フィフス・エレメントの紹介:1997年フランス,アメリカ映画。ある学者がエジプトで地球を救う至高の存在「フィフスエレメント」の存在を発見した。それははるか未来くるであろう未曽有の危機に対抗する唯一の存在だった。それから300年後。ある日コーベンが運転するタクシーに若い女性が落ちてきた。どうやら彼女は政府から追われているよう。そしてその正体こそフィフスエレメントであった。
監督:リュック・ベッソン 出演:ブルース・ウィリス(コーベン・ダラス)、ゲイリー・オールドマン(ゾーグ)、イアン・ホルム(コーネリアス神父)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(リールー)、クリス・タッカー(ルビー・ロッド)ほか
映画「フィフス・エレメント」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フィフス・エレメント」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フィフス・エレメント」解説
この解説記事には映画「フィフス・エレメント」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フィフス・エレメントのネタバレあらすじ:危機
エジプトで壁画の解析をしている博士の前に宇宙服に身を包んだ者達が現れた。彼らは何かを運び出しはるか未来の地球の危機にまたやってくると残し飛び立っていった。それから300年後その危機が訪れた。飛躍的な発展を遂げた人類の前に姿を現したのは謎の球体。それは人間の攻撃を吸収しさらに大きくなっていた。向かう先は地球。それは人類を滅ぼそうとしていた。そこへ地球の危機に地球へ戻ると告げていた彼らが現れた。しかし妨害にあい彼らは船ごと地球へ墜落してしまう。生存者はゼロだった。しかし政府は見つかった腕の一部からその体を再生することにした。
フィフス・エレメントのネタバレあらすじ:出会い
タクシー運転手として働くコーベン。運転は少し手荒ですでに残り点数は少なくなっていた。ある日いつものようにタクシーを走らせていると空から不思議な服に身を包んだ女性が降ってきた。知らない言葉を話すその女性はどうやら警察に追われているらしい。彼女を連れて逃げるコーベンは聞き取れない彼女の言葉の中にある人物の名前を聞いた。コーネリアス神父。彼の元へ彼女を連れて行き話しをするとどうやら重要な人物らしい。彼女を神父に預けコーベンは家へ帰った。リー・ルーと名乗ったその女性はある人物と会う約束をしていた。しかしその場所は地球から離れた別の星だった。
フィフス・エレメントのネタバレあらすじ:石
コーベンの元に懸賞当選のはがきがきた。ある星への旅行券だ。それと同時に彼の元にリー・ルーを連れた神父が姿を現した。神父はコーベンに強力を仰ぐ。コーベンは当選した券を使いリー・ルーと共に彼女の約束の場所へと向かう。フィフスエレメントの力を使うのに必要な石をもらうため。しかしその石を狙う存在がコーベン達の邪魔をしようとしていた。武器商人ゾーグ。彼も石を狙っていた。約束の場所はあるホテル。その日ホテルでは有名歌手を招いたコンサートが開かれていた。その歌手こそ石を持つ人物。宇宙の危機を救うためフィフスエレメントに石を渡しに来たのだった。
フィフス・エレメントの結末:五つ目
コンサート会場が襲撃された。犯人はゾーグに雇われた宇宙人の集団。たちまち銃撃戦になりホテルは大混乱になる。その時ホテルの一室でリー・ルーがその集団と戦っていた。返りうちにすることはできたがそこにゾーグ自ら乗り込み彼女を撃ってしまう。銃撃に巻き込まれた歌姫はコーベンに石を託した。そしてコーベンはリー・ルーを見つけホテルを後にする。向かったのはエジプト。かつて石が設置されていた場所だった。台座が4つ。そこにそれぞれの石を設置し中央にフィフスエレメントを供える。そうすれば危機は去る、そのはずだった。何かが足りなかった。意識を失いかけているリー・ルーは消え入りそうな声で足りない物を口にする。愛が必要だった。彼女の知らない愛。そこにコーベンがキスをする。すると彼女から光の柱が天に伸び、宇宙に浮かぶ球体を破壊した。危機は去った。そして二人は深い愛に包まれた。
以上、映画フィフスエレメントのあらすじと結末でした。
「フィフス・エレメント」感想・レビュー
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この映画でもゲイリー•オールドマンの変人演技がキレッキレで最高です。スーパーモデルのミラ•ジョボヴィッチ映画デビュー作品。この時は大アクション映画女優になるとは予想もつきませんでした。J.Pゴルチェの衣装がスタイリッシュで流石にモデルであるジョボヴィッチの着こなしがお洒落でした。こんなおしゃれ空間にむさ苦しいブルース•ウィルスがいるのがおかしいくらいに洗練されたヴィジュアルでした。
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ハイセンスな映像美。SF映画だが、いつまで経っても古臭さを感じることはなく、単純なストーリーの中にもメッセージが込められていて感動もする。主人公のブルースウィリスとミラジョボビッチがまだ若くフレッシュな演技だが、きっちりとリュックベッソン色に染まっていて魅力的。キャラクター設定も上手で、どの登場人物も見ていて飽きない。大人から子どもまで楽しめる作品。
最高だった!世界の存亡を賭けた石を集めるSFアクションではあるけれど、コーベン・ダラスとリー・ルーが最後に辿り着くのは二人だけの真実の愛。リュック・ベッソン監督の良いとこどりだと思う。元軍人、現在はしがないタクシー運転手で人生の酸いも甘いも知ったコーベンと何も知らず天真爛漫なリー・ルーのギャップもまた良くて……。リー・ルーを演じてるのはミラ・ジョヴォヴィッチ。アクションも演技もスタイルも完璧!これは注目されて当然だったと思う。衣装も音楽も映像も、すべてがトップクラスの映画です!おすすめ!