楽園追放 -Expelled from Paradise-の紹介:2014年日本映画。「機動戦士ガンダム00」の水島精二が監督、「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が脚本を担当したオリジナル劇場アニメーション。西暦2400年、人類のほとんどは人体を捨て、快適な環境に統制された電脳空間で不自由なく暮らしていましたが、電脳世界を脅かすハッカーを捜査していた保安局のエージェントのアンジェラ・バルザックは、肉体のまま地上で生活している協力者や捜査対象であるハッカーと交流していくことで、楽園のような電脳空間から解放されるまでを描いています。
監督:水島精二 声優:アンジェラ・バルザック(釘宮理恵)、ディンゴ(三木眞一郎)、フロンティアセッター(神谷浩史)、ほか
映画「楽園追放 Expelled from Paradise」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「楽園追放 Expelled from Paradise」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
楽園追放 -Expelled from Paradise-の予告編 動画
映画「楽園追放 Expelled from Paradise」解説
この解説記事には映画「楽園追放 Expelled from Paradise」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
楽園追放-Expelled from Paradise-のネタバレあらすじ:起
金髪碧眼の美女であるアンジェラ・バルザックがビーチでリゾートを満喫していると、突如として周囲に映像のようなものが映し出されました。これは、外部からハッキングを受けているためで、アンジェラは、ハッキングをしたフロンティアセッターと名乗るハッカーを捕まえようとしますが、逃がしてしまいました。
実は、西暦2400年の現在、大災害が発生したことにより、人類の大部分は、肉体を捨て電脳空間「ディーバ」の中で暮らしていたのです。
ディーバを管理する保安局のエージェントであるアンジェラ・バルザックは、上司からフロンティアセッターを調査するように命じられました。
楽園追放-Expelled from Paradise-のネタバレあらすじ:承
フロンティアセッターは地上にいることがわかりましたが、電脳世界の住人であるアンジェラは、そのままでは地上で行動できないので、地上で行動するための体、マテリアルボディを作り、そこに自我を移し、地上に降り立ちました。
地上には、ディーバに行くことを拒否した人類の協力者ディンゴがおり、アンジェラは、ディンゴとともに行動します。
しかし、アンジェラは、慣れないマテリアルボディによる活動や、ディーバの快適な環境とはまるで異なる地上の過酷な環境に苦労し、さらに考え方が全く異なるディンゴとの共同生活にストレスが溜まっていきますが、ディンゴに助けられ、さらに様々な出来事を体験していくうちにディンゴと打ち解けていきます。
楽園追放-Expelled from Paradise-のネタバレあらすじ:転
調査の末ようやくフロンティアセッターと接触することができましたが、フロンティアセッターは、人間ではなく自我を持ったロボットでした。
フロンティアセッターは、自らが作られた目的である外宇宙探査計画の協力者を得るために、ディーバにハッキングしたのであり、ディーバを破壊する意思はないことが判明しました。
アンジェラは、ディーバに戻ると、上司にフロンティアセッターは無害な存在であることを報告しますが、上司は、フロンティアセッターのハッキング技術を問題視し、破壊するように命令します。アンジェラは、それに反対しますが、上司は、アンジェラを拘束してしまいました。
楽園追放-Expelled from Paradise-の結末
アンジェラが拘束されたことを知ると、フロンティアセッターは、ハッキングによりアンジェラを救出します。そして、地上に戻りマテリアルボディに入ったアンジェラに、ディーバから派遣された保安局のエージェントが攻撃をしかけますが、アンジェラは、ディンゴと協力してなんとかしのぎます。
フロンティアセッターは、そんなアンジェラに一緒に外宇宙探査へ行くことを誘いますが、アンジェラは、断ります。そして、フロンティアセッターは、ロケットにより月の裏側で建造していた宇宙船に行くと、外宇宙へ旅立ちました。
ディーバに戻れなくなったアンジェラは、地上でディンゴと行動することにしました。一方、ディーバの保安局は、エリートだったアンジェラの造反に、ディーバの統制の強化を決定したのでした。
以上、映画「楽園追放 -Expelled from Paradise-」のあらすじと結末でした。
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