ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEの紹介:2012年日本映画。ナルトとサクラは、突然現れたうちはマダラにより別世界に送られてしまいます。その世界は、ナルト達が元いた世界と真逆の世界の性格となった仲間たちが暮らす世界で、ナルト達は戸惑いますが、その中で一番の違いは、サクラの親が英雄となってすでに死んでいましたが、ナルトの両親は生きていたことでした。ナルトは元いた世界では味わえなかった両親の愛情を満喫します。しかし、これらはナルトから九尾の力を奪おうとするうちはマダラによって作られた偽りの世界の中の出来事でした。
監督:伊達勇登 声優:うずまきナルト(竹内順子)、春野サクラ(中村千絵)、波風ミナト(森川智之)、うずまきクシナ(篠原恵美)、仮面の男 / 波風メンマ(竹内順子)、綱手(勝生真沙子)、はたけカカシ(井上和彦)、うちはマダラ(内田直哉)、ほか
映画「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEの予告編 動画
映画「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」解説
この解説記事には映画「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEのネタバレあらすじ:起
木の葉隠れの里にナルト達がかつて倒したはずの暁が襲ってきましたが、ナルト達の活躍により撃退に成功しました。サクラ達の親は、子供の活躍を喜びますが、両親がいないナルトは、寂しさを感じました。
そんな時、ナルトは親と喧嘩して家を飛び出したサクラと出会い、強引に公園に連れていかれますが、そこでうちはマダラと遭遇します。マダラはナルトとサクラに何かの術をかけて姿を消しました。ナルトとサクラは、マダラが現れたことを報告しようと走り出しますが、そこで、日向ヒナタ、犬塚キバ、油女シノと出会います。
しかし彼らは、気が強いヒナタ、犬嫌いのキバ、虫嫌いのシノと、ナルト達の知っている3人とは正反対の性格をしており、ナルトとサクラは戸惑います。
さらに、ほかの仲間も同じように性格が正反対となっていたほか、木の葉隠れの里にいないなずのサスケがいたり、ナルトの名前がメンマになっていたり、サクラが里を救った英雄の4代目火影の子となっていたりと、これまでとあまりに違う状況にナルトは頭を抱えてしまいました。
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEのネタバレあらすじ:承
ナルトとサクラは、マダラに術をかけられて別の世界に送られたと推測しますが、情報が少なすぎて結論を出せませんでした。実は2人がいる世界は、マダラが作った限定月読の世界で、目的はナルトから九尾の力を手に入れるためでした。
情報を集めるために綱手の元を訪れたナルト達は、綱手から仮面の男が雷影を襲ったと聞き、仮面の男とはマダラのことではないかと考えました。その時、部屋に任務を終えた波風ミナトとうずまきクシナが入ってきました。元の世界ではナルトが物心つく前に死んだ両親がこの世界では生きていることに、ナルトは、マダラに怒りを覚えますが、これまで一人きりだった家に両親がいることに何とも言えない気持ちになります。
次の日、ナルト達は仮面の男を封印できるという朱月の書を手に入れるため、自来也が朱月の書を隠した祠まで行きますが、ナルトが罠にかかり、祠を守るガマブン太、ガマ力がナルト達の前に立ちはだかりました。朱月の書はミナトにより入手できましたが、ナルトがガマブン太から攻撃を受けた際に、クシナがナルトをかばい負傷してしまいます。
ナルトは、自分をかばったクシナの行動を余計な事をしたと怒りますが、ミナトはナルトの頬を叩くと、親は理屈抜きで子供を守るものだ、と諭しました。さらに、クシナがナルトの無事を喜ぶと、ナルトは2人を両親として受け入れました。
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEのネタバレあらすじ:転
手に入れた朱月の書を綱手に預けた帰りにナルトが急いで家に帰ると、そこにはミナトとクシナがいました。実は、限定月読の世界は、招かれたものがこの世界に入ったときに一番強く願ったことが再現される世界で、両親がいる世界は、ナルトが望んだ世界でした。
一方、限定月読の世界では両親がいないサクラは、独りぼっちで過ごすうちに、元の世界でナルトがどのような気持ちで過ごしていたかが分かりました。そして、ナルトの家に行くサクラでしたが、両親と楽しそうに話すナルトに声をかけられませんでした。ナルトもこの世界が偽物だとわかっていますが、両親と一緒の生活があまりに楽しくて抜け出す決心がつきませんでした。
そんな時、仮面の男が朱月の書を奪うため木の葉隠れの里を襲撃しました。ナルトとサクラが襲撃現場に駆け付けて仮面の男を目撃しますが、仮面の男がマダラでないことにわかりました。仮面の男は、サクラを人質にとって朱月の書を持ってくるように言うと、去っていきました。
ナルトはサクラを助けに行こうとしますが、ミナトとクシナはそれを止めました。ナルトは、元の世界で自分の身を犠牲にして九尾の狐を封じた英雄だったミナトとクシナとは違う普通の人間であるこの世界のミナトとクシナを目の当たりにして、ここは元の世界とは違うことを痛感し、2人に自分はこの世界に人間ではないことを告げると、サクラを助けに行きました。
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEの結末
ナルトは、サクラが囚われている修練の洞窟でマダラと再会しますが、仮面の男の襲撃を受けました。仮面の男は強く、ナルトは苦戦しますが、綱手から要請を受けたこの世界の暁が現れ、ナルトを援護しました。ナルトは仙人モードになりますが、それでも仮面の男を倒すことができませんでした。
戦いの最中に仮面の男の仮面が消失しましたが、仮面の男の素顔は、この世界のナルトである波風メンマでした。さらに、メンマはこの世界の人柱力で九尾の狐となりました。ナルトは必死に攻撃しますが、九尾の狐に全く歯が立たず倒されてしまいました。
その時、ナルトの中に封印されている九尾の狐が、このままナルトが死ねば自分はこの世界に閉じ込められマダラの狙い通りになると、ナルトに協力を申し出ました。当初は断ったナルトでしたが、九尾の狐の申し出を受け入れて、ナルトも九尾の狐となりました。2匹の九尾の狐の激しい戦いとなりますが、最後はナルトが勝利を収めました。
しかし、倒れたメンマにマダラが乗り移り、ナルトに施された九尾の狐の封印を解こうと襲ってきました。ナルトは、一度は倒され記憶を失いますが、朱月の書を見て自来也と過ごした螺旋丸を会得するまでの修行の日々を思い出して立ち上がり、メンマに螺旋丸を放ちメンマを倒しました。
マダラはメンマから抜け出すとなおもナルトを襲いますが、ミナトとクシナが駆け付けマダラの攻撃を一蹴すると、マダラは姿を消し限定月読の術は解かれました。
そして、ナルトとサクラは、元の世界に戻りますが、ナルトは別れ際、ミナトとクシナに元の世界では言えなかった感謝の言葉を言いました。
以上、映画「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」のあらすじと結末でした。
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