映画 おそ松さんの紹介:2022年日本映画。赤塚不二夫の人気漫画でアニメ化にもなった作品を、人気グループSnowMan主演で製作されました。六つ子の長男・おそ松が養子を申し込まれことがきっかけとなり、それを認めようとしない弟たちが、自分が養子に選ばれるよう争いを繰り広げます。
監督:英勉 原作:赤塚不二夫 出演:向井康二(おそ松)、岩本照(カラ松)、目黒蓮(チョロ松)、深澤辰哉(一松)、佐久間大介(十四松)、ラウール(トド松)、阿部亮平(クローズ)、宮舘涼太(ピリオド)、渡辺翔太(エンド)、前川泰之(イヤミ)、髙橋ひかる(トト子)、八木莉可子(ハル)、榎木孝明、南果歩、ほか
映画「おそ松さん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おそ松さん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「おそ松さん」解説
この解説記事には映画「おそ松さん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画 おそ松さんのネタバレあらすじ:起
松野家の六つ子たちはクズで童貞でニートという、どうしようもない連中です。今日も朝からパチンコ屋に並んでいましたが、ヒロインのトト子(髙橋ひかる)が通りかかり、声をかけます。しかし相手にされません。
そうこうしているうちに、一番後ろに回されてしまったおそ松(向井康二)が激怒し、パチンコ屋の前で粗相をしてしまいます。そのせいで兄弟たちがボコボコにされてしまいました。おそ松は兄弟たちから、自分たちの人生が冴えないのはおそ松が頼りないからだと怒られてしまいます。
チビ太(桜田ひより)のおでん屋で酒を飲むおそ松、そこにイヤミ(前川泰之)がやってきたので憂さ晴らしをしていると、カラ松(岩本照)・チョロ松(目黒蓮)・一松(深澤辰哉)・十四松(佐久間大介)・トド松(ラウール)の兄弟たちもやってきて、いつの間にか仲直りできました。
おでん屋の帰り道、おそ松が立ちションした高級車の持ち主の老夫婦が現れます。老夫婦は亡くなった息子がおそ松に似ていたことから、おそ松を養子に迎えたいと提案します。六つ子なんだからおそ松じゃなくても良いはずだと、養子に相応しい人間になろうと、それぞれ自己研鑽を始めます。
映画 おそ松さんのネタバレあらすじ:承
おそ松は東大に入ろうと図書館で猛勉強を始め、そこで出会ったハル(八木莉可子)に惹かれていきます。三男のチョロ松はオタクを卒業し、なんとNo.1ホストになります。その後ナンパで出会ったハルに一目惚れ、おそ松とのハルを巡ったバトルが始まります。
次男カラ松は、体を鍛えていると橋から落ちてしまい、記憶喪失に。4男一松は就職活動をしますが全滅して落ち込みます。6男トド松は起業家を目指します。5男十四松は侍時代にタイムスリップしてしまいます。
それぞれ自己研鑽するはずが、なぜか変な方向に進み始めてしまいました。おそ松さんの話から逸脱し始めたので、この展開を終わらせようと物語終わらせ師が登場します。
終わらせ師のエンド(渡辺翔太)は、おそ松とチョロ松の恋愛バトルを終わらせようと動きます。しかし、悪戦苦闘し恋愛バトルをようやく終わらせますが、エンドは十四松のいる時代にタイムスリップしてしまいました。
カラ松、一松、トド松らのハチャメチャな展開を終わらせようと、終わらせ師のピリオド(宮舘涼太)、クローズ(阿部亮平)は奮闘しますが、なかなか終わらせてくれません。
映画 おそ松さんのネタバレあらすじ:転
エンドがタイムスリップしてから、おそ松とチョロ松はハルが半年の命だと告げられ、しんみりモード。そこにカラ松やピリオド、一松にトド松、クローズまで登場し、醜い争いが勃発します。
そこに、ヤケになった一松がこの世がなくなってしまえとばかりに、辺りを爆発させると爆発に巻き込まれてハルは死亡、そうこうしているうちに過去から十四松が帰ってきます。さらに醜い争いへと発展していきました。
そこに六つ子の両親である父・松造(光石研)と母・松代(濱田マリ)が登場、彼らは六つ子を養子にやりたくないと話します。しかしそれは全くのハッタリで、両親は顔が似ているのなら私達にも養子になる権利があるはずだと、両親含めた醜い争いが勃発します。
そこに、イヤミが白色のパーカーを着た男を連れてきました。男は六つ子達にそっくりで、その男こそが死んだはずの老夫婦の息子・義松(栗原類)だと判明します。このままでは養子の話がなくなってしまうと、六つ子達は我先にと老夫婦の元を目指すのでした。
しかし、義松が現れて衝撃的な告白をします。実は六つ子は老夫婦が生み出した義松のクローンで、老夫婦は本当は出来損ないの六つ子を消し去ろうとしてるのだと話します。六つ子達はクローンなんてハッタリだ!と主張します。
映画 おそ松さんの結末
そして、実写映画なんだからカツラと服を取ってしまえば、そっくりなんて言えなくなるはずだと、義松のカツラと服を剥ぎ取ってしまいました。裸にされた義松は仕方なくその場にあった革ジャンと浴衣を着ます。すると、その姿を見たピリオドが親の形見である革ジャンを着た義松が、自分の親なのではと言い出しました。
そしてハルの浴衣を着た義松がピリオドの母親という展開になり、義松は女の子になってしまいます。おそ松とチョロ松は、ハルが持っていた浴衣が母親の形見で自分の娘に着せたいと言っていた事を思い出しました。つまり義松はハルの孫娘なんだと言い出します。
ということは、義松の母親である老婦人はハル?だと言っていると、老婦人(南果歩)がハルへと姿を変えました。そうこうしているうちに、メカ化したクローズが現れ、十四松が勢い余って再びタイムスリップ、再び現代に戻ると、老紳士(榎木孝明)がハタ坊(加藤諒)に変わっていました。
なぜこんな事に?と考えていると、ヨボヨボの姿になったエンドが、老紳士がタイムスリップ後、子供時代の老紳士と頭をぶつけました。それが原因で子供時代の老紳士はおバカなハタ坊へと変化してしまったのです。
つまり、おバカなハタ坊では、過去の老紳士のような大企業のCEOになれるはずもなく、大企業すら存在していません。もちろん養子の話もなくなりました。六つ子達はクズで童貞でニートのいつもの日常に戻っていきました。
以上、映画「おそ松さん」のあらすじと結末でした。
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