リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズの紹介:2022年日本映画。2021年~2022年にかけて放映された令和仮面ライダーシリーズ第3作・仮面ライダー生誕50周年記念作『仮面ライダーリバイス』のスピンオフ作品です。本作はテレビ本編最終回後および2022年公開映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』のその後を舞台とし、『リバイス』主人公のひとりである五十嵐一輝(仮面ライダーリバイ)の弟・大二(仮面ライダーライブ/仮面ライダーエビル)と門田ヒロミ(仮面ライダーデモンズ)を主役とした新たなる戦いが描かれます。監督は数多くの特撮作品(仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズ/パワーレンジャー、ウルトラマン)などを手がける坂本浩一です。
監督:坂本浩一 原作:石ノ森章太郎 出演者:日向亘(五十嵐大二/カゲロウ)、小松準弥(門田ヒロミ/ムラマサ)。高橋良輔(市村景孝)、芹沢凛(留美)、伊万里有(染井俊一郎)、梶原颯(ユキオ)、松田リマ(マリコ)、永徳(仮面ライダーライブ)、縄田雄哉(仮面ライダーエビル)、小森拓真(仮面ライダーライブ)、宮島咲良(キャスター)、どうきひろし(ラーメン屋店主)、宇治清高(田淵竜彦)、八条院蔵人(玉置豪)、関隼汰(オルテカ)、田邊和也(若林優次郎)、井本彩花(五十嵐さくら)、椛島光(夏木花)、濱尾ノリタカ(ジョージ・狩崎)、前田拳太郎(五十嵐一輝)ほか
映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」解説
この解説記事には映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズのネタバレあらすじ:起
「ギフ亡き新時代のガーディアン」を自称するテロ組織「アリコーン」に少年少女たちが誘拐される事件が発生、「フェニックス」の後継組織「ブルーバード」隊長の門田ヒロミは少年少女たちを救出すべく単身でアジトに乗り込みました。
ヒロミはそこで捕らえられていた少女・留美と出会い、すぐに打ち解け合いました。ヒロミは留美を遊園地に連れて行く約束をし、留美はヒロミを親しみを込めておじちゃんと呼びました。ところが、ヒロミはアリコーンに捕まってしまい、アリコーンのリーダーである染井俊一郎から拷問を受けました。
ヒロミを救うため、五十嵐大二らブルーバード隊員たちがアリコーンのアジトに突入しましたが、染井は首のチョーカーのボタンを押してパワーアップし、大二ら隊員たちを圧倒しました。ピンチの最中、大二に宿る悪魔・カゲロウが現れ、ジャッカルバイスタンプの力を駆使して染井の身柄を確保することに成功しました。
ヒロミはブルーバードで遺伝子工学の権威・市村景孝による治療を受けていました。テレビ本編では80歳相当まで老化していたヒロミの体調が回復したのは人の肉体を若返らせる遺伝子修復プログラム「トランザムザ」を開発した市村の研究の賜物でした。
留美は大二の兄・一輝たちの元に身を寄せていましたが、そこにヒロミと瓜二つの人物が現れました。異変を感じ取った留美はその場から逃げ出し、たまたまこの様子に居合わせていた市民がヒロミこそが少年少女の連続誘拐事件の犯人だと通報しました。
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズのネタバレあらすじ:承
本物のヒロミは何とか留美を助け出そうとしましたが、そこにアリコーンのメンバーであるユキオとマリコらが襲い掛かってきました。ユキオとマリコもまた首のチョーカーのボタンを押してパワーアップし、ヒロミを圧倒しましたが、ヒロミは隙をついて車を奪い、留美を連れてその場から逃げ出しました。
ブルーバードの研究者となっていたジョージ・狩崎と大二は事態を知り、大二はカゲロウの助けを借りてヒロミの動向を探り始めました。一輝と大二の妹・さくらは探偵となっていた夏木花に協力を求めました。
ヒロミと留美は途中のラーメン屋に立ち寄りましたが、店のテレビではヒロミが指名手配されたとのニュースが流れました。客に感づかれたヒロミは留美を連れて逃げ出しました。そこにヒロミと瓜二つの人物・ムラマサが現れ、日本刀を振りかざしてヒロミに襲い掛かりました。留美には人間の細胞分裂を活性化させることで一瞬にして怪我を治すことができる不思議な能力が備わっており、一瞬にしてヒロミの怪我を治しました。
