エイトレンジャー2の紹介:2014年日本映画。エイトレンジャーとダーククルセイドとの闘いから5年が経った2040年、大鶴市長が進める「ゼロ・プロジェクト」によって犯罪発生率は0%という記録を達成し、エイトレンジャー達は街の救世主として祭り上げられ、裕福な生活をするようになっていました。しかしその中には渋沢(レッド)の姿はなく、犯罪発生率0%の陰で行方不明事件が多発していました。前作「エイトレンジャー」の続編でヒロインは前田敦子さんが担当しています。
監督:堤幸彦 出演:渋谷すばる(渋沢薫・レッド)、横山裕(横峯誠・ブラック)、村上信五(村岡雄貴・ナス)、丸山隆平(丸之内正悟・オレンジ)、安田章大(安原俊・ブルー)、錦戸亮(錦野徹朗(イエロー)、大倉忠義(大川良介・グリーン)、前田敦子(西郷純)、ベッキー(鬼頭桃子)、ほか
映画「エイトレンジャー2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エイトレンジャー2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エイトレンジャー2」解説
この解説記事には映画「エイトレンジャー2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エイトレンジャー2のネタバレあらすじ:起
ダーククルセイドとの闘いから5年が経った2040年、八萬市(エイトシティー)では大鶴市長が進める「ゼロ・プロジェクト」という犯罪率・環境汚染ゼロを目指す計画によって犯罪発生率は0%という記録を達成し、そのマスコットキャラとしてエイトレンジャーは過去の貧乏暮らしからは想像できないほどの裕福な暮らしを送っていました。しかしそこに渋沢(レッド)の姿はありませんでした。そんな中ヒーロー協会の秘書代理として西郷純が派遣されてきます。西郷はこの「ゼロ・プロジェクト」の陰で行方不明事件が多発していることを調査するためにきた記者でした。一方元ダーククルセイドで5年前に逮捕された鬼頭桃子が行方不明になってしまいます。
エイトレンジャー2のネタバレあらすじ:承
西郷は行方不明事件の調査と同時にエイトレンジャーの身辺を調査していきます。メンバーそれぞれが問題を抱える中で横峯(ブラック)が父親への恨みではなく、純粋に鬼頭を探していることを知ります。そんなある日、街で爆発事件が発生します。街を清掃するダストボックスが狙われ、騒然とします。その時街頭ビジョンに壊滅したはずのダーククルセイドの旗と寝返った渋沢(レッド)が現れました。「直ちにゼロ・プロジェクトを中止せよ。さもなければ次の犠牲者は市長だ」と宣言します。仲間の裏切りに動揺を隠せないメンバーたちは市長から渋沢(レッド)を拘束するよう言われ、真実を確かめるため渋沢(レッド)の潜伏先へ向かうことにしました。
エイトレンジャー2のネタバレあらすじ:転
八萬市の市長・大鶴は犯罪者を捕えては発電所に監禁し、強制労働で自転車を漕がせて発電させる「地球にやさしすぎる発電所」計画、「ゼロ・プロジェクト・ネクスト」が目的でした。その目的のために罪のない人々まで拉致しており、計画が成功した場合は総理に政界へ進出してもらえるようサポートをしてもらうつもりでした。
現在の内閣総理大臣はダーククルセイド総統の東浦の父親、正幸で元警視庁長官です。この計画を総統の東浦より聞かされた渋沢(レッド)は総理と大鶴市長の陰謀を阻止しようと1人寝返ったのでした。大鶴市長は全ての陰謀をエイトレンジャーの責任として押し付け、抹殺するつもりでもありました。このことを知った他のメンバーは渋沢(レッド)の意図を理解し、渋沢(レッド)がピンチのところを助けることにしました。マスコミの前で大鶴市長の陰謀が全てばらされることになり、市長は窮地に陥ります。
エイトレンジャー2の結末
地下の発電所で鬼頭桃子が見つかります。発電所に来ていた西郷は鬼頭を撃とうとしました。西郷の恋人はかつて鬼頭に殺されており、復讐を誓った西郷は行方不明事件を調査していたのです。鬼頭をかばって横峯(ブラック)が撃たれてしまいます。そして総理と総統は対峙し、共に倒れてしまいました。2ヶ月後、撃たれた横峯は病院からもうじき退院予定です。市長は更迭され、警察は街の自衛団として機能し、平和を取り戻したのでした。
見所は、無精ひげをはやし酒瓶を片手に小汚い格好で暗い部屋で潜伏するレッドの狂気です。こういう役がとても似合うと思います。
他のメンバーは小ネタ満載で楽しく見れます。
物語はけっこう社会風刺も含んでいて、考えさせらる部分もあります。
悪役の東山さんはすばらしく格好いいです。