人狼ゲーム デスゲームの運営人の紹介:2020年日本映画。これまで数々の作品を世に送り込んできた「人狼ゲーム」。今回が8作品目となり、監督も原作者の川上亮が初めてメガホンを持つことになりました。原作者が監督になることでよりスリリングな心理戦が展開されています。
監督:川上亮 出演:小越勇輝(正宗)、中島健(琥太郎)、ウチクリ内倉(鬼頭)、花柳のぞみ(姫菜)、坂ノ上茜(くるみ)、桃果(夏目柚月)、朝倉ふゆな(佐竹澪)、森山晃帆(天野すみれ)、星れいら(秦小春)、山之内すず(末吉萌々香)、三山凌輝(滝快斗)、森本直輝(橋爪颯真)、黒沢進乃介(早坂亜由武)、福崎那由他(一ノ瀬悠輝)、ほか
映画「人狼ゲーム8 デスゲームの運営人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「人狼ゲーム8 デスゲームの運営人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
人狼ゲーム デスゲームの運営人の予告編 動画
映画「人狼ゲーム8 デスゲームの運営人」解説
この解説記事には映画「人狼ゲーム8 デスゲームの運営人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人狼ゲーム デスゲームの運営人のネタバレあらすじ:起
9名の若い男女が、とある場所に集められます。彼らは人狼ゲームの参加者です。運営側の人間である正宗は、参加者の中にかつて家庭教師をしていた時の教え子である夏目柚月がいることに驚きました。運営側のリーダーである鬼頭は参加者に役職をつけ、運営側の人間も誰を監視対象にするかを指示していきます。
夜の間に人狼以外のプレーヤーを指定して襲撃殺害する人狼役に、佐竹澪(朝倉ふゆな)と一ノ瀬悠輝(福崎那由他)。
夜の間に一人プレーヤーを指名し、そのプレーヤーが人狼かどうかを調査できる預言者役に、天野すみれ(森山晃帆)。
昼の間に処刑されたプレーヤーが人狼だったか否かを夜の間に知ることができる霊媒師役に、早坂亜由武(黒沢進乃介)。
自らは守ることは出来ないが、夜の間に指名したプレーヤーを人狼の襲撃から守ることができる用心棒役を、夏目柚月(桃果)が受け持つことになりました。
残りの何の役職も持たない村人役には、橋爪颯真(森本直輝)、秦小春(星れいら)、末吉萌々香(山之内すず)、滝快斗(三山凌輝)です。
運営側に鬼頭(ウチクリ内倉)、正宗(小越勇輝)、琥太郎(中島健)、姫菜(花柳のぞみ)、くるみ(坂ノ上茜)、それぞれの役職が揃い、ゲームスタートです。
ただ、このゲームはデスゲームであってゲーム内での殺害は本当の死を意味します。そして生き残った勝者には、賞金一億円が手渡されるのです。
人狼ゲーム デスゲームの運営人のネタバレあらすじ:承
ゲームがスタートし、それぞれが自己紹介を始めます。その様子を正宗たちは監視していました。正宗はこっそり琥太郎に、どうにか柚月を助けられないかと相談しますが、殺されるから止めておけと止められます。
やがて澪とすみれが、自分が預言者だと宣言しました。霊媒師を名乗るものは現れず、その後誰が嘘をついているのか分からない疑心暗鬼な状況が続き、最初の投票を迎えました。一番多く処刑に指名されたのは橋爪でした。自分がいないと村人は勝てないと紛糾する橋爪でしたが、首につけられている首輪に電流を流され、処刑されてしまいます。
監視している正宗は、柚月が選ばれなかったことに安堵しました。どうしても柚月を助けたい気持ちが抑えられない正宗は、巻き込まないことを約束に琥太郎に手伝ってもらい、柚月に手助けを始めます。
