依存魔の紹介:2019年ベルギー, フランス映画。「変態村」「地獄愛」に続くファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督のベルギーの闇3部作の最終章を飾る作品。母親が働く精神病院で暮らす少年ポールの前に、美しいが危うい少女グロリアが現れます。彼女に一目惚れしたポールは、彼女に誘われるがまま脱走の手助けをすることになるのでした。
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ 出演:トマ・ジオリア(ポール)、ファンティーヌ・アルデュアン(グロリア)、ブノワ・ポールヴールド(ヒンケル)、アナエル・スヌーク(ポールの母親)、ローラン・リュカ(グロリアの叔父)、ほか
フランス映画一覧
「依存魔」のネタバレあらすじ結末
「エンドロールのつづき」のネタバレあらすじ結末
エンドロールのつづきの紹介:2021年インド, フランス映画。2010年のインド、グジャラート州の田舎町。学校に通いながら父親の店でチャイ売りを手伝う9歳の少年サマイ。ある日、いつもは映画を低俗なものとみなしていた厳格な父親が、信仰するカーリー女神の映画を特別に見せてくれることに。ギャラクシー座という小さな映画館で、サマイは初めて目にする世界に大興奮。それ以来、学校をさぼってギャラクシー座に忍び込むようになり、やがて映写技師のファザルと出会う。サマイの母親が作るおいしいお弁当との交換条件に映写室から映画を観られるようになったサマイは、いつか「映画を作りたい」という夢を抱きはじめる。今もなおインドに存在する階級制度や貧困問題を背景に、大きな夢を追い続ける少年の姿に希望をもらえる感動作。アカデミー賞国際長編映画賞インド代表にも選出され、世界中の映画祭で喝采を浴びた話題作。
監督:パン・ナリン 出演:バヴィン・ラバリ(サマイ)、バヴェーシュ・シュリマリ(ファザル)、リチャー・ミーナー(母親)、ディペン・ラヴァル(父親)ほか
「少女ムシェット」のネタバレあらすじ結末
少女ムシェットの紹介:1967年フランス映画。生活は貧しく、母が病気の14歳のムシェット。学校でも先生に目を付けられ、友だちはいない。心休まる場所のない少女はある夜、森で道に迷う…。ジョルジュ・ベルナノスの小説を原作に、ロベール・ブレッソンが前作『バルタザールどこへ行く』等と同様に素人俳優たちを起用して、虚飾を排した抑制された演出で孤独な少女の姿をフィルムに定着させた。
監督:ロベール・ブレッソン 出演者:ナディーヌ・ノルティエ(ムシェット)、ジャン=クロード・ギルベール(アルセーヌ)、ポール・エベール、(父)、マリア・カルディナール(母)、ジャン・ヴィムネ(マチュー)、マリーヌ・トリシェ(ルイザ)ほか
「リトル・ストライカー」のネタバレあらすじ結末
リトル・ストライカーの紹介:2000年イギリス, フランス映画。気弱なサッカー少年が「魔法の靴」を手に入れ、目覚しい快進撃を繰り広げるスポーツ・ドラマ。高校生のジミーは非凡なサッカーの才能を磨いていたが、不安症のため人前に出ると全く実力が発揮出来ずにいた。小柄で気弱なジミーは格好のいじめの標的であり、母ドナは新しい恋人に夢中で気付いてもくれず、ジミーの灰色の日々は続いていく。そんなある日、ジミーはホームレスの老女から古いサッカーシューズを貰った。そのシューズを履いた途端、ジミーは試合でも大活躍し、チームメイトからも認められていく。老女はそのシューズを、かつてマンチェスター・シティでプレーしていた選手ロビー・ブルーワーの「魔法の靴」だと言った。しかしシティの熱烈なサポーターであるジミーもその選手を知らない。果たしてロビー・ブルーワーとは何者なのか、そして「魔法の靴」の正体は?
