虹の女神 Rainbow Songの紹介:2006年日本映画。大切な人の存在を失って初めて気づく青年の姿を通して、男女のすれ違いを描いた切ないラブストーリー。恋に鈍感な青年を演じる市原隼人と、一見、強気な性格に見えるけど、好きな人に想いを伝えられない女の子を演じる上野樹里の等身大の演技が光る感動作です。
監督:熊澤尚人 出演者:市原隼人(智也)、上野樹里(あおい)、蒼井優(かな)、佐々木蔵之介(映像制作会社の上司)、田中圭、酒井若菜、鈴木亜美、相田翔子、小日向文世ほか
映画「虹の女神 Rainbow Song」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「虹の女神 Rainbow Song」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「虹の女神 Rainbow Song」解説
この解説記事には映画「虹の女神 Rainbow Song」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
虹の女神 Rainbow Songのネタバレあらすじ:あおいの死
映像製作会社に勤務する智也(市原隼人)は、おっちょこちょいな性格から、上司に怒られてばかりいます。ある朝、空を見上げた智也は不思議な虹を発見し、ふと、アメリカへ渡った親友のあおい(上野樹里)のことを考えます。
虹の写真を撮影した智也は、虹の写真を送るとともに、アメリカにいるのであろうあおいの留守電話にメッセージを残します。しかし、その後、あおいが飛行機事故で亡くなったことを智也は知ることとなるのでした。
虹の女神 Rainbow Songのネタバレあらすじ:2人の出会い
片思いの女の子に近づくために、その子の友人のあおいに智也が声をかけたのがきっかけで、2人は知り合いました。最初は、智也のことを面倒くさく感じていたあおいでしたが、面倒見のよい性格もあり、次第に智也と仲良くなります。
あおいは、自分が監督を務める映画に智也を出演させますが、智也は撮影でも怒られてばかりです。あおいは秘かに智也のことが気になっていますが、鈍感な智也は無神経な発言であおいを傷つけます。
虹の女神 Rainbow Songのネタバレあらすじ:2人の別れ
大学卒業後、あおいは、映像製作会社に入社します。卒業後も定職につけず、ふらふらしていた智也は、あおいの計らいで、あおいの働いている映画製作会社に入社します。
映像の勉強をするという理由でアメリカへ渡ったあおいを智也は引き留めず、あおいはアメリカへ行ってしまいます。そんな中、智也に、あおいの死が知らされたのでした。
虹の女神 Rainbow Songの結末:失ってはじめて気づくこと
あおいの告別式で、智也たちは、大学時代に製作した映画を観ます。会社に残されたあおいの私物を家族のもとに持っていった智也は、あおいの妹のかな(蒼井優)から、あおいの遺品を譲ると言われます。そこで、智也は一通の手紙を発見します。
それは、智也が好きな女性に渡すために、あおいに代筆を頼んだラブレターでした。手紙の裏には、あおいの智也に対する本当の気持ちが書かれていました。失って初めて、かけがえのないあおいの存在に智也は気づいたのでした。
以上、映画「虹の女神 Rainbow Song」のあらすじと結末でした。
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