ザ・ベビーシッターの紹介:2016年アメリカ映画。12歳のコールは、いじめっ子達にいじめらていた時、ベビーシッターのビーに助けてもらいます。美人で年上のビーに憧れるコールは、両親が泊まりで出かける日をビーと楽しく過ごします。やがて寝る時間になると、ビーは友達を家に呼んできます。SEXをしてるんじゃないかと気になるコールは、部屋を抜け出しビー達の様子を覗き見しますが…という内容の、恐怖のベビーシッターのお話です。
監督:マックG 出演者:ジュダ・ルイス(コール・ジョンソン)、サマラ・ウィーヴィング(ビー)、ベラ・ソーン(アリソン)、ロビー・アメル(マックス)、ハナ・メイ・リー(ソニア)、エミリー・アリン・リンド(メラニー)、アンドリュー・バチェラー(ジョン)、レスリー・ビブ(母)、ケン・マリーノ(父)、ほか
映画「ザ・ベビーシッター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・ベビーシッター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・ベビーシッターの予告編 動画
映画「ザ・ベビーシッター」解説
この解説記事には映画「ザ・ベビーシッター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・ベビーシッターのネタバレあらすじ:起
注射が怖い12歳のコールは予防接種を先生に説得され、どうにか受けます。同級生で仲の良いメラニーと帰っていると、メラニーの父が爆音を轟かせ古いスポーツカーで迎えに来ます。
メラニーと別れ、家に帰っているといじめっ子のジェレミーらが立ちふさがります。いつものようにいじめられていると、ベビーシッターのビーが車で通りかかります。ビーがジェレミーを脅すと、尻尾を巻いて逃げました。ビーの車に乗せてもらい家に帰ったコールは、年上のビーに憧れていました。
自宅では両親が「明日の夜は帰らないからビーを呼んでいる」と言います。翌日、学校でこの話をメラニーに話すと、「両親はSEXするんだよ」と言います。「メラニーはベビーシッターの日はいつも、夜になると友達を呼んでいる」とコールが言うと、「ビーもSEXしてるんだよ。乱交を」とメラニーが言います。
夜になり両親が出て行く前にビーがやって来ます。コールはビーと楽しい夕食をとり、映画を見て、就寝時間が近づくとビーがいつものように、酒入りのジュースを作ってくれました。思惑のあったコールは、ジュースを飲んだふりをして撒いて自分の部屋に戻ります。
ザ・ベビーシッターのネタバレあらすじ:承
ベッドに入ったコールはメラニーにWEB電話をします。リビングにはビーの友達たちが集まっていました。その話をするとメラニーは「絶対SEXする」と言います。確認に来たビーに寝たふりをしてやり過ごしたコールは、深夜12時前、階段の隅からリビングの様子を覗いていました。
ビーのほかに、マックス、ジョン、アリソン、ソニア、サミュエルらがいます。見ていると『真実と挑戦』のゲームを始めます。マックスが真実を選ぶと、「この中で誰とやりたい?」と聞かれます。マックスは「アリソンだ」と言うと、今度はビーの番です。挑戦を選んだビーに、マックスが「全員とキスをしろ」と言います。
ビーが順番にキスをしていき、サミュエルに向かい合います。動揺するサミュエルに優しくキスをすると、突然両手にナイフを持ち、サミュエルの頭に突き刺しました。そしてナイフを抜くと、メンバー達は流れ落ちる血をカップに集め始めます。
「神聖な儀式の為に選ばれたんだ」とビーが言うと、メンバー達は「これで夢が叶う」とはしゃいでいます。そしてビーが「次はコールの血だ」と言います。それを聞いたコールは驚いて部屋に戻りました。
ザ・ベビーシッターのネタバレあらすじ:転
警察に通報し、窓から逃げようとしますが、階段を上がってくる音がしたため寝たふりをします。ビーが「飲み物に睡眠薬を入れておいたから起きないはずだ」と言って、コールの腕に注射をして血を抜きます。「純真な少年の血があれば夢が叶う」とビーが言って部屋を出ます。
コールはカーテンを結んで窓から逃げようとしますが、ビーに見つかり拘束されました。小型ナイフで必死にロープを切っているコールでしたが、ジョンが「全部見えているぞ」と言います。
その時、警官二人が乗りこんできました。マックスが鉄の棒を投げると、警官の眼を貫通します。そのはずみで拳銃が発射されてアリソンが撃たれて倒れます。やがて警官二人を殺すと、アリソンが蘇りました。
アリソンがわめいている隙にコールが逃げ出し、階段を上にあがります。追いかけたジョンが脚を滑らせて落下し、首にトロフィーが刺さって死亡。その後、軒下に隠れたところをソニアに見つかり、コールは殺虫剤のスプレーに火をつけて焼き殺しました。次にマックスがコールを追いかけますが、ロープに首が絡まり死亡。
やがてコールは近所のメラニーの家に逃げ込みます。しかしビーが追ってきたため、「警察に通報して」とメラニーに頼み、自宅に戻ります。
ザ・ベビーシッターの結末
ぐったりして動かないアリソンが突然起き上がり、コールに襲いかかります。するとビーがアリソンをショットガンで射殺しました。ビーはコールを仲間にしようと、自分は悪魔とつながっていると、説得を始めます。
話を聞きながらコールは、儀式に必要な書物を取り上げ火を付けます。ビーが慌てる隙に、家を飛び出したコールはメラニーの父のスポーツカーに乗りこみ、エンジン、アクセル全開で自宅の前のスロープに突っ込み、車ごと2階の自分の部屋に飛び込みます。
車を降りると、ビーが車の下敷きになっていました。コールは瀕死のビーと今までの想い出を冷静に話し始めます。やがてビーの意識がなくなったころ、パトカーと救助隊がやって来ました。家を出ると、メラニーがやって来ました。メラニーはコールにキスをします。ジェレミーらもやって来ました。自分たちが出来ない大きなことをやったコールを見たジェレミーらは、コールを見直します。
両親が帰って来ました。コールに抱き着く両親に、「もうベビシッターはいらない」と言います。救助隊が家の中を調べると、車の下敷きになったはずのビーが襲ってきました。
以上、映画「ザ・ベビーシッター」のあらすじと結末でした。
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