監督:ジョン・ヘイ 出演者:ルイス・マッケンジー(ジミー・グリンブル)、ロバート・カーライル(エリック・ウィラル)、ジーナ・マッキー(ドナ)、ベン・ミラー(ジョニー)、ジェーン・ラポテア(アリス・ブルーワー)ほか
「フランス特殊部隊 GIGN ~エールフランス8969便ハイジャック事件~」のネタバレあらすじ結末
フランス特殊部隊 GIGN(ジェイジェン) ~エールフランス8969便ハイジャック事件~の紹介:2010年フランス映画。フランス、マルセイユ・マリニャーヌ空港で実際に起きたテロ事件を題材に、フランス特殊部隊 GIGNの協力をえて、事件を忠実に再現されたサスペンスアクション映画です。映画の中には、当時のニュース映像も挿入され、緊迫感迫る内容となっています。
監督:ジュリアン・ルクレルク 出演者:ヴァンサン・エルバズ(ティエリー)、グレゴリ・デランジェール(デニス司令官)、メラニー・ベルニエ(キャロル)、エマン・サイディ(ヤヒア) 、シェムズ・ダマニ(ムスタファ) 、ジャニズ・ブジアーニ(サリム) 、マリー・ギラール(クレア) 、ナチュレル・ル・ルイエ(エマ) ほか
「EMMA/エマ 人工警察官」のネタバレあらすじ結末
EMMA/エマ 人工警察官の紹介:2016年フランス映画。アンドロイドの機械警察官のエマを、1か月研修することになったけいじフレッド。すべてが完璧ながら、人間性が欠如するエマの面倒を見ながら二つの事件を解決するドラマです。フランスのテレビ映画シリーズの2話分を編集した作品です。
監督:アルフレッド・ロット 出演者:パトリック・リドレモン(フレッド)、ソレーヌ・エベール(エマ)、スリマン・イェフサー(ナシム)、サブリナ・セイベクー(アレックス)、ヴァネッサ・ラレ(イブ)、ほか
「最強のチーム」のネタバレあらすじ結末
最強のチームの紹介:2016年フランス映画。足を故障してしまったサッカーのスター選手マキシム。原点回帰を勧められて監督になった故郷のジュニアチームで、子供たちと触れ合いながら、試合も恋も勝ちを目指す。
監督:トマス・ソリオー 出演:ジェラール・ドパルデュー、シャンタル・ロビー、メディ・サドゥン、イリアン・ベルガラ、ブランシュ・ガールディン、パトリック・ティムシット、バルバラ・カブリダ、ジャン・デル、トマ・ヴァンデンベルク、テオ・フェルナンデーズ、レア・ロペズ、ほか
「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」のネタバレあらすじ結末
ギレルモ・デル・トロのピノッキオの紹介:2022年アメリカ, メキシコ, フランス映画。ギレルモ・デル・トロのピノッキオ:最愛の息子カルロを亡くし、悲しみに暮れる木彫師ゼペット。心を癒すため作られた木製の操り人形に命が吹き込まれた。ピノッキオと名付けられた人形は、いたずら好きでわがままでゼペットを困らせてばかり。そんなピノッキオが世界をつなぐ魔法の冒険を繰り広げ、苦難を乗り越えていく物語。世代を超えて愛され続けるカルロ・コッローディの名作童話を新たにストップモーション・アニメーション・ミュージカルとして蘇らせた。
監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:グレゴリー・マン(ピノッキオ)、デヴィッド・ブラッドリー(ゼペットじいさん)、ユアン・マクレガー(セバスチャン・J・クリケット)、クリストフ・ヴァルツ(ヴォルペ伯爵)、ティルダ・スウイントン(木の精霊/死後の世界の精霊)、ロン・パールマン(市長)、フィン・ウルフハード(キャンドルウイック)、ケイト・ブランシェット(スパッツァツゥーラ)、バーン・ドーマン(神父)、ジョン・タトゥーロ(イル・ドットーレ)、ティム・ブレイク・ネルソン(黒ウサギ)ほか
「ローマに消えた男」のネタバレあらすじ結末
ローマに消えた男の紹介:2013年イタリア, フランス映画。職責のプレッシャーから逃れるため身を隠した政治家と、彼の替え玉となって政界で人気を博す哲学教授の双子の兄弟。それぞれの人生模様を描いたヒューマンドラマ。
監督:ロベルト・アンドー 出演:トニ・セルヴィッロ(エンリコ・オリヴェーリ/ジョヴァンニ・エルナーニ)、ヴァレリオ・マスタンドレア(アンドレア)、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(ダニエル)、ミケーラ・チェスコン(アンナ・オリヴェーリ)、アンナ・ボナイウート(イブリーナ)、エリック・グエン(ムング)、アンドレア・レンツィ(ド・ベリス)、ジュディス・デイヴィス(マラ)、ほか
「ナイトライド 時間は嗤う」のネタバレあらすじ結末
