魔法使いの嫁 星待つひと:前篇の紹介:2016年日本映画。ヤマザキコレのコミックス「魔法使いの嫁」のオリジナルアニメーションで、前・中・後篇の全3部作のうちの前編となります。生まれつき人ならざるものを見ることができるため、他人から疎まれ孤独に暮らしていた羽鳥チセは、魔法使いエリアスに金で買われ、エリアスの弟子として、そして花嫁として暮らしていました。ある日、アンジェリカから届いた書籍を整理していると、日本語で書かれたチセにとって特別な本が出てきました。そしてチセはエリアスに促されるまま、その本に関わる昔の出来事を語り始めました。
監督:長沼範裕 声優:羽鳥チセ(種﨑敦美)、エリアス・エインズワース(竹内良太)、ルツ(内山昂輝)、三浦理一(櫻井孝宏)、アンジェリカ・バーレイ(甲斐田裕子)、ほか
映画「魔法使いの嫁 星待つひと:前篇」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「魔法使いの嫁 星待つひと:前篇」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
魔法使いの嫁 星待つひと:前篇の予告編 動画
映画「魔法使いの嫁 星待つひと:前篇」解説
この解説記事には映画「魔法使いの嫁 星待つひと:前篇」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔法使いの嫁 星待つひと:前篇のネタバレあらすじ:起
ある日アンジェリカ・バーレイは、エリアス・エインズワースより注文を受けた書籍や道具などをまとめていましたが、あることに気付くと、作業を中止して一冊の書籍を探し出しました。
それは、アンジェリカがたまたま古本市で見つけたもので、他の書籍とは違い日本語で書かれていました。アンジェリカは、エリアスの弟子チセへのプレゼントといって、他の書籍と一緒にまとめると、エリアスに送付しました。
そのころ、チセは使い魔であるルツと一緒に起きると、エリアスのためにいつもように紅茶をいれたり、食事を用意したりと、日常生活を送っていました。
魔法使いの嫁 星待つひと:前篇のネタバレあらすじ:承
食事中に呼び鈴が鳴り、チセが玄関に行くと、アンジェリカから届けられた書籍や道具などが届き、受け損ねたチセは尻もちをついてしまいました。届けられた書籍や道具は、エリアスがチセのために注文したもので、エリアスはチセに書斎に運ぶように言いますが、チセは書斎に入ったことがなく書斎の場所すら知りませんでした。
朝食後、エリアスに案内され書籍を持って書斎に行くチセでしたが、書斎は埃っぽく、思わずくしゃみをしてしまいました。書斎には、大量の本が無造作に積み上げられており、あまりの惨状にチセは、エリアスに書斎の整理を申し出て、エリアスはそれを許可しました。
魔法使いの嫁 星待つひと:前篇のネタバレあらすじ:転
チセはルツと一緒に書斎を整理したことで、書斎は大分片付くことができました。その時、チセは、アンジェリカから届けられた書籍の中に見覚えがある本がある事に気が付きました。
エリアスは、チセがその本に特別な思い入れがあることを察すると、チセを膝の上に乗せて本について教える様に促し、チセは本について語りだしました。
チセは生まれつき普通の人間は見ることができない人ならざるものを見ることができるため、他人から薄気味悪く見られていました。母親は自殺し、引き取ってくれた親戚にも心を開かず疎まれていました。チセが8歳のある日、チセは、自分への陰口に耐え切れず、家の外に逃げるように出ていきました。
魔法使いの嫁 星待つひと:前篇の結末
家の外に出たチセでしたが、人ならざるものにより他人に危害を加えそうになり、謝りながら森の中に逃げ込みました。しかし、逃げ込んだ森の中でもチセは、巨大な人ならざるものから追いかけられました。
そして、森の中にある建物の前まで追い詰められた時、突然建物の扉が開き、チセは倒れるように建物の中に入り、人ならざるものから逃れることができました。建物の中には1人の青年がいて、チセは建物に入ったことを謝罪して出ていこうとしましたが、奥に大量の本棚と本があることに目を奪われました。
実は、青年も人ならざるものを見ることができ、チセにここなら変な奴らも入ってこられない、と言いました。チセは不審に思い後ずさりしながら正体を尋ねたところ、青年は自らを森の魔法使いと言い、『ようこそ、森の図書館へ』と語りかけました。
以上、映画「魔法使いの嫁 星待つひと:前篇」のあらすじと結末でした。
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