フィリップ、きみを愛してる!の紹介:2009年フランス映画。懲役167年のIQ169の天才詐欺師の実話を元にした物語。愛する恋人のためにウソを重ね、「愛している」のひと言を伝えるために脱獄を繰り返す。
監督:グレン・フィカーラジョン・レクア 製作総指揮:リュック・ベッソン 出演:ジム・キャリー(スティーヴン・ラッセル)、ユアン・マクレガー(フィリップ・モリス)、レスリー・マン(デビー・ラッセル)、ロドリゴ・サントロ(ジミー・ケンプル)ほか
映画「フィリップ、きみを愛してる!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フィリップ、きみを愛してる!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フィリップ、きみを愛してる!」解説
この解説記事には映画「フィリップ、きみを愛してる!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フィリップ、きみを愛してる!のネタバレあらすじ1
幼少時代に自分が養子であると知ったスティーブは、善良な人間として生きようと誓い、警察官の職に就き、妻と子供と幸せにくらしていました。ですが、どうしてもなぜ自分が養子に出されたのかを知りたくて、実母を尋ねますが冷たくあしらわれてしまいます。そのことがきっかけで転職して引っ越しをするのですが、ある日交通事故にあいます。いつ死ぬか分からないなら、自分に素直に生きようと近い、ゲイであることをカミングアウトし、恋人・ジミーと派手な生活を送ります。
フィリップ、きみを愛してる!のネタバレあらすじ2
ゴージャスな生活を維持するための経費は、なんと詐欺でまかなったものでした。ある日、詐欺が明るみにでてしまい、焦ったスティーブは自殺未遂を起こし、一命を取り留めますがさらに病院から脱走を図ります。脱走に失敗し、収監された刑務所で運命の恋人・フィリップと出会います。彼の気を引くために弁護士であるとウソをつき、あの手この手で距離を縮めていきます。そして偽弁護士として、彼を釈放します。
フィリップ、きみを愛してる!のネタバレあらすじ3
釈放後、二人で幸せに暮らしていましたが、不自由な生活を送りたくないと思い、職歴を詐称してとある会社の最高財務責任者に着任します。しばらくは順調に暮らしていましたが、マンネリを感じはじめ、横領を思いつき、実行します。今まで以上に羽振りがよくなったスティーブにフィリップは疑いの目を向けますが、「隠すことは何もない」とウソをつきます。スティーブの羽振りの良さに違和感を感じた同僚は、こっそりと調査をし、スティーブが横領をしている事実を突き止めます。自分が疑われていることに気が付いたスティーブは、フィリップと高跳びしようとしますが、欺かれていたことに激怒したフィリップは家を飛び出してしまいます。
フィリップ、きみを愛してる!のネタバレあらすじ4
喧嘩別れをスティーブに会いたいがために、書類偽造や変装などあの手この手であの手この手で脱獄を繰り返します。フィリップ名義の口座を使用したことで、フィリップも共犯の疑いで収監されてしまいます。そんなある日、囚人仲間がフィリップに「スティーブがHIVに感染している」という事実を告げます。その頃スティーブはHIV末期患者用の民間施設に移送され、ベッドの上で最後を迎えようとしていました。
フィリップ、きみを愛してる!の結末
思いもよらない展開に悲しむフィリップでしたが、彼の弁護士と名乗る人物が現れ、面会に赴くとなんとそこにいたのはスティーブだったのです。なんと彼はフィリップに会う為、HIVをねつ造し、脱獄したのです。今回も偽弁護士に成りすまして、フィリップを保釈しようと裁判所へ向かいますが、そこで横領をした会社の同僚に遭遇し、計画はとん挫します。かれにほとほとあきれ果てたテキサス州は懲役167年の終身刑を言い渡します。
以上、映画フィリップ、きみを愛してる!のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する