アイアンマン2の紹介:2010年アメリカ作品。自らアイアンマンであると公表したトニースタークは、世界の不安要素であるテロリストと戦い続け、人々を守るヒーローとして活躍していた。しかし、あるとき、彼を逆恨みする人物が強力な兵器でもって彼を襲撃する。アイアンマン2は「マーベル・シネマティック・ユニバース」の第3弾です。
監督:ジョン・ファヴロー 出演:ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク / アイアンマン)、グウィネス・パルトロー(ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ)、ドン・チードル(ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドー)、サム・ロックウェル(ジャスティン・ハマー)、ミッキー・ローク(ウィップラッシュ)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー / S.H.I.E.L.D.長官)、クラーク・グレッグ(フィル・コールソン / S.H.I.E.L.D.エージェント)、ジョン・スラッテリー(ハワード・スターク)、ジョン・ファヴロー(ハロルド・“ハッピー”・ホーガン)、レスリー・ビブ(クリスティン・エヴァーハート)、ギャリー・シャンドリング(スターン)、ほか
映画「アイアンマン2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アイアンマン2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アイアンマン2の予告編 動画
映画「アイアンマン2」解説
この解説記事には映画「アイアンマン2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アイアンマン2のネタバレあらすじ1
トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、世間に自分がアイアンマンであると公表してから半年。マーク4のアーマーを装着し、精力的にテロ組織と戦ってきました。しかし、それが政府の目にとまり、兵器であるアーマーを政府に渡せと言ってきます。トニー・スタークはアーマーの開発経緯からして、それを断固として拒否します。
その頃、ロシアでかつてトニー・スタークの父、ハワード・スタークの共同研究者として働いていた元物理学者、アントン・ヴァンコが亡くなります。アントンは、アーク・リアクターの研究を行う学者だったが、スパイ容疑で逮捕され、その後はシベリアで貧しい生活を送っていました。そのことでアントンの息子イワンは、スターク家を逆恨みすることで、自ら父の遺した設計図からアーク・リアクターを作り、それを動力とする武器エレクトリカル・デス・ウィップを開発、スタークへの復讐を誓っていました。
アイアンマン2のネタバレあらすじ2
トニー・スタークは丁度その頃、モナコグランプリに出場して楽しんでいました。そこへイワンが復讐のためにやってきます。そしてトニー・スタークを襲いますが、アーマー「マーク5」を装着したトニー・スタークはイワンを追い詰めることに成功、イワンは刑務所へと収監されます。この事件がきっかけとなり、アイアンマンと同じような技術を持つものの存在が公となったことで、世間からはアイアンマンの存在意義を問われるようになります。
自暴自棄に陥るトニー・スタークは、マリブの自宅で誕生日パーティを開き豪遊、醜態をさらしてしまいます。そこへトニー・スタークの友人で空軍中佐のローディがやってきて、「マーク2」を装着、トニー・スタークの醜い行動を止めさせます。ローディはそのままマーク2を没収するのでした。
同じ頃、実業家でスターク・インダストリーズのライバル会社「ハマー・インダストリーズ」社長のジャスティン・ハマーという男が、イワンを脱獄させ、二足歩行無人機「ドローン」の開発を彼に任せます。ジャスティン・ハマーはこれによって政府との軍事提携を計画していましたが、イワンの介入により当初の計画から逸れたものの、「ドローン」を完成させ、ローディ中佐が没収してきたマーク2には、兵器を装着するなどの改造を行い「ウォーマシン」として開発しました。
アイアンマン2のネタバレあらすじ3
スタークは自分の会社の業績を讃える「スターク・エキスポ」を大々的に開催。ジャスティン・ハマーはその場所で、「ドローン」と「ウォーマシン」をお披露目します。そこでローディ中佐はウォーマシンを装着しています。
S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーと、ナターシャ・ロマノフのの助けもあり、立ち直ったトニー・スタークは、新たなリアクターを作成します。パラジウム中毒も克服したスタークはイワンの企みを阻止するため、スターク・エキスポに駆けつけるのでした。
しかしそこでイワンは、「ドローン」と「ウォーマシン」をハッキングして、ウォーマシンを装着したままのローディを暴れさせます。ジャスティン・ハマーを問い詰め、その原因がイワンであることを知ったナターシャ・ロマノフは、ジャスティン・ハマーの研究所へ向かい、ハッキングを解くことに成功します。しかし、イワンはというと、すでにアーマーを装着してスターク・エキスポへ向かっているところでした。
アイアンマン2の結末
トニー・スタークとローディ中佐は協力し合ってドローン部隊を倒していきます。ようやく片付いたかと思った矢先、そこにイワンが現れます。2人は乗り込んできたイワンとの決戦に挑みます。イワンは、電気の鞭を使い、彼らを追い詰めますが、最後にアイアンマンとウォーマシンの連携で、2機のリパルサー・レイでイワンを倒すのでした。こうしてアーク・リアクターと、アイアンマンの技術は悪用を免れるのでした。
そして、S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーが現れ、トニー・スタークにある書類を渡します。その書類には、トニー・スタークに関する分析が記されていました。彼の新しい秘書であるナターシャ・ロマノフが書いたとのことです。ニック・フューリーは、トニー・スタークがアベンジャーズには不適格であることを伝えるのでした。
それから数日、S.H.I.E.L.D.エージェント、フィル・コールソン達は、ニューメキシコ州の砂漠にいました。そこには巨大なクレーターがあり、その中心にはアズガルドの神「ソー」が持つ、魔法のハンマー「ムジョルニア」がありました。そして物語は「マイティ・ソー」へとつながります。
以上、映画「アイアンマン2」のあらすじと結末でした。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の時系列・順番
1.『アイアンマン』(2008年公開)
2.『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
3.『アイアンマン2』(2010年公開)
4.『マイティ・ソー』(2011年公開)
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
6.『アベンジャーズ』(2012年公開)
7.『アイアンマン3』(2013年公開)
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
12.『アントマン』(2015年公開)
13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
14.『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
16.『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
18.『ブラックパンサー』(2018年公開)
19.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
20.『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
21.『キャプテン・マーベル』(2019年公開)
22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)
23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)
「アイアンマン2」感想・レビュー
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冒頭のシーンである細かい描写、周回している車の破壊、大統領による演説、飛行機といった演出が盛り沢山に描かれ、更には大量生産された白色のロボットを描いた後様々な色から選ばれたかの如く空から赤色を帯びたアイアンマンが他を粉砕していって最後に彼の手が光った所で打ち止となり、見所満載の映画と言えると思いました。
前作ラストにて自らがアイアンマンであると世間に公表したトニー・スターク。
ヒーローが正体を明かし活動するという点が型破りで面白いです。彼はプライドが高く傲慢な性格ですがコンプレックスを抱え精神的にも脆い。トニー・スターというキャラは人間味があり正にロバート・ダウニーJrのハマり役。魅力的なキャラクターです。アイアンスーツも様々な種類が登場し前作からパワーアップして、アクションシーンも満載の大満足な作品です。