マライアと失われた秘宝の謎の紹介:2013年イギリス映画。博物館で講演する両親のもとへ友人のウィルが、ミダスの箱の地図を見つけられたと血まみれで伝えにきます。母が即座に息子のマライアにアミュレットの石板を渡した事から、両親は拉致され、マライアはルガーの手下たちに追われるハメになります。さらわれた弟のフェリックスを助けるためにマライアはルガーのホテルに従業員として潜入しますが…という内容の1885年のイギリスを舞台にしたアドベンチャー映画です。
監督:ジョナサン・ニューマン 出演者:アナイリン・バーナード(マライア)、メラ・キャロン(サーシャ)、マイケル・シーン(ウィル)、サム・ニール(ルガー)、レナ・ヘディ(モニカ)、ヨアン・グリフィズ(チャールズ)ほか
映画「マライアと失われた秘宝の謎」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マライアと失われた秘宝の謎」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マライアと失われた秘宝の謎の予告編 動画
映画「マライアと失われた秘宝の謎」解説
この解説記事には映画「マライアと失われた秘宝の謎」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マライアと失われた秘宝の謎のネタバレあらすじ:起
1885年ロンドン。博物館でチャールズが講演をしています。妻のキャサリンと息子のマライアとフェリックスもいます。講演が終わった頃、マライアは父の友人のウィルに声をかけられます。ウィルは腹を刺されていて血が出ています。ウィルは苦しみながら「地図が奴らに見つかった、箱もすぐ奴らの手に渡る」と言いました。
それを聞いたキャサリンはマライアに耳打ちし「フェリックスの面倒を見て」と言ってアミュレットという二つの石板を渡し、親子は別れます。その後、両親は何者かに拉致され連れて行かれます。自宅でフェリックスと二人でいたマライアでしたが、男たちが侵入して、何かを探しています。二人はベランダから逃げました。
そのころ、両親を拉致したルガーは、キャサリンに「旦那は協力的でない、さあアミュレットのありかを教えろ」と迫ります。キャサリンはルガーに唾を吐き何も喋りませんでした。するとルガーは配下の者に「息子たちを探せ」と命令します。
マライアと失われた秘宝の謎のネタバレあらすじ:承
マライアとフェリクスは空腹に耐えられなくなり、食べ物を盗んで捕まってしまいます。連れて行かれたところにはルガーの手下が待っていました。フェリックスが持っていたアミュレットが奪われた時、ウィルが助けに行きました。マライアは逃げ切ったものの、フェリックスは捕まってしまいます。
ウィルは「地図を見つけたルガーは、中のものを黄金に変えることが出来るミダスの箱を探している。ルガーが島のホテルを買った事から近くにあるはずだ。ホテルの従業員の書類を渡すから、潜入して弟を探せ。オレはお前の両親を探す」と言って紙を渡されます。
島に渡りホテルに着くと、支配人のモニカに案内されボーイの服をあつらえる部屋に連れて行かれます。マライアはそこで働くサーシャと仲良くなります。早速フェリックスの事を聞きますが、サーシャは「面倒はごめんだ」と言いながらも相談に乗ってくれました。この島では「夜になると、眼が光る怪物が出る」という噂があり、島民は夜は出歩きません。そんなこともあり、二人は仕事中に抜け出して色々調べます。
マライアと失われた秘宝の謎のネタバレあらすじ:転
サーシャが「ルガーが地下の水源を見つけ金儲けをした」と言って、地下水のくみ上げ装置を見せます。すると奥の洞窟で、ホテルの前オーナーのミイラ化した死体を見つけます。
奇術師のグレート・ミズミラが、ディナー後の余興の為にやって来ます。マライアはビズミラのショーを手伝うことになりました。ルガーの首にフェリックスから奪われたアミュレットがかけられているのを見たマライアは、ルガー専用のエレベーターにサーシャと乗ります。それはルガーの書斎に繋がっていました。
世界の宝が所狭しと置かれています。そしてミダスの箱のありかの地図もありました。地図を破って盗むとルガーが戻って来て、二人は海へ飛び込んで逃げます。ずぶぬれで戻ってきたマライアがモニカに見つかるものの、ビズミラが「水中脱出の手伝いをしている」と言って助けてくれます。
1回目のショーで水中脱出を披露したビズミラは、2回目でギロチンショーを見せます。観客席からルガーを呼び、ギロチンで殺そうと企んでいましたが、途中で正体がウィルだとバレて銃撃戦になります。ウィルと一緒に逃げたマライアは眼の光る怪物を見ます。それは装甲車のような採掘車でした。
マライアと失われた秘宝の謎の結末
「地下の水脈近くでミダスの箱を発掘しているはずだ」というウィルの言葉に、地下に潜り込んだマライアは、強制労働の子供たちの中にフェリックスを見つけて助け出します。しかし逃げている最中に小部屋にフェリックスが閉じ込められ水攻めにされ、ルガーに追い詰められると「助けたかったらアミュレットを渡せ」と言われ、渡します。
青く光り出したアミュレットを二つ合わせ、石板に埋めると扉が開きミダスの箱を見つけます。そこへウィルが警察を連れてやって来ました。銃撃戦になり、ルガーはミダスの箱を武器に変えて発射すると、人間が消滅しました。
騒動の隙にマライアとサーシャは子供たちを全員逃がし、ミダスの箱を奪い取ってルガーに発射して消し去り、フェリックスを助けます。やがてルガーの配下は全員逮捕され、ミダスの箱は押収され管理されることになりました。マライアら3人は警察から表彰されます。
父が死んで一人になったサーシャにマライアは「僕たちと一緒に暮らそう」と言います。ウシルは「黒幕のゴーメンバークを探しに行く」と言って旅立ちます。そのころゴーメンバークは、マライアの母キャサリンをミイラのように巻いて棺に閉じ込めていました。「アミュレットさえ渡さなければこんなことにならなかったのに」というゴーメンバークこそ、マライアの父チャールズでした。
以上、映画「マライアと失われた秘宝の謎」のあらすじと結末でした。
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