映画「Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズムの紹介：2019年日本映画。TVアニメ「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」に登場するキャラクターが繰り広げる原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソードを描いたOVA。TVアニメとは打って変わったドタバタギャグコメディで、平行世界の垣根を越えて様々なキャラクターが入り乱れて大騒動を巻き起こします。来る客を選ぶこだわりのラーメン屋店主・言峰綺礼が、今日だけすべての客を迎えるために店頭に「熱烈歓迎」の看板を出した時、物語は始まる…。
監督：大沼心 声優：イリヤスフィール・フォン・アインツベルン（門脇舞以）、美遊・エーデルフェルト（名塚佳織）、クロエ・フォン・アインツベルン（斎藤千和）、森山那奈亀（伊瀬茉莉也）、嶽間沢龍子（加藤英美里）、栗原雀花（伊藤かな恵）、桂美々（佐藤聡美）、マジカルルビー（高野直子）、マジカルサファイア（かかずゆみ）、衛宮士郎（杉山紀彰）、遠坂凛（植田佳奈）、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト（伊藤静）、ほか
この解説記事には映画「Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
電話で祭りとの連絡を受けたラーメン屋店主・言峰綺礼は、普段は来る客を選ぶこだわりを今日だけ捨ててすべての客を迎え入れる、として、その証として店頭に「熱烈歓迎」の看板を出しました。
遠坂凛とルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトの果てしなき戦いにうんざりしたマジカルルビーとマジカルサファイアは、2人の元から離れ新たな魔法少女を探すこととしました。そしてマジカルルビーが見つけた新たな魔法少女栗原雀花は、魔法少女として戦うことはせず、マジカルルビーに同人誌作成を手伝わせました。
言峰綺礼の店に最初に訪れたのは、アイリスフィール・フォン・アインツベルンでした。夫である衛宮切嗣の敵の言峰綺礼に負けるわけにはいかないと意気込むアイリスフィールでしたが、言峰綺礼の作る麻婆麺のあまりの辛さに顔を丼に打っ臥して気絶してしまいました。
妹の間桐桜に真人間になるための修行に出された桜の兄が最初に行った先はイリヤの家で、そこでメイドのリーゼリットとセラにこき使われていました。桜の兄は、いやいや掃除をするうちに掃除をする喜びに目覚めて張り切って掃除をしましたが、思わず下品な言葉を叫びリーゼリットに串刺しにされました。
言峰綺礼の店に次の訪れたのは、凛とルヴィアゼリッタでした。彼女らは言峰綺礼の麻婆麺の辛さの噂を聞いており、対策としてインドのヨーグルト飲料であるラッシーを持ち込みましたが、言峰綺礼に取り上げられ、2人とも丼に打っ臥して気絶してしまいました。
次に言峰綺礼の店に訪れたのはギルガメッシュでしたが、気絶している3人を見て立ち去ろうとしたところ、言峰綺礼に強制的に席に座らされました。ギルガメッシュは、なんとか辛くないラーメンを出させよう言葉を尽くしましたが、言峰綺礼はそんな言葉を全く聞いておらず、結局普段と変わらない麻婆麺を食べたギルガメッシュは、顔を丼に打っ臥して気絶してしまいました。
またいつものように新しい魔法少女を探していたマジカルルビーが行きついた先は森山那奈亀の元でした。こうして新しい魔法少女となった那奈亀は、衛宮士郎に契約を迫る凛とルヴィアゼリッタの前に現れましたが、なぜか他にも魔法少女が3人いて凛とルヴィアゼリッタに呆れられてしまいました。しまいには、魔法少女のコスプレをした藤村大河が現れ場を凍り付かせました。
桜の兄の次の修行先は、ルヴィアゼリッタの屋敷でした。当初は嫌がっていた桜の兄でしたが、執事のオーギュストに鍛えられて成長し、ルヴィアゼリッタに紅茶の味を褒められましたが、またも下品な言葉を叫んでルヴィアゼリッタにバックドロップを決められてしまいました。
