映画「ファンタスティック Mr.FOX」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファンタスティック Mr.FOXの紹介：2009年アメリカ,イギリス映画。『チャーリーとチョコレート工場』などの原作者ロアルド・ダールの児童文学を、ストップモーション・アニメで映画化。泥棒の父親ギツネ率いる動物たちと人間たちとの攻防を通して、自分らしく生きることの大切さ描く。
監督：ウェス・アンダーソン 声の出演：ジョージ・クルーニー（Mr.FOX）、メリル・ストリープ（Mrs.FOX）、ジェイソン・シュワルツマン（アッシュ）、ビル・マーレイ（バジャー）、ウォーリー・ウォロダースキー（カイリ）、ほか
この解説記事には映画「ファンタスティック Mr.FOX」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
かつてはトリ泥棒として活躍していたＭｒフォックス。子供が出来たことをきっかけに家族３人で安全な穴ぐら生活をしていた。しかしその静かな生活に嫌気がさしたＭｒフォックスは再び日の光を浴びるために丘の上にある一本の大きな木へと引っ越しをする。半ば強引にその家への引っ越しを決めたＭｒフォックス。引っ越し当初は家族揃ってのんびりと暮らしていたが次第にかつてのトリ泥棒の心を取り戻しだした。そしてその頃フォックス家に一人の訪問者が現れる。
やってきたのはＭｒフォックスの甥っ子クリストファソンだった。父親が病気になり治るまでの間フォックス家に住むことになった。同じ年頃のフォックス家の長男アッシュと行動を共にすることになるが二人は真逆の存在だった。変わり者で運動おんちなアッシュと趣味はヨガでスポーツ万能なクリストファソン。二人はいつしか互いをライバル視しはじめた。新しい家へと越してきてしばらくするとＭｒフォックスは夜な夜な出かけるようになった。彼は妻Ｍｒｓフォックスに隠れ結婚を機にやめたはずのトリ泥棒を再会していた。
ターゲットとなったのは丘の上から一望できる３つの牧場だった。彼は計画をしっかり立て夜中強盗帽をかぶり犯行に至った。３つの内二つは上手くいった、しかし３つめで彼は牧場主に見つかってしまう。なんとか捕まる前にその場から逃げることは出来たものの彼は尻尾を切られてしまう。そしてそれが牧場主達の怒りを買い彼らは結託しフォックス家に襲いかかった。家は吹き飛ばされ穴を掘り起こされそれはフォックス家のみならず他の野生動物達の住処も奪った。
運よく地面の奥深くへと逃げ込んだＭｒフォックス達。しかし地上では彼らを捕まえるために人間達による包囲網が敷かれていた。そんな時アッシュとクリストファソンは二人父親のお尻尾を取り戻すため地上へと向かった。しかし作戦は失敗、クリストファソンは人間に捕まってしまう。Ｍｒｓフォックスは彼を救うため救出作戦を考えた。それには仲間達全員の協力が必要だった。彼らの協力の末クリストファソン救出に成功した。しかし人間達はまだ彼らを捕まえることを諦めておらず地上でひたすら待ち続けていた。ある日Ｍｒフォックスは食料を見つけたと家族を連れ地上へとあがった。そこは巨大なスーパーマーケットだった。人はおらずまるで天国のようなそのスーパーの看板には牧場主の名前が書かれ
ていた。
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