Hello WeGo!(ハローウィーゴ!)の紹介:2019年日本映画。平成30年度 文化庁 若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2019」で公開された劇場アニメーション。子供が乗って操縦できるメカトロボット「メカトロウィーゴ」がある世界。小学生の明日サトルは、祖母からプレゼントされた古いウィーゴが恥ずかしくて、仲間達とのウィーゴのレースでスタートすることも出来ず、また、心配する祖母にそっけない態度を取っていました。そんなある日、サトルは、海に落ちそうになったところをウィーゴに助けられ、ウィーゴを受け入れました。また、サトルは、自分のことを心配する祖母の思いに触れ、今までの事を心から謝りました。そして、前回はスタートすることすらできなかったウィーゴのレースの日を迎えます。
監督:益山亮司 声優:明日サトル(種﨑敦美)、相蘇ナナミ(悠木碧)、青山アキラ(田村睦心)、明日ミチヨ(沢田敏子)、土門ゲンキチ(千葉繁)、ほか
映画「Hello WeGo!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Hello WeGo!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Hello WeGo!」解説
この解説記事には映画「Hello WeGo!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Hello WeGo! ハローウィーゴ!のネタバレあらすじ:起
子供が乗って操縦できるメカトロボット「メカトロウィーゴ」がある世界、子供達は、ウィーゴに乗って小学校へ登校するなど、ウィーゴが身近な存在になっていました。
ある日、午後からの授業参観を前にして明日サトルは浮かない顔をしていました。サトルには両親がおらず、授業参観には祖母の明日ミチヨが来るためで、授業参観中、ミチヨは、サトルに手を振りますが、サトルは無視してしまいました。
授業参観後、幼馴染の相蘇ナナミは、サトルの態度を注意しますが、サトルは見てなかったとうそぶき、そんなサトルにナナミは怒って立ち去ってしまいました。
Hello WeGo! ハローウィーゴ!のネタバレあらすじ:承
放課後、クラスの仲間が近くの古い倉庫に集まってウィーゴのレースをすることになり、サトルも嫌々ながら倉庫までやってきました。レースは、最新型のウィーゴを持っている青山アキラが下馬評で圧倒的に人気があり、古いウィーゴのサトルは相手にもされていませんでした。
そして、レースが開始されようとした時、アキラは、ゴールを”恐怖のクレパス”に変えようと提案しました。仲間達は賛同しますが、サトルは無理だと反対し、アキラ達から馬鹿にされてしまいます。そのままレースはスタートしますが、サトルはスタートすることができませんでした。
帰り道、サトルはウィーゴに八つ当たりをしますが、そのはずみでウィーゴは田んぼに落ちてしまいました。サトルとウィーゴは、たまたま近くを通った土門ゲンキチに助けられ、ゲンキチの工場まで運んでもらいましたが、サトルは、ウィーゴを置いたまま帰ってしまいました。
Hello WeGo! ハローウィーゴ!のネタバレあらすじ:転
帰ってきたサトルにミチヨは声をかけますが、サトルはそのまま部屋に入りました。サトルの両親は5年前に亡くなり、それ以来サトルはミチヨと2人で暮らしており、ミチヨはサトルに両親がいない事を気にかけていました。
次の日、サトルは、アキラに次のウィーゴのレースに誘われます。前回のことも有りサトルは躊躇しますが、ナナミが参加することを決めてしまいました。ナナミは、サトルが両親がいないことを気にしているならミチヨがいるのでは、と言いますが、サトルは反発し、そこにやってきたミチヨが差し出したチマキを叩き落として外に飛び出しました。
海岸に座っているサトルのところにサトルのウィーゴと一緒にゲンキチがやってきました。ゲンキチは、次のウィーゴのレースでサトルが勝つのは無理かもしれないが、無理だとわかっていても挑戦したほうがいいと言いました。そこへナナミがやってきて、サトルはナナミから逃げるように走り出しますが、足を滑らせて防波堤から落ちてしまいます。
テトラポットに端に捕まり海には落ちませんでしたが、手がしびれて限界になった時、思わずウィーゴに助けを求めます。すると、ウィーゴは、突然走り出して防波堤までくると、手を伸ばしてサトルの体を掴み、防波堤の上に引き上げました。サトルは、今までのわだかまりを解いてウィーゴにお礼を言いました。
そこにミチヨがやってきてサトルを抱きしめると、サトルは、ミチヨが自分を想う気持ちを理解し、これまでの事を心から謝罪しました。
Hello WeGo! ハローウィーゴ!の結末
そして、ウィーゴのレースの日がやってきました。ゴールは、前回と同じ”恐怖のクレパス”です。レース開始直後、サトルのウィーゴは出遅れますが、突如ダッシュすると、道を外れて森を転がるように進んでショートカットし、先頭を走っていたアキラのウィーゴのところまで来ました。
そして、ゴールである”恐怖のクレパス”と呼ばれる用水路の手前まで来ると、アキラのウィーゴは、スピードを上げて恐怖のクレパスを飛び越えようとしますが、手前で止まってしまいました。次にサトルのウィーゴがスピードを上げて恐怖のクレパスに近づいてジャンプすると、恐怖のクレパスを飛び越えることに成功し、レースは、サトルの勝利で終わりました。
それを見たアキラも恐怖のクレパスを超えようとジャンプしますが、スピードが足りず失速してしまいます。しかし、用水路に落ちる直前にアキラのウィーゴの手をサトルのウィーゴがつかむと、仲間のウィーゴも手伝ってアキラのウィーゴを引き上げました。
レース後、アキラは、以前のうじうじした態度から前向きに変わったサトルの事を認めました。そして、サトルは、レースに勝利した事に対しウィーゴにお礼を言いました。
以上、映画「Hello WeGo!」のあらすじと結末でした。
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