映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2：リミックス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2：リミックスの紹介：2017年アメリカ映画。かつて宇宙を救ったピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。その名は宇宙全域へとわたり仕事を依頼されるまでになっていた。ピーター達は惑星ソブリンでの仕事を見事成功、代表アイーシャにより報酬としてかつての敵でありガモーラの妹ネビュラをもらう。しかしその帰りソブリン人の襲撃を受け、さらにその先でピーターの父親を名乗る者と遭遇する。2014年に世界的大ヒットとなったマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編。メインキャストはそのままに新たにカート・ラッセル、シルベスター・スタローンが参加している。
監督：ジェームズ・ガン 出演：クリス・プラット（ピーター・クイル／スター・ロード）、ゾーイ・サルダナ（ガモーラ）、デイヴ・バウティスタ（ドラックス）、ヴィン・ディーゼル（ベビー・グルート）、ブラッドリー・クーパー（ロケット）、マイケル・ルーカー（ヨンドゥ）、ほか
この解説記事には映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2：リミックス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
全身がゴールドであり冷徹な性格のソブリン人。彼らから依頼された貴重なバッテリーの死守に成功するとその報酬として差し出されたのはガモーラの妹ネビュラだった。ピーター達はネビュラを連れ星を離れる、しかしすぐにロケットによるバッテリー盗みが発覚。ソブリン人の襲撃を受けることになる。馬鹿にされたと怒りに震えるのはソブリン人の代表アイーシャ。無数の小型艇を使いピーター達を追い詰める。ピーター達はワープを使い脱出する計画を立てる。しかしワープ寸前でソブリン人の挟み撃ちを受け絶体絶命のピンチに陥ってしまう。すると突然敵の小型艇が破壊される、そしてピーター達はワープに成功する。不時着したのは緑の多いある惑星。着地の際船は真っ二つになってしまう。その後のことで言い合うメンバー達。そんな彼らの前に不思議な船が降りてくる。
現れたのは初老の男性と一人の若い女性。その男性はピーターを見てにこやかに言う。「お前の父親だ」。彼はその昔地球へと降り立ちピーターの母と出会った。そしてピーターと母の前から姿を消した。彼はある惑星に住んでいるという、そしてピーターに来るように頼む。そして彼の言葉の真偽を図るためその惑星へと向かうことにした。船を治す必要があるためロケットとグルート、そしてネビュラを置いてピーターとガモーラ、ドラックスは惑星へと旅立った。父の名前はエゴ。エゴの惑星は始めて見る不思議でとても美しい所だった。その場所で教えられたのは衝撃的な事実。エゴはこの惑星を作り出した人物であり、伝説上の人物天界人だった。そしてその息子であるピーターにもその力が眠っているという。エゴはピーターの父として彼に力の使い方を教える。
留守番の身となったロケット達の身に魔の手が迫る。現れたのは他でもない、ヨンドゥ率いるラベジャーズであった。彼の力の前にはロケットでさえ太刀打ちできない。ヨンドゥはアイーシャによりピーター達の捕獲を依頼されていた。しかしヨンドゥはピーターをアイーシャへと引き渡すことを拒否すると言う。そのピーターへの毎度の甘さについに船員達は反旗を翻した。ヨンドゥと船員達が刃を向ける。すると突然ヨンドゥは背後から撃たれてしまう。そこに立っていたのはネビュラだった。ロケットを助けるためにグルートに手錠を外させたのだ。ヨンドゥ、ロケット、グルートはラベジャーズに捕われる。そして新たなキャプテンとなるテイザーフェイスにより次々とヨンドゥ側の部下が殺されていく。その混乱に乗じてネビュラはガモーラを追い宇宙へ飛び出した。しかしヨンドゥのかつての部下である一人の船員によりテイザーフェイスは破滅、ヨンドゥは復活を見せる。
良き父親像を見せるエゴと喜ぶピーター、その一方でガモーラは妙な気持ちを感じていた。エゴに対する不信感とピーターへの気持ちだった。そしてエゴの付き人マンティスも挙動がおかしい。その気持ちをピーターへと伝えた所、彼は心の底からエゴを信じているのが分かった。ピーターへの忠告は言い合いへと発展、ガモーラはエゴの屋敷を飛び出した。誰もいない惑星の真ん中に佇むガモーラ、そこへ彼女を追う追手が遥か上空から現れた。ネビュラだ。二人はエゴの惑星で激しい闘いを繰り広げる、しかしネビュラはガモーラを殺せなかった。そして２人の戦いは終息、それと同時にこの惑星の真実が見えてくる。ピーターは父に呼ばれこれからの話を聞かされる。エゴにはある計画がありそのためにピーターが必要だった。
エゴはこれまでの自身の活動をピーターに話す。彼は数百万年という時を生き、生物の真実を探った。そしてその過程で多くの星へ出向き多くの子を作った。ピーターもその一人だった。そして星々に種を植え付け正しい道へと導く、そのためには天界人は一人では足りなかった。ピーターにはその力があった。そしてそれ以外のエゴの作った子供達にはその力はなかった。ガモーラとネビュラが見つけたのは無数の亡骸、エゴの子供達だった。エゴは世界を正しい道へと導くと言う、でもそれはつまるところ世界の征服。そしてかつて愛した女性は用済みとなり、エゴの手で頭に腫瘍を植え付けて殺した。それを聞いたピーターは我に返る。それはエゴとの戦いを意味していた。部屋の外ではマンティスがドラックスにエゴの真実を話していた。そこへガモーラとネビュラが現れピーターを救う戦いが始まりを告げる。
