恋と嘘の紹介:2017年日本映画。無料マンガアプリ「マンガボックス」で連載され、人気を博した「恋と嘘」。夏にはアニメ化までされた今作が遂に待望の実写映画化。舞台は少子化の進んだ近未来の日本。これ以上の少子化に歯止めをかけるため、政府は「超・少子化対策法案」を施行していた。この政策は国民の遺伝子情報等を分析し、国が科学的に最良の結婚相手を決めるというもの。しかし、この政策は少子化が改善される反面、16歳にその相手を知らせる政府通知がいた以降、それ以外の相手とは自由に恋愛ができなくなってしまうという不自由で束縛された面もあった。そして、ついに主人公の仁坂葵のもとにも政府通知が届く。しかし、葵には政府通知の相手の他に既に恋人がいた。
監督:古澤健 出演:森川葵(仁坂葵)、北村匠海(司馬優翔)、佐藤寛太(高千穂蒼佑)、浅川梨奈(小夏)、田辺桃子(秋帆)、遠藤章造(仁坂遥一)、三浦理恵子(仁坂真理恵)、徳井義実(四谷大輔)、木下ほうか(高千穂匠社)、中島ひろこ(高千穂香澄)
映画「恋と嘘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋と嘘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
恋と嘘の予告編 動画
映画「恋と嘘」解説
この解説記事には映画「恋と嘘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋と嘘のネタバレあらすじ:起
舞台は超少子化対策法案が施工された近未来の日本。16歳になると政府によって結婚相手が通知されるこの世界で、16歳の誕生日を迎える主人公の仁坂葵には司馬優翔という恋人がいた。誕生日の夜に司馬に呼び出された葵は、政府通知を受ける前に優翔から改めて告白される。もし政府通知の相手が優翔だったら、と葵が思ったのも束の間、政府通知が来るのと同時に葵達の前に現れたのは、葵と同じく政府通知を受けた高千穂蒼佑という男だった。蒼佑は優翔と比べて葵に無愛想な態度で接し、今後が不安になっていく葵。しかし政府通知の相手とは絶対幸せになれるという言葉を信じ、蒼佑と付き合っていくことに。
恋と嘘のネタバレあらすじ:承
しかし、何度デートを重ねても一向に蒼佑との距離が縮まらない葵は、優翔にそのことを相談する。そこで葵はいつの間にか蒼佑に惹かれている自分の本当の気持ちに気づく。もう一度蒼佑に会いに行こうと高千穂の家へ向かった葵。しかしそこで高千穂家と蒼佑との確執を知る。どうしても蒼佑とその結婚相手の葵に自分の病院を継がせたい父に対して自分自身の道を歩きたい蒼佑は反発していた。その背景を知った葵はますます蒼佑に尽くそうと考える。そして蒼佑もまたそんな葵に次第に惹かれていくようになった。蒼佑との仲が深まった葵は、優翔と蒼佑の三人でデートをしようと誘う。初めは仲の良さそうにしていた優翔と蒼佑だったが、二人になった途端に言い合いになってしまう。そこで葵は優翔が蒼佑に対して嫉妬していたことを知る。
恋と嘘のネタバレあらすじ:転
優翔のことが気になる葵だったが、蒼佑との仲はますます深くなっていき、ついに蒼佑からプロポーズを受ける。喜んでそれを受け入れる葵。高千穂家に挨拶に行こうと提案する葵だったが、両親と関わりたくないとそれを拒否する蒼佑。仕方なく葵は蒼佑の父が運営する病院へ一人で赴くことにする。しかしそこには父親に向かって必死で頭を下げる蒼佑の姿があった。その話を盗み聞く葵。実は優翔は難病にかかっており、治療する為には海外の病院へ行く必要があった。それを知った高千穂は父親に海外の病院への紹介状を書いて欲しいと父に頼んでいたのだった。渋る父だったが、蒼佑が病院を継ぐことを条件に紹介状を書くことに。一方、優翔の真実を知ってしまった葵の思いは、優翔と蒼佑の間で揺れ動いた。
恋と嘘の結末
結婚の準備が進み、そして優翔の海外行きのリミットが近づくにつれて「超・少子化対策法」そのものに疑問を覚え始める葵。そんな思いとは裏腹に、遂に蒼佑との結婚式の日がやってきた。ウエディングドレスを着た葵だったが、蒼佑に指摘され、優翔が好きという自分の本当の気持ちに気づく。結婚式には出席せず、葵は海外へ向かう優翔に会いに空港へ走った。空港へ着いた葵は優翔に自分の気持ちを正直に伝える。優翔はそれを受け入れ、二人抱き合うシーンで終劇。エンドロールの後、数年後、司馬優翔と書かれた墓石に花を手向ける葵。そこで蒼佑と久しぶりの再会を果たす。二人のこれからの未来を感じさせながら本当の終劇。
以上、恋と嘘のあらすじと結末でした。
森川葵ちゃんが出ている作品はこれが初めてだったのですが、可愛らしいピュアな女子高生感が出ていてとても可愛かったです!でもまぁ、よくある結末に予想がつく恋愛ストーリーなことには少し飽きを感じてしまいました。