをしながら次の日の0時を待っていましたが、入らないはずの影時間に突入しました。
さらに、消滅したはずのタルタロスから鐘の音が響き渡り、理達がタルタロスに行ってみると、そこには、理事長の幾月修司がいました。12体の大型シャドウを倒せば影時間もタルタロスも消えるというのは幾月の嘘で、すべては終末を告げるシャドウ・デスの復活のためでした。理達は拘束され、桐条美鶴の父である桐条武治は殺されてしまいました。
理達は、幾月に操られたアイギスに殺されそうになりますが、理の声に一瞬目を覚ましたアイギスにより助けられ、さらにコロマルが、幾月からアイギスを操るリモコンを奪い取りアイギスも解放しました。為すすべがなくなった幾月は、タルタロスから身を投げました。
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Downのネタバレあらすじ:承
戦う意味を見失ってしまった理は、ある日の夜、理に親しげに話しかけてくる少年、望月綾時と出会います。さらに、綾時は、理のクラスに転校してきました。綾時は、教室でも理に話しかけますが、なぜかアイギスは、綾時が理に近づくのを止めようとします。
綾時は、理がバイトをしている事を知ると、一緒にバイトを始めますが、理は綾時に心を開こうとはしませんでした。しかし、綾時は、それにもめげず、まとまったお金が必要な理のために、有料でなんでもやる校内お助け部を立ち上げるなど、理と積極的にかかわっていきます。
そのころ伊織順平は、敵対している「ストレガ」の一員で、先の戦いで保護されたチドリがいる病院を訪れていました。チドリは、最初は順平を拒絶していましたが、少しづつ心を開くようになり、順平が来るから病院にいられる、とまで言うようになりました。そんなチドリに順平は、今度修学旅行で行く京都のお土産を買ってくることを約束しました。
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Downのネタバレあらすじ:転
理達は、修学旅行のため京都を訪れました。仲間が京都を楽しむ中、美鶴は沈んでいました。美鶴は、幾月との戦いで父親を失い、また大型シャドウのような倒すべき敵もいない状況で目標を失い落ち込んでいましたが、父親がシャドウの実験の暴走により死亡し、さらに幾月の陰謀で暴走の首謀者に仕立て上げられた、という似たような境遇のゆかりに励まされ、本来の調子を取り戻しました。
修学旅行の前まで、仲間から距離を置ていいた理でしたが、アイギスにより窓から落とされる綾時と順平を助けようとして一緒に池に落ちたり、綾時達と混浴に入ってきたゆかり達に鉢合わせて「処刑」されたりと、修学旅行を満喫しているうちに打ち解けるようになっていきました。
そして、順平は、約束通りチドリのためにお土産として髪飾りを買いましたが、そのころ、チドリは、ストレガにより病院から奪還されました。
PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Downの結末
修学旅行から戻った理達は、チドリが奪還されたことを知り、チドリがいるタルタロスに向かいますが、チドリは、理達を攻撃しました。チドリは、順平に出会ったことにより変わりつつある自分が怖くなったのですが、順平は、その怖さを自分も一緒に受け入れると言ってチドリを抱きしめ、チドリも順平を受け入れました。
しかし、次の瞬間、順平は、隠れていたストレガのタカヤに銃で撃たれ死んでしまいました。チドリは、自分の持つ癒しの力をすべて使って順平を生き返らせた後、力尽き死んでしまいました。ストレガは、チドリの死により覚醒した順平達により撃退されました。
そして、平穏が戻った次の満月の夜、影時間の中を綾時が1人歩いていました。そこにアイギスがやってきて、綾時の本当の正体は、10年前にアイギスが封印したシャドウ・デスであると言って綾時を攻撃しました。さらに理もやってきましたが、アイギスはすでに倒されていて、理の声に振り返った綾時は、無表情のまま理を見つめるでした。
以上、映画「PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down」のあらすじと結末でした。
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