悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46の紹介:2015年日本映画。悲しみの忘れ方の紹介:2011年、AKB48の公式ライバルとして誕生したアイドルグループ「乃木坂46」。デビューからほんの数年でトップアイドルへと成長した彼女たちだったが、その裏にはそれぞれの葛藤や苦しみ、数えきれないほどの涙や痛みがあった。普通の女の子だった彼女たちが、傷つきながらも夢に向かって必死に坂を上り続けた姿を追った、時に痛々しいほどリアルな成長記録ドキュメンタリー映画。
監督:丸山健志 出演:乃木坂46、生駒里奈 生田絵梨花 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未、西田尚美(ナレーター)ほか
映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46の予告編 動画
映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」解説
この解説記事には映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46のネタバレ
2011年8月、AKB48の公式ライバルとして、アイドルグループ「乃木坂46」が誕生しました。
この映画は、本人のコメントと、彼女たちの母親からのコメントを交えながら、彼女たちの成長の記録を追っていきます。
秋田県出身の生駒里奈は、学生時代ひどいいじめにあい、「このオーディションに受かってアイドルになれたら、高校に行かなくてもよくなるかな」と思い、オーディションを受けます。
合格後、地元秋田を離れて上京し、親や友達のいない東京で孤独や不安でいっぱいになりながらもレッスンを重ね、初代センターに抜擢されます。
センターの人間にしか分からないプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも精一杯活動し、徐々に強くなっていきます。
そして、センターから外されてその場で倒れるほどのショックを受けたり、AKB48との兼任を経験し、彼女は少しずつ、「大嫌いな自分」から変わっていくのでした。
幼いころからピアノが大好きだった生田絵梨花は、「ミュージカル女優になりたい」という夢を持ち、乃木坂46に入ります。
頑張ったのに歌唱選抜メンバーから外されたり、大学受験との両立に悩み、一時休業を余儀なくされたり・・・。
厳しい現実にも、夢への情熱を胸にぶつかっていきます。
白石麻衣は、中学時代にいじめにあい、不登校、引きこもりがちになってしまいます。
乃木坂46のメンバーとなってからも、過去に受けた心の傷のせいで、自分に自信が持てず、人の言葉に敏感に傷ついてしまう自分に苦しみます。
それでも、「第二の人生」だと強く決意し、シングルでセンターを務めるまでに成長。モデルの仕事も増え、徐々に自分に自信を持てるようになっていきます。
家族から「おとなしくて、人と関わるのが苦手で、泣き虫で、どうなるんだろう」と心配されていた西野七瀬は、母親が応募したことをきっかけに、乃木坂46へ加入します。
自分に自信がなく、とにかく前に出るのが苦手。メンバーと積極的に関わるのも、発言をしたり自分の思いを伝えることも苦手。
そんな彼女は、活動していくうちに笑顔でいれることも減り泣いてばかりで、家族から「もう辞めなさい」と言われてしまいます。
しかし、心のどこかにあった「変わりたい」という強い気持ちが、彼女を少しずつ変えていきます。
そして、センターで歌い踊り、グル―プのため、応援してくれる家族のために笑顔で頑張れるようになっていきます。
橋本奈々未は、親の反対を押し切って、地元北海道を離れ、東京の大学に進学しましたが、生活費を全て自分で稼ぐ生活で、ギリギリの精神状態に陥ってしまいます。
そんな彼女は「芸能人になれば、ロケ弁が食べられるから」という驚きの理由でオーディションを受け、見事合格します。
「ネットで心無いことを書かれたり、言われて、それでも輝くなんて私にはできない」と思っていた彼女。
しかし、ひとつひとつの仕事に真剣に取り組んでいくうちに、「アイドルは、常にもっと上を目指せる。これ以上楽しい仕事は、きっとない」と思うようになります。
生まれつき体が弱く、仕事を休まなければならないこともあり苦しみますが、「家族の為にも、私が」という強い意志を持ち、厳しい世界で闘い続けることを決意します。
それぞれが、痛々しいほどに苦しい、悲しいことを経験しながらも、「こうなりたい」という夢や、「変わりたい」という希望を持って、
数々の厳しい現実に立ち向かっていきます。
そして、「いつかAKB48を超える」という大きな目標を胸に、彼女たちは走り続けます。
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