PERSONA3 THE MOVIE ―#1 Spring of Birth―の紹介:2013年日本映画。大人気RPGゲーム「ペルソナシリーズ」の中から、シリーズ三作目に当たる「PERSONA3」を劇場版アニメーション化。ペルソナと呼ばれる特殊な能力を使い、少年少女がシャドウという敵との戦いを繰り広げる。
原作:ATLUS 声優:石田彰(結城 理)、豊口めぐみ(岳羽ゆかり)、鳥海浩輔(伊織順平)、田中理恵(桐条美鶴)、緑川光(真田明彦)、能登麻美子(山岸風花)、中井和哉(荒垣真次郎)、ほか
映画「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birthの予告編 動画
映画「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」解説
この解説記事には映画「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth のネタバレあらすじ:起
幼い頃に両親を失った結城理は、その影響か非常にクールで、感情表現の乏しい青年に成長していました。そんな彼は、家庭の事情で月光館学園という中高一貫校の高等部に入学することとなります。そして、付属の学園寮に入寮することとなった結城は、その寮の門を潜りました。するとなんと、突如不思議な空間が現れ、見たこともないような化け物に襲われてしまったのです。しかし、ここで不思議なことが起こります。
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth のネタバレあらすじ:承
結城は自分でも知らないうちに、その化け物に対応できる対応策を身につけていたのでした。そんな結城の姿を見た学生が、結城をとある場所へと連れて行く。それは、Special Extracurricular Execute Sector、通称特別課外活動部と呼ばれる組織だった。その組織のメンバーは、結城に彼が体験した不思議な事象について説明を始める。その説明はにわかには信じられないものだった。実はこの世には「影時間」と呼ばれる不思議な空間が存在し、そしてその影時間には先ほど結城が見たような化け物、シャドウがあらわれるのだ。
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth のネタバレあらすじ:転
先程結城が用いたシャドウを退けた力は「ペルソナ」という能力。ペルソナとは、内なるもう一人の自分。それが具現化された姿がそのペルソナなのです。そして特別課外活動部の面々は、皆が理と同じくペルソナを扱う能力に目覚めていました。特別課外活動部のメンバーそれぞれがそれぞれの理由で、そのシャドウと日々戦い続けています。そして、理もそのメンバーに勧誘されることとなったのです。しかし元々自分の命に対しての危機意識が足りない理。そんな彼は無法な振る舞いをとり続けます。
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth の結末
しかし、彼の為を思って本気で怒ってくれる仲間と出会えたことで、理は少しずつながらも変わっていくのでした。戦いを続けていく最中、理には他の面々とは違った能力があることが発覚します。その能力の名前は「ワイルド」。本来であれば一人一体しか持てない筈のペルソナを、理は複数所持することができるのです。そして理はその能力を用い、強い力を持つシャドウも打ち倒していきました。そんな彼の前に、一人の少女があらわれたところで物語は続編へと続きます。
「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」感想・レビュー
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大人気ゲームタイトルの初劇場化4部作の1部目。ペルソナサウンドはちゃんとあって安心。ゆみ姉さんのソウルフルなテーマ曲もあります。
終盤で主人公が覚醒します。感情の起伏が少なかった主人公が、自分の役割にきづきます。バイクで駆けつけるシーンは必見。
次回作になったらアイギスが登場、それまで楽しみ!
ゲーム「ペルソナ3」のファンにとっては最高な出来栄えの作品だったと思います。
本編ではほとんど喋ることのない主人公にセリフがつき、曖昧だった設定が明確化。
かつてボス戦をプレイした時に感じた「爽快感」と「緊張感」を思い出させてくれるような戦闘シーン。
ゲーム原作アニメとしての醍醐味がしっかり詰まったクオリティーの高い映画でした。