その場にさくら、夏木とその助手・玉置豪が駆けつけました。さくらはムラマサの正体はヒロミから生まれた悪魔ではないかと感じ、大二に報告しました。大二はアリコーンのアジトを捜索し、アリコーンの目的が人間を遥かに超えた身体能力を持つ人間兵器「ヒューマンミュータント」を造ることであることを知りました。
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズのネタバレあらすじ:転
大二らは釈放を求めていた染井の身柄をあえて解放し、アリコーンのメンバーの居場所を探る作戦を立てました。大二の狙い通り、染井の乗った護送車をユキオとマリコが襲撃してきました。ブルーバード隊員を倒したユキオとマリコは怪人トランザムザ・レベル1に変身し、大二は変身ベルト・ツーサイドライバーで仮面ライダーエビリティライブに変身、苦戦しながらもユキオとマリコを倒すことに成功しました。
そこにムラマサが現れ、染井と共に大二を羽交い絞めにしました。ムラマサは“ヒロミの悪魔”である自分を倒せばヒロミも死ぬと挑発し、手出しができない大二のツーサイドライバーを破壊。染井と共にその場を後にしました。
その様子を見ていたカゲロウは大二を裏切り、ヒロミを見つけて傷めつけ、留美を助けたければ本気でかかってこいとヒロミを煽ると留美を連れて去っていきました。そしてカゲロウは留美の身柄をムラマサに引き渡し、アリコーンの一味として迎えられました。
大二は一輝に一連のことを相談しました。一輝はカゲロウは大二自身であると諭し、大二はカゲロウの言動からムラマサはヒロミの悪魔ではなくミューマンミュータントではないかと感づきました。ヒロミの悪魔は既にテレビ本編第1話で倒されており、本来ならば存在しないはずでした。全ての黒幕が市村であることに気づいた大二は狩崎からメガバットバイスタンプやデモンズドライバーなどを受け取り、ヒロミの元に向かいました。
一方、落ち込んでいたヒロミの前にかつてフェニックスの総司令官だった若林優次郎の幻が現れ、ヒロミを激励して去っていきました。ヒロミと大二は合流し、市村らのいる遺伝子研究所に乗り込みました。
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズの結末
遺伝子研究所には倒したはずのユキオとマリコ、そしてムラマサが待ち構えていました。ユキオとマリコは既に死んだ人間を使って造られたクローン、そしてムラマサの正体は市村がヒロミの治療中に遺伝子を抜き取って造ったクローンだったのです。
その時、アリコーンに寝返ったはずのカゲロウがムラマサを攻撃しました。実はカゲロウはアリコーンの仲間になったフリをして潜入していたのです。ユキオとマリコはトランザムザ・レベル1に、ムラマサはトランザムザ・レベル2に変身。大二は一輝から借り受けたリバイスドライバーを使って仮面ライダーライブマーベラスに、カゲロウも仮面ライダーエビルマーベラスに変身しました。ヒロミはデモンズドライバーとジャイアントスパイダーバイスタンプで仮面ライダーインペリアルデモンズに変身しました。
ライブとエビルはユキオとマリコを圧倒しましたが、自身もまた市村に造られたクローンである染井はユキオとマリコを始末し、自らトランザムザ・レベル3に変身しましたが、ライブとエビルに撃破されました。デモンズもムラマサを倒しました。
市村は留美を吸収し、トランザムザ・レベル4へと進化を遂げました。ヒロミの前に留美の幻が現れ、自分は細胞レベルで市村と融合してしまったので自分を倒してほしいと呼びかけてきました。ヒロミはそれでも留美を助けると誓い、大二・カゲロウ・ヒロミは同時にライブマーベラス・エビルマーベラス・インペリアルデモンズに変身し、市村と戦い始めました。
ヒロミと大二はリバイスドライバーが有する、悪魔を分離する力に賭けることにしていました。激闘の末、ライブ・エビル・デモンズは同時に必殺のライダーキックを発動させ、市村を倒すと同時に留美を助け出すことに成功しました。
ヒロミは約束通り、さくらや花と共に留美を遊園地に連れて行きました。留美は市村に吸収された際に特殊能力を失っており、普通の人間に戻っていました。ヒロミは力を持っていると悪用されるかもしれないのでその方がいいと言いました。
以上、映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」のあらすじと結末でした。
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