バイオレンスアクションの紹介:2022年日本映画。このマンガがすごい!WEB大賞で一位を獲得した同名漫画を原作に映画化。日商簿記の資格をとりたいという風変わりな凄腕殺し屋のケイが、ヤクザの次世代抗争に巻き込まれていく姿を描いています。
監督:瑠東東一郎 出演:橋本環奈(菊野ケイ)、杉野遥亮(テラノ)、鈴鹿央士(渡辺)、馬場ふみか(店長)、森崎ウィン(金子)、大東駿介(アヤベ)、太田夢莉(だりあ)、猪塚健太(クラ)、箭内夢菜(りっか)、兵動大樹(国津)、くっきー!(大男)、佐藤二朗(三代目組長)、城田優(みちたかくん)、高橋克典(木下)、岡村隆史(ヅラさん)、ほか
映画「バイオレンスアクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バイオレンスアクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バイオレンスアクション」解説
この解説記事には映画「バイオレンスアクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バイオレンスアクションのネタバレあらすじ:起
所属するアイドルがヤクザに拉致されてしまいます。困ったマネージャーがデリヘル「ぷるるん天然娘特急便」に電話します。ピンクの髪をしたケイ(橋本環奈)という女学生がやってきたかと思うと、デリヘル嬢を装いヤクザがいるラブホテルに侵入し、驚異的な身体能力でヤクザを全員殺害、捕らえられていたアイドルを無事マネージャーの元へと戻しました。
「ぷるるん天然娘特急便」とは名ばかりの殺し屋集団に所属しているケイは、仕事を終えて運転手のヅラさん(岡村隆史)と合流します。
日商簿記2級を目指して専門学校に通うケイは、いつものようにバスに乗りますが、定期が見つからず焦っていると、見ず知らずのスーツ姿の男・テラノ(杉野遥亮)が代わりに運賃を払ってくれました。ケイはテラノに運賃を返そうとしますが、30円足りません。テラノは「今度会った時に」と言って去っていきました。
ケイがアジトであるラーメン屋に着くと、ケイに好意を寄せている渡辺(鈴鹿央士)が後をつけていたことが分かります。殺しの現場を見られた訳ですが、バイトとして働きたいと宣言した渡辺を、店長(馬場ふみか)やヅラさんがあっさり了承してしまいます。
バイオレンスアクションのネタバレあらすじ:承
関東最大のヤクザ組織である伝馬組、四代目組長は誰かという事で揉めていました。四代目候補である木下(高橋克典)は、同じく四代目候補である国津(兵動大樹)の殺害をぷるるん天然娘特急便に依頼します。店長はケイとスナイパーのだりあ(太田夢莉)を派遣することにしました。
二人は国津の殺害に成功しますが、木下の部下の殺し屋・金子(森崎ウィン)がだりあの両親を殺した殺し屋だったことを知ります。国津を殺したのがケイたちだと知った三代目組長(佐藤二朗)は、伝馬組最強の殺し屋・みちたかくん(城田優)を向かわせ、ケイとだりあを追い込みます。
みちたかくんはさすがに強く、ケイとだりあは追い込まれてしまいますが、ケイの機転で何とか逃げ切りました。負傷しただりあの治療で病院へ行くと、ケイはテラノと再会します。
テラノは実は伝馬組の金庫番をしていて、実は四代目候補に挙がる程の実力でした。しかし、木下の策略により重症を負い自殺に追い込まれた相棒のクラ(猪塚健太)、相棒を失いやけになったテラノは、伝馬組の金と木下が横領で手に入れた金を持って逃げていたのです。
バイオレンスアクションのネタバレあらすじ:転
木下の兵隊を殺したとしてテラノを引き渡すようにと依頼が入り、ケイが向かいました。テラノを追い詰めたケイでしたが、ヅラさんたちがテラノの殺害を再考することになり、一旦保留。決定までの間、資格勉強を始めたケイにテラノが勉強を教えると、ケイはテラノを先生と呼んで慕うようになります。
木下の部下たちがやってきて、いよいよ引き渡す所で、木下の部下に触られるケイを見たテラノが、ケイに部下の殺害を依頼しました。
依頼を受けたケイは、あっという間に部下を排除します。そして二人を回収しに来たヅラさんと渡辺の運転する車に乗り込み、逃走を開始します。しかし、現れたみちたかくんに邪魔されます。テラノを逃がすためケイたちで立ち向かいますが、みちたかくんに圧倒されてしまいました。
追い詰められていくテラノの前に木下が現れ、みちたかくん諸共殺害を命じます。木下の部下たちがみちたかくんを攻撃している間に、テラノは逃げ出そうとしますが、金子に捕まってしまいます。
そこに、金子に恨みを持つだりあが現れ、金子を殺害、店長との合流地点までテラノと向かいます。しかし、木下の部下を排除し終えたみちたかくんが現れ、再びケイと戦う事になりました。
バイオレンスアクションの結末
先程はやられたものの、みちたかくんの行動パターンを把握したケイが、みちたかくんを圧倒し始め、水の中に突き落とします。
店長との合流地点のダムに到着しましたが、木下に先回りされていました。テラノは金の在り処を教え油断させると、予め持っていた爆弾を起動し、木下に持たせると揉み合いながら二人はダムの下へと落ちていき爆発します。悲しい気持ちに堪えながら、ケイはテラノから借りていた30円をダムに投げ込みました。
全てを裏で画策していたアヤベ(大東駿介)が三代目に、組に危険な存在は排除したと報告します。三代目は育てて奪うのが極道だと不敵に笑います。
店長のラーメン屋にボロボロになったみちたかくんが現れ、ラーメンを食べると「また来る」と告げて去っていきました。
日商簿記試験の当日、ケイの元に差出人不明のメッセージが届きます。そこにはテラノらしき人物が写した写真が添えられていました。それを見たケイは嬉しそうに笑います。
以上、映画「バイオレンスアクション」のあらすじと結末でした。
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