映画ハナミズキの紹介:2010年日本映画。北海道、東京、ニューヨーク、カナダを舞台に、高校生から大人になるまでのお互いを想いつつもすれ違う十年間を描いた作品。一青窈のヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにしたラブストーリー。
監督:土井裕泰 出演:新垣結衣(平沢紗枝)、生田斗真(木内康平)、蓮佛美沙子(渡辺リツ子)、徳永えり、金井勇太、小柳友、高橋努、木之元亮ほか
映画「ハナミズキ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハナミズキ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハナミズキ」解説
この解説記事には映画「ハナミズキ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画ハナミズキのネタバレあらすじ1
主人公・平沢紗枝(新垣結衣)は北海道・釧路に住む高校三年生。母(薬師丸ひろ子)と二人で暮らしているが、家の庭には亡くなった父(ARATA)が娘への想いをこめて植えたハナミズキの樹がある。紗枝は海外で働くという夢を叶えるため、早稲田大学に進学して英語を学びたいと思っていた。受験勉強に励む紗枝は、ふとしたことから、漁師を目指している同い年の木内康平(生田斗真)と付き合いはじめる。康平の励ましのおかげで、紗枝は早大に合格することができた。紗枝は東京に出て、康平は釧路に残り、ふたりの遠距離恋愛がはじまる。
映画ハナミズキのネタバレあらすじ2
キャンパスで紗枝は紗枝の父とおなじカメラマンを志す大学の先輩、北見純一(向井理)と知り合い、塾講師として一緒に働くことになる。紗枝と康平は電話で連絡をとりあうが、紗枝が仕事で忙しくなるにつれて、なかなか連絡がとれなくなる。康平は紗枝に会うために、クリスマスに東京に行く。偶然、紗枝が北見と一緒にいるところを見てしまったので、紗枝と会っても康平の機嫌は悪い。店を出た康平は路上でぶつかった相手とけんかをして、怪我をした。治療のために紗枝の家に泊まったふたりは、愛を確かめ合う。康平はクリスマスプレゼントとして、自分でつくった漁船の模型を紗枝に贈る。漁船の旗には「ガンバレ紗枝」と康平からの励ましの言葉が書かれていた。
映画ハナミズキのネタバレあらすじ3
大学四年生になった紗枝は就職活動で内定をとることができず、焦っていた。康平は父親から漁船のための借金が返せず行き詰ってくることを明かされる。さらに、父親が心臓発作で亡くなってしまう。康平は電話で紗枝に別れを告げる。大学卒業後、紗枝はニューヨークにわたって雑誌社で働いていた。仕事になれたころ、北見から結婚を申し込まれる。紗枝は友人の結婚式のために釧路に帰り、結婚した康平と再会をする。紗枝は結婚の予定を康平に告げ、以前、贈られた漁船の模型を康平に返す。ふたりはハナミズキの樹の下で抱き合って、別れる。
映画ハナミズキのネタバレあらすじ4
康平は借金のため妻と離婚することになった。紗枝に結婚を申し込んだ北見は戦地で取材中に死亡し、紗枝は悲嘆に暮れる。二年後、紗枝はニューヨークで北見を追悼する写真展を行い、北見への感謝の気持ちを表す。そして、自分が生まれた街であるカナダ・ルーネンバーグと街の近くの灯台を見に行く。ふとした偶然から、街のバーに康平に返したはずの漁船の模型が飾られていることに気づく。店員から話を聞き、康平に会えるかもしれない、と紗枝は模型を手に港にむかって駆けだす。だが、康平を乗せたマグロ漁船が目の前で遠ざかるのを見送るだけだった。
映画ハナミズキの結末
紗枝は釧路に帰り、自宅で子供を相手に英会話教室を開く。ある日、漁船の模型を片手に康平が紗枝の自宅を訪れる。模型の旗には紗枝がルーネンバーグで書きくわえた「ありがとう」という言葉があった。満開のハナミズキのもとで、ふたりは「お帰り」「ただいま」と再会の言葉を交わす。
以上、映画ハナミズキのあらすじと結末でした。
大人な恋愛をしているなと思う。
運命的な出会いを果たした二人であったが夢や現実が二人を引き離すのはこういうことなのかと。
色んな人と出会う日々の中で色んな経験をするのも悪くないとも思った。
紗枝と康平はすれ違いながらも心の中では思いあっていてやはり赤い糸で繋がっていた。
切ないシーンもあったものの心温まる内容となっている。