ニセコイの紹介:2018年日本映画。この恋はフィクションです。「週刊少年ジャンプ」に掲載されたラブコメディ作品としては史上最長連載記録を誇る古味直志の同名漫画を実写映画化した作品です。Sexy Zoneの中島健人と中条あやみがダブル主演を務め、ヤクザの息子とギャングの娘が互いの組織の抗争を防ぐため偽の恋愛関係を演じる姿をコミカルに描きます。
監督:河合勇人 出演者:中島健人[Sexy Zone](一条楽)、中条あやみ(柿崎千棘)、池間夏海(小野寺小咲)、島崎遥香(橘万里花)、岸優太[King&Prince](舞子集)、青野楓(鶫誠士郎)、河村花(宮本るり)、GENKING(本田曜子)、松本まりか(日原教子)、丸山智己(佐々木竜之介)、加藤諒(ゴリ沢)、団時朗(アーデルト)、宅麻伸(一条一征)、DAIGO(クロード)ほか
映画「ニセコイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ニセコイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ニセコイの予告編 動画
映画「ニセコイ」解説
この解説記事には映画「ニセコイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニセコイのネタバレあらすじ:起
10年以上前、少年時代の一条楽はある少女と出逢い、楽は錠前のペンダントを、少女はその鍵を持つことにして再会を約束しました。
時は流れて現代、高校生となった楽(中島健人)は今でも彼女との約束を胸に抱いていましたが、どうしても彼女の顔を思い出すことができずにいました。一方で楽はクラスメイトの小野寺小咲(池間夏海)に惹かれており、また楽の父は暴力団「集英組」組長の一条一征(宅麻伸)であることから、喧嘩嫌いで真面目な楽は自分の置かれている境遇にジレンマを感じていました。
楽はあの日の少女が小咲であったらいいなと思いながら過ごしていたそんなある日、遅刻寸前で学校に駆け込んだ楽は、後ろからやってきた金髪の美少女に膝蹴りをくらわされてしまいます。教室に入った楽は、この日入って来た転校生こそが自分に膝蹴りをくらわしてきた金髪ハーフの女・柿崎千棘(中条あやみ)であることを知ります。クラス中は千棘の転向に色めき立ちますが、楽と千棘は膝蹴りの一件で一触即発の状態となってしまいます。
ニセコイのネタバレあらすじ:承
その夜、楽は一征からあることを持ち掛けられました。集英組はアメリカのギャング組織「ビーハイブ」と抗争寸前に陥っており、一征は何としても抗争は避けたいため、ビーハイブのボス、アーデルト(団時朗)の一人娘と楽に恋人のフリをさせること(ニセコイ)で幕引きを図ろうと考えたのです。しかし、乗り気ではない楽は、アーデルトの娘こそが何と千棘であることを知るや気が重くなってしまいました。
性格が正反対で、そもそも互いに乗り気ではない楽と千棘は両組織の抗争を食い止めるためやむなく“ニセコイ”を演じることになり、集英組やビーハイブの幹部クロード(DAIGO)らの監視のなか無理やり恋人同士を演じなくてはならなくなりました。周囲も本当に楽と千棘が交際していると勘違いしてしまい、楽は何としても小咲の誤解を解かなければならないと気が気でなりませんでした。
ニセコイのネタバレあらすじ:転
そんなある日、警視総監の娘・橘万里花(島崎遥香)が楽たちの学校に転校してきました。よりによって万里花は楽に惚れ込んでしまい、楽は小咲への想いとの間で板挟み状態になってしまいます。
学校の文化祭が近づき、小咲は出し物として「ロミオとジュリエット」の演劇を提案してきました。ジュリエット役は小咲が演じる予定でしたが、楽の親友・舞子集(岸優太)はどうせなら楽と千棘で演じればいいと提案したことから、楽と千棘はそのまま主役を演じることになってしまいました。稽古の最中、千棘はかつて楽が交わした鍵のペンダントを小咲が持っていることを知ってしまいます。実は、10年以上前に楽と約束を交わした少女こそ小咲であり、彼女の想いの深さを知った千棘はジュリエット役を小咲に譲りたいと申し出ました。実はこの時既に千棘は本気で楽に想いを寄せ始めていたのです。
ニセコイの結末
文化祭当日、小咲は些細なことでまさかの怪我を負ってしまい、結局千棘がジュリエット役を演じることになりました。そして舞台の本番、楽と千棘はアドリブを交えながら息の合った演技を見せ、観衆を盛り上げました。実は楽もまた千棘に想いを寄せるようになっており、二人の想いを受け止めた小咲は楽から身を引くことにしました。
一方の千棘もまた楽への想いを絶ち切ろうと決心しており、ひっそりとアメリカに帰国しようと空港に向かいました。そのことを知った楽は小咲に千棘への思いを告げると、千棘を追って空港に急ぎました。万里花の助けを借りた楽は空港に辿り着き、立ち塞がったクロードを振り切って滑走路に突入、飛び立とうとした千棘の飛行機にようやく追いつきました。楽の想いを受け止めた千棘は飛行機から降りて楽に抱き付き、ここに“ニセコイ”は本物の恋となったのです。
「ニセコイ」感想・レビュー
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とても面白かった!
キャスティングも、それぞれがかなり原作に忠実でよかったと思います(特に岸くんの舞子集がよかった)
普段イケメン王子様キャラの中島健人くんと、中条あやみさんの変顔がたくさん観られるのも貴重かと…。
ロミジュリのシーンはセットも衣装もとても綺麗で素敵でした。 -
面白かったです。
笑って泣けて、久々に「THE・ラブコメ」を観たという感じがしました。
思いの外DAIGOさんの出番が多くて良い味出してました。
エンドロールはNG集のような感じで最後まで楽しめました。
2回観てもやっぱり面白かったです。 -
健人くんと中条さんをはじめ、役者さんたちのコメディ演技がとても魅力的でした。個人的には、島崎さん演じる万里花が見かけによらずいい子で、最後は楽を助けてくれたのが意外で面白かったです。全員が本当に二次元から飛び出してきたような完璧なビジュアルだったので目の保養になりました。
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主人公の一条楽が感情豊かで、自分もあんな風に喜怒哀楽を率直に表現したいと思いました。ヒロインの柿崎千棘が勝気で逞しい性格の持ち主なので、あんな風な女の子と一緒に日常を過ごしたいと溜め息を漏らしました。日本を代表するラブコメの映画化作品としては期待に違わない内容でした。
とても面白かったです。
私が良いなと思ったシーンは文化祭でのロミジュリがお金持ち学校ならではで、普通の高校では出来ないようなミュージカルみたいで凄く素敵でした。
また、中条あやみさんが千棘役にピッタリだったと思います。
岸くんも原作と変わらない風貌でした。