その夜、人狼は早坂を襲撃することを選び殺害しました。早くも霊媒師を失った村人側は不利になってしまいます。正宗は隙を見て柚月にメモを渡すと伝えると、柚月にそれぞれの役職と柚月に有利になる方法を書いたメモを渡すことに成功します。
翌朝、早坂が殺害されていることを知った一同は騒然としました。そこで、人狼でありながら預言者を語る澪が、夕べの調査の結果を発表します。澪は実際は人狼である一ノ瀬を人狼ではないと発表しました。本当の預言者であるすみれは、人狼が誰なのかわかっていないので何も言えないでいます。
柚月は正宗のメモに書かれていた通りに、自分が霊媒師だと語り始め、先に殺害された橋爪は人狼ではなかったと話します。これで柚月が次に処刑に指名される可能性は減りました。
人狼ゲーム デスゲームの運営人のネタバレあらすじ:転
人狼がいる限り、1日1人は犠牲者が出てしまいます。今現在、預言者を語る者が二人います。片方が本物で、もう1人は人狼です。話し合いはさらに熱を帯びていき、再び投票の時間がやってきます。
投票の結果、選ばれたのは本当の預言者すみれでした。恐ろしくなったすみれは首輪を壊し逃げ出しますが、追いかけた鬼頭に捕まってしまい殺されてしまいます。
その夜、人狼である澪と一ノ瀬は柚月に襲撃しようと考えますが、柚月を人狼に仕立てあげることを思いつき、別の人を襲撃することにします。そして萌々香が殺害されました。
翌朝の話し合いで、柚月は霊媒師としてすみれは人狼ではなく預言者だったと語ります。そして嘘をついていた澪こそが人狼だと主張します。もちろん澪も黙ってはいません。自分は本物の預言者ですみれは人狼、柚月は霊媒師を語っているが本当は人狼ではないかと、当初の思惑通り柚月を人狼に仕立てあげる事が出来ました。
話術に長けている澪なので、柚月は一気に形勢が不利になってしまいました。このままでは柚月が処刑されてしまうと感じた正宗は、こっそりと次の手を柚月に伝え、柚月はそれに従いました。自分は霊媒師ではなく用心棒だった。ここで柚月は真実を伝えます。投票前のいきなりの告白に、一同は騒然としました。
人狼ゲーム デスゲームの運営人の結末
形勢が有利のまま柚月を処刑すれば勝ちに近づく、ここは一気にと考えていた澪でしたが、賞金を一人占めしたいと密かに考えていた一ノ瀬がまさかの裏切りで、柚月側についてしまいました。これで柚月は逆転し、一転、澪は処刑されることになります。
偶然かもしれないが、霊媒師の早坂をいち早く殺したこと、そして今回の裏切り、どこか余裕のある態度、正宗は一ノ瀬に対する違和感を感じ始めていました。まさか自分と同じように、一ノ瀬にも協力者がいるのではと考えていると、監視室を出たくるみが隠れてスマホを使い、何かをしているのを目撃してしまいます。
それを指摘した正宗にくるみは襲いかかります。くるみは一ノ瀬と手を組んでいたのです。くるみに刺されてしまった正宗に、さらに襲いかかろうとするくるみ。しかしギリギリの所で駆けつけた姫奈によって、くるみは殺害されました。姫奈はくるみのスマホを手に取り、一ノ瀬に間違った情報を送ります。
それに従った一ノ瀬は襲撃に失敗し、自らの死を悟り首輪を外して逃げ出そうとしますが、やはり運営に捕まってしまい殺されてしまいました。ここで二人の人狼がいなくなり、生き残った柚月と小春、滝の三人がゲームの勝者となります。
柚月が無事なことに安堵しながらも、未だ状況の掴めない正宗に姫奈が、小春の姉だった事を告白します。正宗は他にも誰かと手を組んでいた者がいたのではと考え、このゲームはプレーヤーだけでなく運営側までも巻き込んだ恐ろしいゲームだったのではないかと、思い知らされました。
以上、映画「人狼ゲーム デスゲームの運営人」のあらすじと結末でした。
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