ニート・オブ・ザ・デッドの紹介:2014年日本映画。ゾンビになった引きこもりの息子を、家から追放しようと考え衝突する父と、大人しいからこのまま家で暮らしていても大丈夫だと反論する母を通して、家族や夫婦といったテーマを描くゾンビホームドラマ。
監督:南木顕生 出演者:筒井真理子(早苗)、木下ほうか(康彦)、金子鈴幸(伸也)ほか
映画「ニート・オブ・ザ・デッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ニート・オブ・ザ・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ニート・オブ・ザ・デッドの予告編 動画
映画「ニート・オブ・ザ・デッド」解説
この解説記事には映画「ニート・オブ・ザ・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニートオブザデッドのネタバレあらすじ:起
早苗は寝たきりになった夫の父・建造の介護をしています。やがて夫の康彦が仕事から帰って来ます。康彦は「ゾンビが多くなった」と早苗に言います。蔓延するゾンビ感染で、街ではゾンビの数が増えていました。
そこで康彦は「家庭内から感染者を出さない事が重要だ。家に籠って外に出ないようにしよう。幸いにも食料は間違って買ってしまったものがたくさんある。息子の伸也は引きこもりだし、親父は寝たきりだから丁度いい」と言い、父の様子を見に行きます。
死んでいる父を見た康彦が、早苗を呼びます。早苗が建造の様子を見ると手が動きました。「生きているじゃない」と康彦に言った時、布団から足がとび出しました。康彦は噛まれた足を見て、「ヤバイ、ゾンビになっている」と言います。
ニートオブザデッドのネタバレあらすじ:承
「歩けないのにどうして?」と早苗が言うと、康彦は2階の伸也の部屋を見上げます。「ママは感染していないから、伸也しかいない」と言って、康彦は早苗を連れて2階へ上がります。早苗に「見てこい」と言うと、早苗が伸也の部屋に入ります。伸也は噛まれてゾンビになっていました。
「伸也は死んだんだ」と言う康彦に、「伸也は引きこもり、おじいちゃんは寝たきりだからこのままここに居よう」と早苗が言います。しかし康彦は「2人を置いて家を出よう」と言い出し、玄関を出て車を出そうとします。
しかし車庫の中にゾンビがいて襲われます。早苗がゾンビの頭を水の入ったペットボトルでなぐって康彦を助けると、康彦は家の中に逃げ込みます。康彦は「伸也を追い出そう、ママが伸也を呼んで玄関から出して鍵を閉めたらいい」と言います。
ニートオブザデッドのネタバレあらすじ:転
早苗は「パパはいつも家の事はほったらかしだったから、父の威厳を見せてよ!私は嫌!」と言います。仕方なく康彦が伸也の部屋に入りました。仕事が忙しいと言って、全く伸也に関わらなかった康彦の呼びかけに、伸也は全く応じませんでした。
話題を見つけて、しつこく話していると、伸也が唸り声をあげて康彦に襲いかかります。1階に逃げ帰り「伸也を殺そう」と康彦が言うと、早苗は「伸也が独り立ちできるまで私が面倒を見る」と言って、伸也を呼ぶと自分の腕を食わせます。
「お前も死んでゾンビになるんだぞ」という康彦に、早苗は「伸也と出て行く。自分で人を食べれるようになるまで私が見守る」と言って家を出て行きます。
ニートオブザデッドの結末
早苗と伸也を送り出した康彦は、ゾンビになって歩けるようになった建造に襲われました。
街は徘徊するゾンビであふれかえっていました。ゾンビとなった早苗は、伸也を連れて街に出ました。そして他のゾンビ達と一緒に人間を襲って喰い始めます。早苗と伸也は一緒に人間を食べます。
やがて伸也が、自分の力で人間を襲い人を食べるようになりました。成長した伸也を見た早苗は、伸也の顔を見つめ、一人で歩きはじめます。独り立ちした伸也は立ち去る早苗を見ていました。
以上、映画「ニート・オブ・ザ・デッド」のあらすじと結末でした。
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