ロケットとヨンドゥは何百というワープを繰り返しエゴの星へと辿り着いた。その道すがらかつてエゴと取引をしていたヨンドゥからエゴの真実を聞かされる。それはピーターとの出会いの話でもあった。エゴはヨンドゥ率いるラベジャーズに自身の作った子供の引き取りに向かわせていた。しかしエゴの子供達への仕打ちに気付いたヨンドゥはピーターを渡さず引き取ったという。そのエゴは今、自身の息子ピーターにより反撃をくらっていた。ピーターの元へと辿り着いた仲間達は宇宙船に乗り込み脱出を図る。しかしピーターは惑星の外ではなく地下へと突き進んだ。惑星の真ん中にエゴの心臓であるコアがある。それを壊せば彼の企みは消えさる。世界を救うためのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの戦いである。
もちろんエゴはコアを守りに現れた。彼の強大さにはいくらこれまで死闘を潜り抜けた彼らでも敵わない。そんな時ピーターの力が覚醒する。エゴと同等の力を発揮するピーター、神同士の戦いは激しさを増していく。二人が激しく戦う名かロケットはグルートにコアへの爆弾設置を教える。その間にピーターを除く一行は宇宙船に乗り込み脱出を図った。爆弾の爆発によりコアは破壊、エゴは消え去った。しかしその時にはピーターの星からの脱出は難しかった。そこへ現れたのはヨンドゥ。ピーターを連れ遥か上空へと昇って行く。しかし宇宙服は１着だけ。ヨンドゥはピーターへと着せ宇宙船へたどり着く前にヨンドゥは暗い宇宙の中息絶えた。
ヨンドゥの葬式にはかつての仲間達が大勢集まった。そしてラベジャーズの葬式が行われた。宇宙に照らされる色とりどりの花火。ヨンドゥへの別れを告げる。同時にネビュラもガモーラの元を離れようとしていた。姉妹の絆は取り戻したかに見えたが、ネビュラの自身の父サノスへの想いは尋常ではなかった。ネビュラはガモーラの元を去って行く。自身の父を倒したピーターは既にその力は失っていた。しかし神としての力よりも彼は仲間達を選び、宇宙の平和を取り戻す。しかしその背後では彼らに深い憎しみを抱くある人物が動き始めていた。屈辱を与えられたソブリン人アイーシャ。彼女によりある計画が進められる。
以上、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2：リミックス」のあらすじと結末でした。
1.『アイアンマン』（2008年公開）
2.『インクレディブル・ハルク』（2008年公開）
3.『アイアンマン2』（2010年公開）
4.『マイティ・ソー』（2011年公開）
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』（2011年公開）
6.『アベンジャーズ』（2012年公開）
7.『アイアンマン3』（2013年公開）
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』（2013年公開）
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』（2014年公開）
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014年公開）
11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』（2015年公開）
12.『アントマン』（2015年公開）
13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』（2016年公開）
14.『ドクター・ストレンジ』（2016年公開）
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』（2017年公開）
16.『スパイダーマン:ホームカミング』（2017年公開）
17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017年公開）
18.『ブラックパンサー』（2018年公開）
19.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』（2018年公開）
20.『アントマン&ワスプ』（2018年公開）
21.『キャプテン・マーベル』（2019年公開）
22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』（2019年公開）
23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』（2019年公開）
前作からギャグもドラマもパワーアップ。ガーディアンズの型破りなチームファイトはBGMも相まってノリノリで最高に楽しめます。前作からの敵、ヨンドゥとの知られざる過去も明らかになり、油断しているとホロリとさせられます。アベンジャーズ・インフィニティウォーでもキーとなる物語の一つですのでぜひご覧ください。
今作の見どころって、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンツがみんなで子育てしてるところだと思う。タイニーグルート？それともリトルグルート？とでも言うのかグルートがただただ可愛い。ラストのエンドロールとかなんだよお前思春期かよって思うくだりがあるから絶対最後まで見なきゃだめ。もう1作目よりも増してみんなが好きになっちゃう