リベンジgirlの紹介:2017年日本映画。桐谷美玲主演で贈る政治ラブコメディです。才色兼備ながらも性格の悪さから友人が全くいない主人公が、失恋をきっかけに女性初の内閣総理大臣を目指して奮闘する姿を描きます。
監督:三木康一郎 出演者:桐谷美玲(宝石美輝)、鈴木伸之(門脇俊也)、清原翔(斎藤裕雅)、馬場ふみか(仲手川万里子)、佐津川愛美(百瀬凛子)、大和田伸也(斎藤茂)、斉藤由貴(如月凪子)ほか
映画「リベンジgirl」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リベンジgirl」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リベンジgirlの予告編 動画
映画「リベンジgirl」解説
この解説記事には映画「リベンジgirl」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リベンジgirlのネタバレあらすじ:起
東京大学を首席で卒業、学生時代はミスキャンパス・グランプリにも輝くなど容姿端麗で超完璧な宝石美輝(桐谷美玲)。しかし彼女はプライドが非常に高く、性格も非常にワガママで自己中心的なことから友達ができないでいました。
そんな美輝でしたが、ようやくゲットした彼氏は政治家一家の御曹司にして名門ハーバード大学卒業の斎藤裕雅(清原翔)でした。幸せの絶頂を迎えた美輝でしたが、そんなある日、美輝は裕雅からの電話の内容から、裕雅が二股も三股もかけている女たらしの超遊び人であることを知ってしまいます。
まさかの大失恋を味わった美輝は、将来が約束されている裕雅を見返すべく、史上初の女性総理大臣を目指すという前代未聞のリベンジに打って出る決意を固めました。
リベンジgirlのネタバレあらすじ:承
しかし、これまで政治の世界に全く興味のなかった美輝には、斎藤一族からも一目置かれる敏腕秘書の如月凪子(斉藤由貴)の弟子である門脇俊也(鈴木伸之)が秘書としてバックアップすることになりました。
かつて俊也は有能な政治秘書でしたが、嘘ばかりついている政治家の世界にすっかり嫌気が差したことから、今では秘書を辞めて政治塾で働いていました。俊也は身勝手な美輝の秘書に就くことを最初は拒絶していましたが、如月には逆らえずに渋々引き受けることにしました。
やがて美輝は「青和党」の公認を得て初陣となる選挙戦に立候補、俊也は選挙参謀を務めることになりましたが、対立候補の中にはかつて大失恋を喫した裕雅の姿がありました。
一族の七光りと資金力を誇る裕雅の前には大苦戦が想像されましたが、美輝は俊也の厳しい指導を受け、また持ち前の努力家の一面もあって、次第に地元有権者から少しずつ支持を集めるようになっていきました。
リベンジgirlのネタバレあらすじ:転
やがて高飛車で自己中だった美輝の中にも心境の変化が生まれ、いつしか自分のためではなく周囲の人間のために戦っている自分の姿に気がつき始めました。それと同時に、美輝は俊也に対してほのかな想いを抱くようになっていきました。
しかし、そんな美輝を快く思わない裕雅は、どうしても我が孫を総理大臣にしたい祖父・斎藤茂(大和田伸也)の後ろ盾やマスコミ買収など汚い手を使って美輝のネガティブキャンペーンを展開、美輝を罵倒した裕雅を俊也が殴ってしまったことから、俊也は秘書を辞めざるを得なくなってしまいました。
選挙本部長を買って出た如月は、美輝に対して「俊也の気持ちがわからないのか」と叱ったうえで、今の美輝にできることは選挙戦に勝つしかないと叱咤激励しました。
リベンジgirlの結末
美輝は俊也を失ったことで、今までの自分の愚かさを深く悔いるとともに、俊也への想いがより一層強まっていることに気が付きました。
選挙戦最終日、妹・美咲(竹内愛紗)から後悔だけはするなと激励された美輝は最後の選挙演説に臨み、有権者を前にこれまでの経緯を丁寧に語り始めました。かつて裕雅と交際していたこと、そして出馬の理由が裕雅へのリベンジだったこと…最初のうちはブーイングを浴びせていた有権者も次第に、かつてのワガママだった頃の面影を振り切った美輝の真摯さに心を打たれていきました。
そして美輝は選挙カーの上からいつも見守ってくれていた俊也を見つけ、「私を誰だと思ってるの、宝石美輝よ」と言いながらキスをしました。
選挙の結果は美輝がまさかの圧勝となり、見事にリベンジを果たしました。美輝は祝福の握手を求めてきた如月に「総理大臣になる日まで取っておく」と改めて宣言しました。
以上、映画「リベンジgirl」のあらすじと結末でした。
すごくいい映画です。映画館まで見に行きましたが、行く価値十分でした。
桐谷美玲が綺麗です。最初は性格悪い印象ですが、実は人のため、弱い立場の人のために頑張れる、優しく強い女性と気付けます。そのシーンは感動ものです。桐谷美玲の付き人もぶっきらぼうながら芯があり、最後二人がともに政界に進む姿には胸が熱くなりました。