映画「日本統一3」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
日本統一3の紹介：2013年日本映画。信闘会によって、銃撃された山崎若頭の報復を始めた侠和会側でしたが、直参を一人殺したことで、幹部が出歩かなくなり小康状態を迎えていました。そんな時、九州の至誠会会長の川端が仲裁に乗り込んできました…という内容の、日本統一を目指す任侠シリーズ『日本統一』の3作目です。
監督：山本芳久 出演者：本宮泰風（氷室 蓮司）、山口祥行（田村 悠人）、小沢仁志（川谷 雄一）、誠直也（山崎 義政）、古井榮一（三上 哲也）、岡崎二朗（上田 秀次）、川村亜紀（リョウコ）、白竜（工藤 雅信）、梅宮辰夫（至誠会会長・川端）、飛野 悟志（八神）、松田 優（信闘会会長島田）ほか
この解説記事には映画「日本統一3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
龍征会の戦闘部隊が信闘会の直参を射殺したことで、信闘会側には激震が走り、侠和会側は士気が高まりました。三上は二代目工藤会長に褒められ上機嫌でした。その三上のもとにベテラン刑事がやって来て、早く上田のタマを取って手打ちをしろと耳打ちしました。
そのころ横浜では、秋本組組長の秋本が逮捕されました。信闘会の上田理事長を狙う龍征会でしたが、本部正門には警官が数名張りつき、全く手出しできない状態でした。九州では至誠会会長の川端が侠和会と信闘会という2大組織の抗争に頭を痛めていました。巨大組織の抗争が、暴力団に対する法整備の強化などで地方組織にまでしわ寄せが及ぶのではないかと考えていました。
そこで川端は、自分が仲裁人になる前提で、理事長を手打ちに向けた交渉に向かわせました。侠和会側は工藤と尾本が応対しますが、山崎若頭が銃弾を受けたことに対し、それに見合う報復が出来ていないと、まだその時期ではないと言いました。
信闘会では島田、上田、八神が応対しました。しかし全く手打ちに応じる気持ちはなく、理事長を帰しました。龍征会の戦闘部隊は、信闘会の組員を数名射殺した後、島田会長が車に乗り込むところを狙いますが、銃弾が発射されず失敗しました。手詰まりになった田村はイラついていました。氷室から一緒に行動しろと言われた健太が、信闘会の直参が愛人と出入りするマンションを突き止めました。田村は狙いをつけ待ち伏せし直参を射殺しました。
病院では山崎が回復し、川谷の退院が決まりました。見守る氷室に田村から、直参を殺したと連絡が入りました。すると山崎が電話を代わり、ワシが撃たれたのはお前のせいじゃない、早く帰って来て顔を見せろと言いました。直参を一人殺したことで、至誠会の川端が侠和会に出向き、手打ちをしてくれと工藤に頼みました。すると川谷が山崎の報復が出来ていないと怒り出しますが、工藤は手打ちをのみました。川端は手打ちまで一切手出ししないでくれと頼みました。
信闘会へ向かった川端は、条件を出して手打ちをしてくれと頼みました。条件は上田と八神の引退でした。引退はしないと言う上田に、川端は上田を慕う組員の為にもと説得すると、二人は了承しました。一方、納得できない川谷は、組を飛び出してでもやると言い出しました。すると田村が、自分は三上の杯をもらっていないから組員ではない。堅気のオレが代わりに上田を殺すと言いました。氷室が作戦を練りました。
警備の警官をかく乱し、信闘会本部に侵入した田村は、上田を射殺し自ら警官に捕まりました。このことで川端が怒り工藤と尾本に会いました。川端と理事長は川端の顔に泥を塗り、ウチとも事を構えるのか？と迫りました。工藤は詫びた後、侠和会の為に命を張った若い衆を誇りに思うと逆に讃えました。
川端は、三上組関係者を破門にすれば手打ちをすると言いますが、工藤は1週間考えさせてくれと言いました。対応を練っている最中に、信闘会側が侠和会組員を射殺したため、破門話はなくなり、手打ち式へと向かいました。
回復していない山崎若頭も手打ち式に出ると会場にいました。信闘会の八神が不穏な動きをし始めました。川谷らが部屋を空けた時、信闘会組員3人が部屋に押し掛け、山崎と付き人を射殺しました。銃声を聞いた氷室がかけつけ、銃を取り上げて信闘会組員を射殺すると、会場を飛び出し八神を追いかけ射殺しました。
その後、島田会長の部屋に行き銃口を向けました。川端が止めろと言いますが、邪魔したら川端さんを殺すといい、島田に向け引き金を引きました。しかし弾切れで島田を殺すことが出来ませんでした。川谷がやって来て、もういいと言いました。
氷室は三上に、長い間留守にしますがよろしくお願いしますと言うと、三上は任しておけと言いました。警察が駆けつけると、川谷が拳銃を氷室に渡しました。氷室は銃を持って歩いて行きました。
以上、映画「日本統一3」のあらすじと結末でした。
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