アサシン クリードの紹介:2016年イギリス,フランス,アメリカ,香港映画。優秀なアサシンを先祖に持つ死刑囚カラム・リンチは何者かに誘拐され遺伝子操作をされてしまう。そして自分の先祖の記憶を自ら体験することによって重大な秘密を見つけ出すのだった。果たして彼は人類の未来を救うことができるのだろうか。
監督:ジャスティン・カーゼル 出演:マイケル・ファスベンダー(カラム/アギラール)、マリオン・コティヤール(ソフィア・リッキン)、ジェレミー・アイアンズ(アラン・リッキン)ほか
映画「アサシン クリード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アサシン クリード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アサシン クリードの予告編 動画
映画「アサシン クリード」解説
この解説記事には映画「アサシン クリード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アサシンクリードのネタバレあらすじ:起
1492年スペイン、アンダルシア。アサシン教団の一員であるアギラールはマリアと共に対立する組織、テンプル騎士団を阻止しようとしていた。テンプル騎士団はイスラムの王が持つエデンの果実を手に入れ、その力を利用して世界を支配しようとしていたのだ。一方1986年メキシコ、バハ・カリフォルニア。カラム・リンチが家に帰るとそこには愛する母親の変わり果てた無残な姿とその隣にナイフを持ちアサシン教団の姿をした父親の姿があった。そこへ突然大勢の銃を持った男たちが現れ、カラムは父親に逃げるよう言われ状況を把握できないままひたすら走るのだった。
アサシンクリードのネタバレあらすじ:承
それから30年後、アメリカ、テキサスの刑務所。殺人をおかしたカラムに死刑が決行されようとしていた。30年前の母親の死は父親による殺人だと思っていたカラムは最後の一言として自分の父親に地獄で会おうと伝えるように、と言い放ち死刑決行を待った。しかし彼が次に目を覚ました時には彼の目の前に美しい女性ソフィア・リッキンが居た。彼は死んでおらず、彼女たちに誘拐されて居たのだった。ソフィアにあなたの助けが必要だと言われたカラムだったが状況が飲み込めず困惑する。そんな彼にソフィアはここがスペインのマドリッドにあるアブスターゴ財団のリハビリテーション施設に居る事を説明するのだった。ソフィアの父でアブスターゴ財団のCEOでもあるアランは無理やりカラムをアニムスという装置をセットし彼に先祖であるアギラールの人生の追体験をさせるのだった。500年前に存在するアギラールの意識に入ったカラムはアギラールとしてアサシン教団の仲間たちと共に、イスラムの王子を拐おうとするテンプル騎士団を阻止するミッションに参加するのだった。拐われてしまった王子を救い出すべくアギラール達はテンプル騎士団を襲うのだが彼とマリア、ベネディクトが捉えられてしまう。そこでカラムの意識のシンクロがずれて追体験は終了してしまう。
アサシンクリードのネタバレあらすじ:転
自分自身の意識に戻ったカラムだったが度々アギラールの幻覚を見るようになって居た。アニムスにセットされ過ぎてしまうと幻覚は酷くなってしまうのだ。それを知っているソフィアはカラムにもっと休ませようとするがアランはカラムをアニムスに強引に入れようとするのだった。実は彼はテンプル騎士団の一員であり、カラムを利用しエデンの果実のありかを突き止め、アブスターゴ計画という、人間の自由意志を操り彼らがコントロール権を握れるような世界を作るという恐ろしい計画をしていたのだった。アランの指示で再びアニムスにセットされたカラムはテンプル騎士団に囚われたところで追体験を再開する。殺されそうになったところをマリアと共に逃げ出し、最後には勇敢にも塔の上からダイブをするのだった。ここでまたもシンクロがずれ意識を取り戻すカラムだが、アニムスのやりすぎで痙攣を起こしてしまう。回復したカラムはアランに自分の母親の仇である父親に会わせると言われる。アランの狙い通り、恨んでいた父親を殺そうとしたカラムだったが母親の死は彼女自身のものだったという事実を知り、さらにアブスターゴ財団の企みも知った彼はエデンの果実を見つけ出し、それを破壊する事を誓う。
アサシンクリードの結末
そしてカラムは自らアニムスに入った。イスラムの王は拐われた息子と引き換えにエデンの果実をテンプル騎士団に渡すが、アギラールはそれをテンプル騎士団から奪うことに成功した。その代償としてテンプル騎士団によってマリアが殺されてしまったがそれでもアギラールはエデンの果実を安全な場所に移すため、クリストファー・コロンブスに彼の墓まで持っていく事を誓わせた。この追体験を見ていたアランとソフィアはコロンブスの墓があるセヴィリア大聖堂に向かうのだった。カラムはそれを阻止しようとするがエデンの果実はアランの手に渡ってしまう。エデンの果実を手にいれたアランはテンプル騎士団の会合でスピーチを行っていた。しかしそこに現れたアサシン教団の姿をしたカラムはアランを殺しエデンの果実を奪い返して会場を後にするのだった。父親の亡骸を前にしたソフィアはアサシン教団への復讐を誓い、こうしてアサシン教団とテンプル騎士団の対立はこれからも続くのだった。
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