スパイラル:ソウ オールリセットの紹介:2021年アメリカ映画。2004年に上映され大ヒット、その後ロングランとなるシリーズになった「ソウ」シリーズの第9作目にあたる作品。以前とはガラリと様相を変えた新章がスタートします。クリス・ロックやサミュエル・L・ジャクソンら大御所が出演しているのも注目ポイントです。
監督:ダーレン・リン・バウズマン 出演:ス・ロック(ジーク・バンクス)、マックス・ミンゲラ(ウィリアム・シェンク)、マリソル・ニコルズ(アンジー・ガーサ)、サミュエル・L・ジャクソン(マーカス・バンクス)、ほか
映画「スパイラル:ソウ オールリセット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スパイラル:ソウ オールリセット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スパイラル:ソウ オールリセットの予告編 動画
映画「スパイラル:ソウ オールリセット」解説
この解説記事には映画「スパイラル:ソウ オールリセット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スパイラル:ソウ オールリセットのネタバレあらすじ:起
独立記念日のパレードの日、警察署長のマーブ(ダン・ペトロニエヴィッチ)は男がカバンを盗んだのを見つけ、逃げる男を追いました。導かれるように下水道へとやってきたマーブ、すると後ろから豚の面を被った何者かに襲われ気を失います。
目を覚ましたマーブは舌をくくられ、梯子に乗せられていました。「ゲームをしよう」とテープが流れ、舌を引きちぎって生き残るか、2分後にやってくる電車に轢かれるか選べと言うのです。結局、舌をちぎる事も出来ず、マーブはやってきた電車に轢かれてしまいました。
強引な潜入捜査を行っていたジーク(ス・ロック)。副所長のアンジー(マリソル・ニコルズ)に新しい相棒ウィリアム(マックス・ミンゲラ)をつけられ、一匹狼のジークは苦い顔をしています。渋々ながらウィリアムと共に事故現場に向かうジークは、そこで見つけたUSBとメッセージから裁判所を割り出し、裁判所へ向かいます。
するとそこに置いてあったプレゼントの箱には、抜かれた舌と警察バッジがありました。それはマーブが殺された事を示唆していて、仲良くしていたジークはショックを受けてしまいます。
その後、ジークが指揮をとり、事件を追うことになりました。そして事件は過去にあったジグソウの事件と類似していることに気づきます。
スパイラル:ソウ オールリセットのネタバレあらすじ:承
独立記念日の日に、マーブが追っていたとされるベニーという男を追っていたフィッチ。ジークとは犬猿の仲であるフィッチは、ジークに報告もなく勝手に捜査を進めていました。ベニーの部屋にやってきたフィッチ。そこで豚の面を見つけて驚いていると、背後から何者かに襲われて気を失います。
目を覚ますと、水槽に入れられていてゲームを仕掛けられていました。感電死か、指を引きちぎり生き残るか、選択を迫られますがフィッチは感電死してしまいました。
その頃から、元警察署長でジークの父親マーカス(サミュエル・L・ジャクソン)が行方不明になっていました。そしてフィッチの死を知らせる指とUSBが届きます。
事件は難航し、八方塞がりとなります。ジークは過去にジークによって解雇となった元警官ピーター(パトリック・F・マクマナス)に会いに行きました。過去のいざこざがあったものの、過去のものとして水に流したというピーターから話を聞きます。
ピーターは、不正警官が人を殺し遺体を投げ捨てたと証言しようとしていた男を、証拠隠滅のため殺します。駆けつけたジークには正当防衛だと話しました。
その後、再び警察署に贈り物が届きます。中にはウィリアムの子供の名前を入れ墨した皮膚が入っていたのです。渋々ながら受け入れてきた相棒のウィリアムの無惨な遺体を見て、必ず犯人は捕まえるとジークは強く決意しました。
スパイラル:ソウ オールリセットのネタバレあらすじ:転
さらにはアンジーまでもが犯人に捕まってしまい、ゲームにかけられてしまいます。首の脊髄を切って逃げるか、煮えたぎる蝋が降り注ぐかを選択させられますが、結局高温の蝋が降り注ぎ、アンジーは死んでしまいました。
ジークもアンジーが危ないと気づき、アンジーを助けに向かいますが、見つけた時にはアンジーは息を引き取っていたのです。
その後、監視カメラを見ていると、13分の空白の時間があることに気づいたジーク、その時間に映像管理室に出入りした人物‥それはピーターでした。ピーターを追うために動くジークでしたが、周りから関わりすぎていると疑いの目が向けられます。
それでもピーターを疑い行方を追うジーク、しかしジークの自宅を調べに行った所で、今度はジークが何者かに襲われてしまいます。ジークが目を覚ますととある倉庫の一室、手は手錠で繋がれ、目の前にはノコギリが落ちています。
もしかして手を切れということか?と考えるジークでしたが、落ちているヘアピンを見つけ手錠を外すことが出来ました。先に進むと、捕らわれたピーターを見つけます。そこには改造されたガラスシュレッダーがあり、ガラスの破片がピーターに向かって飛ぶ仕組みになっていました。
テープレコーダーから、助けても見殺しにしても良いとの声が聞こえてきます。ジークは必死にピーターを助けようとしましたが、ピーターは出血多量で力尽きてしまいました。
さらに別の部屋に向かったジーク。そこには死んだはずのウィリアムがいたのです。彼のもののはずの入れ墨は身代わりのものを使ったのです。彼の本当の名前はエマーソン。ピーターが汚職の事実を知られ口封じのために殺された男の息子だったのです。
スパイラル:ソウ オールリセットの結末
エマーソンは父親の復讐のため、アンジーら汚職に携わった奴らを殺すことにしました。ジークの父親のマーカスも汚職に手を貸していて、エマーソンの復讐の対象でした。そのマーカスはジークの目の前で宙づりにされています。手足にはたくさんの管が刺されていて、血が滴り落ちていました。
このままでは失血死してしまいます。エマーソンはジークに一発だけ弾の入った銃を渡し、ジークに2択を告げました。エマーソンを撃つがマーカスは死ぬ、もしくはマーカスを助けるがエマーソンは逃げる。どちらかの選択です。
悩んだ末に、ジークはマーカスを助けるため、エマーソンが指示した的を撃ちます。するとゆっくりとマーカスは降りていきます。しかしエマーソンは逃げていきました。ジークはエマーソンを追います。そこにエマーソンが銃を乱射していると偽の通報をしたために、SWATがやってきたのです。
SWAT隊員が扉を焼き切り強引に入ると、エマーソンが用意していたトラップが作動します。マーカスは再び宙吊りになり、銃を持っているので隊員たちは犯人だと思い、マーカスに発砲。気づいたジークが懸命に止めるも、マーカスは為す術もなく殺されてしまいました。
その隙にエマーソンはエレベーターに乗り、シーッというポーズを見せて逃げていきます。それは奇しくも、ピーターがエマーソンの父親を殺した時、実はそれを密かに見ていた幼いエマーソンを見つけたジークがやったポーズそのものだったのです。それを見たジークは絶叫しました。
以上、映画「スパイラル:ソウ オールリセット」のあらすじと結末でした。
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