言峰綺礼の店に美遊・エーデルフェルトがやってきました。美遊は、激辛の麻婆麺を食わせる言峰綺礼を批判しましたが、言峰綺礼は反省していると言いました。そして、言峰綺礼は、新製品として新たな麻婆麺を美遊に出しましたが、それは今までの2倍の辛さの麻婆麺で、それを食べた美遊も丼に打っ臥して気絶してしまいました。
桜の兄が次にやってきたのは、イリヤ達が通う学校の保健室でした。養護教諭のカレン・オルテンシアは、桜の兄の一切の仕事を押し付けて寝てしまい、桜の兄は忙しく動き回る羽目になりましたが、生徒達から感謝されるなど人のため働く喜びを見つけましたが、いつものように下品な事を叫びカレンから制裁を受けました。
桜の兄が次にやってきたのは、公園のベンチに座るバゼット・フラガ・マクレミッツの元でした。バゼットは、自分を生きる事のスペシャリストといいましたが、桜の兄と一緒に空き缶回収や自動販売機の下の小銭探し、拾った雑誌の販売などを行いました。さらに、河川敷で勝手に栽培している野菜を台風の暴風雨から守るため悪戦苦闘するなどして生きるために戦う喜びがわかった桜の兄は、懲りずに下品な事を叫ぶのでした。
いたいけな子供達に危険物を摂取させていると、言峰綺礼の店に藤村大河が怒鳴り込んできました。言峰綺礼は、危険と言うほどではないと言い、さらに子供を守ろうとする教師なら耐えられるはずだ、と大河を煽りました。
その煽りに乗せられ麻婆麺を食べることになった大河は、辛さに苦悶しながらも食べ進んでいきます。しかし、言峰綺礼が差し出した水を飲んだ大河は悶絶します。言峰綺礼が差し出した水は、ただの水ではなく言峰綺礼が開発した麻婆水という激辛の水で、ついに大河も気絶してしまいまいた。
次の修行先に向かっていた桜の兄でしたが、いつの間にか喜んで修行している自分に憤りを感じ、こんな目にあわせた桜を殺そうと考えますが、そこに次の修行先である言峰綺礼が桜の兄を迎えにやってきました。修行はキャンセルだ、という桜の兄に言峰綺礼は、桜の兄が知らない愉悦を与えることができると言いました。その言葉を聞いた桜の兄は言峰綺礼の店に行くことにしました。
プリズマに登場するキャラが競う「プリズマ缶蹴り勝負」が唐突に始まりました。始まった時点で判明している鬼はイリヤと凛の2人で、隠れているのは美遊、ルヴィアゼリッタ、クロエ、士郎の4人でした。
最初に、士郎をみつけたイリヤは、缶を踏もうとしましたが、その前にクロエに蹴られてしまいました。凛もクロエを見つけましたが、缶を踏む直前に攻撃されて転んでしまいました。切れた凛は、イリヤにバーサーカーのカードをインクルードさせて周辺の木を切ろうとしましたが、美遊の義兄である異世界の衛宮士郎が現れそれを妨害しました。
士郎と3人目の鬼であるバーサーカーの激しい戦闘が始まりますが、これは缶蹴り勝負なので、イリヤは士郎を見つけたと宣言し、缶を踏もうとします。そこにルヴィアゼリッタがライダーを召喚し、缶ごとイリヤを吹き飛ばしますが、突然現れた4人目の鬼バゼットがライダーを倒しました。ルヴィアゼリッタが新たな英霊を召喚しますが、イリヤ達はその英霊の名前がわからないため捕捉ができず、バゼットが英霊たちと戦いました。
収拾がつかない事態を嘆くイリヤに呼応してイリヤの友人の嶽間沢龍子が現れましたが瞬殺されてしまいます。そして、龍子が後を任せたエリカは、どうすることも出来ず泣き出してしまいますが、そのエリカに言峰綺礼が声をかけました。言峰綺礼は、エリカが秘めている大きな力を使うようにいいますが、イリヤが言峰綺礼をルーンブレイカーで刺し、最悪の事態を避けることができました。
言峰綺礼の店で修行をしている桜の兄は、忙しく働き労働の喜びに目覚めますが、いつものように下品な事を叫んだ時、突然桜が現れ、兄の調教は他人に任せてはいけないと言って、制裁を加えました。
以上、映画「Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム」のあらすじと結末でした。
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