ホットギミック ガールミーツボーイの紹介:2019年日本映画。累計販売数450万部を超える相原実貴の少女漫画『ホットギミック』を『溺れるナイフ』の山戸結希監督が実写映画化した作品です。乃木坂46の堀未央奈が映画初主演を務め、3人の男の間で揺れ動く女子高生の恋の行方を描きます。
監督:山戸結希 出演者:堀未央奈(成田初)、清水尋也(橘亮輝)、板垣瑞生(小田切梓)、間宮祥太朗(成田凌)、桜田ひより(成田茜)、上村海成(八木すばる)、吉川愛(瑠璃)、志磨遼平(島崎)、黒沢あすか(成田志保子)、高橋和也(成田徹)、反町隆史(小田切実)、吉岡里帆(葛城リナ)ほか
映画「ホットギミックガールミーツボーイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホットギミックガールミーツボーイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホットギミック ガールミーツボーイの予告編 動画
映画「ホットギミックガールミーツボーイ」解説
この解説記事には映画「ホットギミックガールミーツボーイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホットギミックガールミーツボーイのネタバレあらすじ:起
平凡な女子高生の成田初(堀未央奈)は大学生の兄・成田凌(間宮祥太朗)、中学生の妹・成田茜(桜田ひより)、父の成田徹(高橋和也)、母の成田志保子(黒沢あすか)と共に都内のマンションに暮らしていました。
そんなある日、初は茜に頼まれて妊娠検査薬を買わされ、茜の奔放さを巡って口論となったところ、同じマンションに住む橘亮輝(清水尋也)に見つかってしまいます。幸いにも茜は妊娠していませんでしたが、初は亮輝から「親にバラされたくなければ俺の奴隷になれ」と一方的に命じられ、やむなく亮輝の無茶な要求に従わされることになりました。
そんな時、初の幼馴染で小学校の時に転校した小田切梓(板垣瑞生)が現れました。今や売れっ子モデルとなっていた梓は、初をいじめる亮輝に忠告しましたが、亮輝は構わず初に「お前みたいな奴を見ているとイライラしてくる。そうやって何の意思決定もせずに今までやってきたんだろ?」となじりました。
それからというもの、亮輝は初にキスを強要し、初が断ると近所にヤリまくりの女だと言いふらすと脅してきました。初は仕方なく亮輝とキスしましたが、初の心は亮輝とは違って優しく接してくれる梓の方に向いていきました。
ホットギミックガールミーツボーイのネタバレあらすじ:承
ある日、撮影中の梓を訪ねた初は楽屋でキスを交わしました。初は他のモデルの女の子たちを見て、自分より可愛い子が沢山いると自信を失いかけますが、梓は初をデートに誘うと、パーティー会場のVIPルームで彼女に酒を飲ませました。実は梓は酒に睡眠薬を混ぜており、初を他の男たちと一緒に別の場所に連れて行こうとしましたが、たまたまこの店でバイトをしていた凌が初を助けました。
しかし、梓は何も事情を知らない初に電話をかけ、「初の裸が見たいな」と言い出してきました。初は言われるままにしますが、その動画を送りつけられた凌が血相を変えて初の部屋に飛び込み、そこで初はまさかの梓の裏切り行為に衝撃を受けました。実は梓の母は初の父・徹と不倫関係にあり、そのことで家庭を滅茶苦茶家にされたと感じた梓は、初の家庭に復讐しようと目論んでいたのです。
梓のマネージャーの葛城リナ(吉岡里帆)は、初の動画は自分が責任を持って処分すると伝えてきましたが、梓の気持ちに気づいてあげられなかったと自分を責める初は、梓に謝罪しました。しかし、その場にいた亮輝はここは怒るべきだと初を叱ると、梓の目の前で彼女とキスをし、梓が表紙を飾る雑誌を破いてしまいます。
ホットギミックガールミーツボーイのネタバレあらすじ:転
ある日、初は亮輝とばったりと出会い、どうしたら自分はバカじゃなくなるのかと問いかけますが、亮輝は「そんなこともわからないからバカなんだよ」と突き放しました。しかし、初がムキになったのを見た亮輝は「お前、元気じゃん」と驚いたように態度を変え、二人は翌日に公園で待ち合わせすると、亮輝は初に山になったテストを教えてくれました。
ところがその時、リナから梓が行方をくらましたとの連絡が初の元にもたらされました。かねてから梓とただならぬ関係にあったリナは初に敵意を剥き出しにし、なんと初と凌は実は血が繋がっていないという衝撃の事実を明かしました。リナは梓からその話を聞いたと言うので、初は梓に電話を入れて対面しましたが、既に初は梓への想いは捨て去っていました。
一方、凌は初を想うがあまり、かねてから早く自立したいと考えており、バイトで貯めた金でようやく自立することにしました。しかし、友人から大麻を奨められていた凌は、別れ際に思わず初にキスをしてしまいます。
そんな時、梓の母の不倫相手は実は亮輝の父であることが判り、衝撃を受けた亮輝は初と一緒に家出を持ちかけました。二人はラブホテルまで落ち延びましたが、父の不倫は自分には関係ないと言う亮輝は、思わず初と口論となってしまい、初はホテルを飛び出して凌のアパートへと向かいました。
初は凌に「もし私で足りるなら私を使って。お兄ちゃんのものにしちゃってください」と伝え、凌は戸惑いながらも初を5秒だけ抱きしめました。その様子を遠巻きに亮輝が見ていました。
ホットギミックガールミーツボーイの結末
初が学校の図書室にいるところに梓が現れ、本気で凌にするのかと問いかけてきました。梓が去った後、初は凌に会いに行きますが、そこに凌が講師をしている塾の女子高生が彼に声をかけてきました。
彼女は以前、亮輝に勉強を教えてほしいと近づいた子であり、彼女が去った後、初は凌と一緒に一旦はエレベーターに乗りかけたものの一人降りてしまい、「バカでごめんなさい。自分でさえ待てないの。私が私のことを追いかけたいの、これからもずっと」と告げると、凌を振り切って走り去りました。
亮輝は先程の女子高生と一緒におり、初は思わずバカ!と大声で叫び、これを機に二人はようやく素直に互いの気持ちをぶつけ合える関係へと変化していきました。そして初と亮輝は夜景が見える場所でキスを交わしました。そして何だかんだで絆を深め合った初と亮輝は、互いにこれからもずっとバカのままでいようと誓い合いました。
以上、映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」のあらすじと結末でした。
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