書道ガールズ!! わたしたちの甲子園の紹介:2010年日本映画。紙の生産高日本一を誇る愛媛県四国中央市にある四国中央高校の書道部は、町が衰退していくのと同じように部員も減り活気のない様相を呈している。そんな書道部に臨時の顧問がやって来たことから、書道部だけでなく町全体も活性化させようと「書道パフォーマンス甲子園」を開催する高校生たちの奮闘する姿を描いた作品。
監督:猪股隆一 出演者:成海璃子(早川里子)、山下リオ(岡崎美央)、桜庭ななみ(篠森香奈)、高畑充希(好永清美)、小島藤子(山本小春)、森崎ウィン(市ノ瀬誠)、森岡龍(中野卓也)、坂口涼太郎(村上悟)、市川知宏(高田智也)、金子ノブアキ(池澤宏人)、ほか
映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園の予告編 動画
映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」解説
この解説記事には映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園のネタバレあらすじ:起
書道部の篠森香奈(桜庭ななみ)は、部員の引き留めに失敗し、やる気のない男子部員、お菓子を食べながら書を書く清美(高畑充希)、ヘッドホンをしながら内にこもる小春(小島藤子)と、今一つ覇気の無い書道部を見て困り果てていました。
書道のセンスがあった美央(山下リオ)は書道部には来なくなり、部長である里子(成海璃)は辞めたい人は辞めればよいと考えているので、香奈が一人で孤軍奮闘している状態。
そんなある日、書道部の顧問が産休に入ったため、臨時教員の池澤(金子ノブアキ)が顧問になりました。池澤は教えることはないと言いつつも、部員募集のパフォーマンスをして多くの生徒たちの注目を集めるのでした。
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園のネタバレあらすじ:承
池澤のパフォーマンスに触発された清美は、父親が営む文具店の閉店セールの為に、自分も書道パフォーマンスをしたいと考えます。
部室で音楽をかけながらパフォーマンスの練習をする清美に、書道は己と静かに向き合うものと考える里子は「部活にふざけた物を持ち込まないで」と清美を追い出してしまいます。
そんなある日、清美の父親が大量の筆や硯を書道部へ寄付しに来てくれました。閉店することや、清美の書道部に対する思いを聞いた里子は、清美に謝罪するのでした。そして文具店の閉店セールのパフォーマンスに、書道部全員で協力することになったのです。
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園のネタバレあらすじ:転
文具店の閉店セールの日、男子部員達の呼び込みのおかげもあり、いつも人のいない商店街にはかなりの見物客が集まります。
そこで里子と香奈の見せたパフォーマンスは素晴らしいものでしたが、緊張した清美は墨の入ったバケツを飛ばしてしまい、顔を真黒にした見物客達は怒って帰ってしまったのでした。
やはり書道パフォーマンスなど無理だったと言う里子に、広島に転校していく清美は「無理だと思うから無理になる。誰かの力を借りれば出来ることはある。書道パフォーマンスを成功させたかった。」という言葉を残します。
書道ガールズ!! わたしたちの甲子園の結末
里子は幼馴染の智也(市川知宏)と話すうちに、「やれば出来るかもしれないことを、最初から無理だと諦めていた」と自分の間違いに気付きます。
清美の家の文具店が閉店したこと、智也の家の高田製紙が倒産したことが里子の心を突き動かし、部員達と書道パフォーマンス甲子園を開催することを決心させたのでした。
そして美央も誘い「再生」をテーマに甲子園に臨みますが、里子が足を滑らせて惜しくも優勝を逃してしまいます。それでも彼女たちは大好きな空と海、町のシンボルである紙工場の煙突を、仲間たちと書くことが出来て清々しい気持ちで一杯なのでした。
以上、映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」のあらすじと結末でした。
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