ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWNの紹介:2020年日本映画。TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」の劇場アニメーション。さる令嬢の捜索依頼を受けたゴブリンスレイヤーとその仲間は、令嬢が向かったと思われるゴブリンの巣穴を捜索し、ゴブリンを全滅させると共に監禁されていた令嬢の救出に成功します。しかし、巣穴のゴブリンたちの行動に違和感を覚えたゴブリンスレイヤーは、背後にゴブリンたちを率いていたものが存在すると考え、仲間達と共にさらなるゴブリン討伐を決定しますが、そこに令嬢も参加することを望みます。令嬢を加えたパーティでゴブリンの拠点に潜入したゴブリンスレイヤー達でしたが、令嬢の思わぬ行動で窮地に陥ります。
監督:尾崎隆晴 声優:ゴブリンスレイヤー(梅原裕一郎)、女神官(小倉唯)、妖精弓手(東山奈央)、鉱人道士(中村悠一)、蜥蜴僧侶(杉田智和)、令嬢剣士(上坂すみれ)、ほか
映画「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWNの予告編 動画
映画「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」解説
この解説記事には映画「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWNのネタバレあらすじ:起
さる令嬢の捜索依頼を受けたゴブリンスレイヤーとその仲間は、令嬢が討伐を請け負ったゴブリンの巣穴から一番近い村を訪れたところ、ゴブリンが村人たちを人質に取っていたため、ゴブリン討伐に乗り出しました。
ゴブリンを19匹まで討伐し、残り1匹が逃げるところを、ゴブリンスレイヤーは、わざと鏃が折れやすい矢を妖精弓手に渡してゴブリンを射させて逃亡させました。ゴブリンスレイヤーは、逃亡したゴブリンの体内に残った鏃はやがて肉体を腐らせ、それによりゴブリンの巣穴に疫病が蔓延すればゴブリンの戦力は減る、と考えたためでした。
解放した村で休息したゴブリンスレイヤー達は、令嬢がまだ生きている可能性があると考え、ゴブリンの巣穴に行くことにしました。ゴブリンの巣穴に入ったゴブリンスレイヤー達は、ゴブリン達の待ち伏せに会いましたが、ゴブリン達の攻撃を一蹴し全滅させることができました。
しかし、その際に妖精弓手が、ゴブリンに放った矢が当たり、鏃が肉体に残ってしまいました。その鏃は、ブリンスレイヤーにより取り除くことができましたが、肉体に鏃を残すやり方は、先ほどの村でゴブリンスレイヤー達が行った戦法であり、ゴブリンスレイヤーは、ゴブリンたちが学習したことに違和感を覚えました。
ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWNのネタバレあらすじ:承
さらに奥に進むと祭壇の上に乗せられている気を失った令嬢を発見しました。令嬢は、うなじに何かの焼印を付けられたものの命に別状はありませんでした。焼印を見た女神官は、これは邪神である覚知神の印で、覚知神がゴブリン達に知恵を授けた可能性があるといい、それを聞いたゴブリンスレイヤーは、ゴブリン達を率いるゴブリンパラディンの存在を指摘しました。
ゴブリンスレイヤー達は令嬢を連れて一旦村に戻りました。そこで目が覚めた令嬢は、ゴブリンスレイヤーに「自分が考えた兵糧攻めでゴブリンを討伐しようとしたが失敗して仲間は死に自分は捕まった」と言いました。ゴブリンスレイヤー達は、ドワーフの砦にゴブリン達がいると考え討伐を検討しますが、令嬢もゴブリンスレイヤー達に同行を願い出ました。
参加する見返りとして長い髪の毛を切って差し出した令嬢を見て、ゴブリンスレイヤーは同行を許可しました。ゴブリンスレイヤー達は、覚知神の神官と信徒に変装し、女神官、妖精弓手、令嬢を覚知神への生贄として運ぶことで、ドワーフの砦に入ることに成功しました。
しかし、生贄の様子を見に来たゴブリンプリーストを前にした令嬢は、我を忘れてゴブリンプリーストに襲い掛かって殴り殺してしまいました。何はともあれ潜入に成功したゴブリンスレイヤー達は、武器庫に行ってゴブリン達の武器を使用不能にするなど奇襲に向けて準備を進めました。
ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWNのネタバレあらすじ:転
その時、ゴブリン達が広場に集まって何かの儀式を始めようとしていました。その様子を見たゴブリンスレイヤーは、ゴブリンパラディンの戴冠式が行われると言いましたが、戴冠の儀式にはゴブリンプリーストが必要であり、先ほど令嬢がゴブリンプリーストを殺してしまったため、ゴブリンスレイヤーが潜入していることがばれてしまう可能性が出てきました。
自分の軽率な行いを落ち込む令嬢でしたが、その時うなじの焼印が痛み出し大声をあげてしまい、ゴブリン達にゴブリンスレイヤー達の居場所がばれてしました。ゴブリン達は一斉に動き出し、ゴブリンスレイヤー達は、そこから逃げ出そうとしましたが、令嬢は身がすくんで動くことができませんでした。
またも自分の失敗で仲間を窮地に陥れてしまった令嬢は自分を責め、そしてゴブリンに奪われた自分のアイデンティティともいえる剣を取り戻さないといけない、と叫びました。それを聞いたゴブリンスレイヤーは、剣を取り戻し、ゴブリン達をすべて倒すと言いました。
ゴブリンたちの追撃をかわし、外へ急ぐゴブリンスレイヤー達の元にゴブリンパラディンが襲い掛かってきましたが、令嬢の雷の魔法でゴブリンパラディンの足を止めると、砦の外へ脱出することができました。
ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWNの結末
砦の外で鉱人道士と合流したゴブリンスレイヤー達は、雪が積もった斜面を駆け下りましたが、ゴブリンパラディンをはじめとするゴブリン達は執拗に追いかけてきました。そしてゴブリンパラディンに追いつかれたゴブリンスレイヤーは、ゴブリンパラディンと一騎打ちで戦いますが、ゴブリンパラディンの突きを盾で受け止めゴブリンパラディンの剣を奪い去ると、ゴブリンパラディンの首を切り、ゴブリンパラディンを打ち取りました。
そして、令嬢が雷の魔法を斜面の上方に落とすと、雪崩が発生してゴブリン達は雪崩に飲み込まれて全滅してしまいました。女神官の魔法でゴブリンスレイヤー以外は雪崩を避けることができました。ゴブリンスレイヤーは雪崩に巻き込まれましたが、こういう事態を想定し雪の中でも窒息を回避できる装備を持っていたので、無事生還できました。
ゴブリンスレイヤーは、ゴブリンパラディンから奪い取った剣を令嬢に渡すと、令嬢は泣き崩れてしまいました。ゴブリンスレイヤー達がギルドに帰るとギルドでは新年のお祝いの宴が開催されていましたが、ゴブリンスレイヤーは、いつもの年と同じく宴に加わることなく1人外で見張りを行っていました。そこに女神官が、食事をもって行きました。ゴブリンスレイヤーは、女神官に「今年もどうかよろしく」と不器用に挨拶をして、女神官は思わず微笑みました。
以上、映画「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」のあらすじと結末でした。
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