荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEの紹介:2011年日本映画。『聖☆おにいさん』などのヒット作を生み出している大人気漫画家、中村光によるもう一つの代表作。実写化不可能だと思われていた今作が、超豪華キャスト陣によってスクリーンに!
監督:飯塚健 出演:林遣都(市ノ宮行 / リク)、桐谷美玲(ニノ)、小栗旬(村長)、山田孝之(星)、城田優(シスター)、片瀬那奈(マリア)、安倍なつみ(P子)、徳永えり(ステラ)、有坂来瞳(ジャクリーン)、駿河太郎(ラストサムライ)、平沼紀久(ビリー)、末岡拓人(鉄雄(兄))、益子雷翔(鉄郎(弟))、手塚とおる(シロ)、ほか
映画「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEの予告編 動画
映画「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」解説
この解説記事には映画「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEのネタバレあらすじ:起
市ノ宮行は、大企業の御曹司として生を受けました。幼い頃から英才教育を受けてきた行は、この度晴れて社会人となります。そんな行が最初に行うことになったのが、『荒川河川敷開発計画』。しかし、なんと荒川には多数の不法占拠者がおり、彼らを立ち退かせない限り工事が進みません。そこで、行は彼らに話をつけるべく一人荒川へと向かいます。しかし、そこにいた不法占拠者は誰も彼も変わり物ばかり。彼らのペースに巻き込まれた行は、川に落ちて溺れてしまいます。そんな行を助けたのは、不法占拠者の一人であるニノでした。借りを作りたくない行は、ニノにして欲しいことはないか、と尋ねます。すると、行はニノは恋人になって欲しいと言うのでした。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEのネタバレあらすじ:承
ニノは自らのことを金星人と名乗り、七夕の日に家に帰るまでに恋を経験したいと言うのです。勿論行はそんなことは信じませんが、恋もまた仕事と考え、その提案を飲むことにしたのでした。そして、荒川河川敷の村長と名乗る河童の格好をした人物に”リク”という名前を与えられた行は、彼らと共に河川敷で生活をすることになるのでした。慣れない河川敷での生活を送りながらも、リクはどのようにして住人達を追い出すか考えていました。金を積もうにも、自給自足をしている住民達は一切興味を示しません。そして、河川敷で生活をしていく中で、リクに少しずつ変化が訪れます。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEのネタバレあらすじ:転
今まで冷たい世界で生きてきたリクが、初めて自分の固執してきた『借りの作らない人生』に疑問を感じ始めたのです。しかし、そんなリクに父親である積が気づき、七夕の2週間前に工事を開始することを無理やり決めてしまうのでした。その頃にはニノを本当に好きになっていたリクは、彼女の居場所を守りたい、と初めて父親に反抗、工事を止めるべく奔走します。リクが頼ったのは、国土交通大臣の高屋敷です。そして、高屋敷はリクの熱意に突き動かされ、開発許可証を破棄したのです。思惑通りにいって幸せだったはずのリク。しかし、リクはニノと喧嘩をしてしまいます。ニノに謝るためにニノの家に行くことになったリク。なんと、ニノの家は川の下にありました。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEの結末
ニノは酸素ボンベもなく、川の下で生活をしています。ニノが金星人というのは本当だったのです。リクはニノに謝り、二人の気持ちは通じ合います。しかし、そこに無理矢理工事を進めようとした積と工事のトラックがやってきました。リクは積に土下座をし、工事をやめて欲しいと願い出ます。今まで利益ばかりを追い求めてきたリクですが、ここにきてから大切な物が沢山出来たのです。積も最終的にそんな成長したリクを認め、トラックを引き上げて行きました。そして、ニノが金星に帰る日がやってきます。リクはニノに金星の言葉で愛を告げ、ニノは金星に旅立っていきました。
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