ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣の紹介:2017年ロシア, アメリカ映画。ディズニーとロシアがタッグを組み制作されたSFファンタジー作品。人間世界でペテン師として生きていた主人公が自らの運命を知り異世界で救世主として成長していく過程を描いています。王道ファンタジーらしく魅力的なキャラが多数登場します。
監督:ドミトリー・ディアチェンコ 出演:ヴィクトル・ホーリニャク(イワン)、ミラ・シヴァツカヤ(ヴァシリーサ)、イェフゲニー・ディアトロフ(ドブリーニャ)、エカテリーナ・ヴィルコワ(ヴァルヴァラ)、セルゲイ・ブルノフ(ヴォジャノーイ)、コンスタンチン・ラヴロネンコ(コシチェイ)、イェレーナ・ヤコヴレヴァ(バーバ・ヤーガ)、ユーリー・ツリーロ(イリヤ)、ほか
映画「ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣の予告編 動画
映画「ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣」解説
この解説記事には映画「ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣のネタバレあらすじ:起
伝説の戦士イリヤが白い馬に乗って逃げています。追いかけるのは悪い魔女ヴァルヴァラの一団です。追手の足を止めながら逃げるイリヤでしたが、ついに捕まってしまい、魔法の剣を渡せと言うヴァルヴァラの魔法によって石にされてしまいます。
現代のモスクワ。
人気魔術師として名前を売っているイワン、実際は魔術を使えるわけでなく、口だけ達者なペテン師でした。ある日、そのペテン行為が災いし、マフィアに追われてしまうイワン。逃げようと入り込んだウォータースライダーを抜けると、そこは今までとは全く違う異世界だったのです。
森の中の木の洞窟から出たイワンは、老魔術師からここにやってきた経緯を聞きます。イワンが伝説の剣士イリヤの息子で、陰謀を察知していたイリヤが人間界にイワンを隠したのだ。にわかには信じられないといった表情のイワン。老魔術師はイワンに指輪を渡すと、すっと消えてしまいました。
イワンは追手に捕まってしまいます。連れて行かれたのはヴァルヴァラの夫ドブリーニャの所でした。友人(イリヤ)の息子だからと歓迎されますが、それを良しとしないヴァルヴァラによって地下牢に閉じ込められてしまいます。
ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣のネタバレあらすじ:承
イワンはそこで会った不死身の男コシチェイに、ベロゴリア王国に関して詳細を聞きます。ドブリーニャが持つ水晶と、イリヤが持つ魔法の剣、合わさる時に不老不死になれるといいます。コシチェイは1000年もの間不老不死となり、ベロゴリア王国を支配していましたが、ヴァルヴァラに捕まってしまいます。
そこにイワンやコシチェイの知り合いの魔女バーバが捕まり、放り込まれます。バーバはイワンに魔法の剣を探すよう告げ、カエルを若い少女ヴァシリーサに変えたバーバは、地下牢からの逃亡を図りました。
追手を振り切り、魔法の剣を探し始めます。最初は面倒くさがったイワンでしたが、コシチェイに、魔法の剣があれば人間の世界に帰れると言われ、俄然張り切りだします。剣が隠されているのは白の山と言われています。そこに行くためには、半魚人のヴォジャノイに会わなければなりません。
死の川を渡るために、どうしてもヴォジャノイの力が必要なので、ヴォジャノイを上手くそそのかし着いて来させます。追手を振り切り、巨人が守る場所も何とか通過し、死の川にたどり着きました。
ヴォジャノイのおかげで死の川の対岸にたどり着く事のできた一行は、白の山まであと1日程の所までやってきていました。イワンは自分をイリヤの息子ではないと思っています。しかしヴァシリーサから、魔法の剣はイリヤの息子しか扱う事が出来ず、他の者が使うと死んでしまう事を知り、怖くなって逃げ出してしまいます。
逃げ出した所にヴァルヴァラがやってきて、皆を捕まえようとしました。結局イワンも捕まってしまい、連れて行かれます。
ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣のネタバレあらすじ:転
ヴァルヴァラはイワンに魔法の剣を探すよう告げます。イワンは適当に偽の剣を渡そうとしますが、ヴァルヴァラにバレてしまいます。怒るヴァルヴァラと戦うために咄嗟に掴んだ枝が剣へと変貌し、魔法の剣となりました。イワンは本当にイリヤの息子だったのです。
イワンが剣を一振りするだけで、辺り一帯がなぎ払われていきます。イワンは剣をコシチェイに渡し、コシチェイはドブリーニャから水晶と交換に剣を渡します。しかし、その水晶は偽物で、ドブリーニャは両方を手に入れるつもりでした。
剣を手にした時に人間世界へ繋がる道を作り出していたイワンは、戦いの途中で逃げ出してしまいます。そんなイワンを見てヴァシリーサは失望しました。
ようやく人間世界へ戻り、普段の生活を取り戻したイワンでしたが、どうしてもベロゴリア王国の事が頭から離れません。もう一度ベロゴリアに行こうと、あのウォータースライダーを滑るものの、異世界には辿り着かず、不法侵入で逮捕されてしまいます。
留置所の中にあの老魔術師がいて「3頭の竜を開放せよ」という言葉と共に、イワンを再びベロゴリア王国に送りました。
ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣の結末
到着したイワンは早速3頭の竜を探します。想像したよりは小さな竜でしたが、イワンは竜たちを開放しました。そしてドブリーニャに囚われているヴァシリーサたちを助けに行きます。
不死身になる儀式を終え、不死身となったドブリーニャに苦戦を強いられますが、コシチェイと協力し水晶を割ることに成功します。ドブリーニャの不死身は解け、ドブリーニャとコシチェイは灰になってしまいました。
ドブリーニャについていて形勢が悪くなったと悟ったヴァルヴァラは逃げ出します。すると、ヴァルヴァラのかけた呪いは解け、石になったイリヤは元に戻りました。悪者の消えたベロゴリアで宴会が開かれます。
イワンは一度は人間世界に帰ったものの、再びベロゴリアに戻り、ヴァシリーサと共に暮らしました。その一方で…モスクワではイワンの家政婦だったガリーナの元に、ヴァルヴァラが訪ねてきます。ガリーナはヴァルヴァラに「娘よ…」と呼び掛けます。
以上、映画「ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣」のあらすじと結末でした。
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