ナイトライド 時間は嗤うの紹介:2021年イギリス, フランス, アメリカ映画。長年麻薬の密売に手を染めてきたドラッグ・ディーラーのバッジは、恋人ソフィアと共に裏社会から足を洗おうと、最後の大口取引を画策。ソフィアのコネでウクライナ人プッシャーから50キロのブツを仕入れて、倍の値段で売り抜ける予定だった。しかし弟分のヘマからブツを積んだバンが何者かに乗り去られ、買い手にも逃げられて取り返しのつかない事態に転げ落ちる。バンを探し出し、新たな買い手も見つけて金を作り出さなければ、見せしめに消されてしまうという状況の中、約束の期限は刻一刻と近づいていく。真夜中の北アイルランド・ベルファストを奔走する主人公の姿を94分間ワンショット撮影。電話の向こうの姿なき登場人物たちとの駆け引きがノンストップで展開する緊迫のクライム・スリラー。
監督:スティーヴン・フィングルトン 出演:モー・ダンフォード(バッジ)、ジョアナ・リベイロ(ソフィア)、ジェラルド・ジョーダン(トロイ)、キラン・フリン(スカラー)、スティーヴン・レイ(ジョー)、アンドリュー・シンプソン(フェリックス)、ジョン・トラヴァース(レフティ)、ポール・ケネディ(クレアム)、エリー・オハロラン(コズ)、デズモンド・イーストウッド(マジック・ショップの店員)、アーロン・マカスカー(リンゴ)、スティーヴン・フィングルトン(ビーカー)ほか
「ファイブ・デビルズ」のネタバレあらすじ結末
ファイブ・デビルズの紹介:2021年フランス映画。『パリ13区』でセリーヌ・シアマ(『秘密の森の、その向こう』『燃ゆる女の肖像』監督)とともに共同脚本をつとめたレア・ミシウス。本作は彼女の『アヴァ』以来の監督作だ。『シャイニング』や『アス』などをリスペクトしたシーンを盛り込みつつ、独自の感性で描いた不思議なタイムリープ作品となっている。主演は『アデル、ブルーは熱い色』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを監督や共演者とともに受賞したアデル・エグザルコプロス。
監督:レア・ミシウス 出演:アデル・エグザルコプロス(ジョアンヌ)、サリー・ドラメ(ヴィッキー)、スワラ・エマティ(ジュリア)、ムスタファ・ムベング(ジミー)、ダフネ・パタキア(ナディーヌ)、パトリック・ブシテー(ジャン=イヴォン)、ほか
「パラレル・マザーズ」のネタバレあらすじ結末
パラレル・マザーズの紹介:2021年スペイン, フランス映画。同じ日に出産したジャニスとアナ。何も知らずに別れた2人。しかし、とあることから産んだ子供が入れ違っていたことが判明してしまいます…。本作では主演のペネロペ・クルスがアカデミー賞最優秀女優賞にノミネートされ評価されています。
監督:ペドロ・アルモドバル 出演:ペネロペ・クルス(ジャニス)、ミレナ・スミット(アナ)、イスラエル・エレハルデ(アルトゥロ)、アイタナ・サンチェス=ヒホン(テレサ)、ロッシ・デ・パルマ(エレナ)、フリエタ・セラーノ(ブリヒダ)、ほか
「愛する人に伝える言葉」のネタバレあらすじ結末
愛する人に伝える言葉の紹介:2021年フランス映画。バンジャマンは人生半ばで膵臓がんを宣告され、母クリスタルと共に名医として知られるドクター・エデのもとを訪れる。親子は彼に希望を託したが、エデはステージ4の膵臓がんは治すことができないと告げ、自暴自棄になるバンジャマンに生活の質を維持するための化学療法を提案。「一緒に進みましょう」と励ます。一方、母クリスタルは息子の不当な病は自分のせいではないかと罪悪感にかられる。クリスタルはドクター・エデの助けを借りて、息子の最期をできる限り気丈に見守ることを心に決めたのだが…。バンジャマン役のブノワ・マジメルは本作でフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞最優秀男優賞を受賞。主治医のドクター・エデ役には、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラ。音楽によるセラピーや明るいミーティング風景も、実際に彼が病院で行っていることだという。主演2人の鬼気迫る演技と主治医から発せられる言葉のひとつひとつに宿る説得力や包容力に心打たれる作品。
監督:エマニュエル・ペルコ 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(母クリスタル)、ブノワ・マジメル(息子バンジャマン)、セシル・ド・フランス(看護師ユージェニー)、ガブリエル・サラ(ドクター・エデ)ほか
「アンダルシアの犬」のネタバレあらすじ結末
アンダルシアの犬の紹介:1928年フランス映画。巨匠ルイス・ブニュエルの処女作にして、シュルレアリスムの傑作。共同脚本にサルバドール・ダリを迎え、脈絡の無い悪夢的な世界を表現している。明快なストーリーが存在しないため、観る者は断片的なイメージから何かしらの意味を見出すことを要求される。1人の男が窓辺で剃刀を研いでいた。夜空を見上げると、丸い月に一筋の雲がかかり始める。男は若い女の目を開き、その眼球を剃刀で切り裂いたのだった。
監督:ルイス・ブニュエル 出演者:ピエール・バチェフ(男)、シモーヌ・マルイユ(若い女)、ハイメ・ミラビエス、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエルほか
「秘密の森の、その向こう」のネタバレあらすじ結末
秘密の森の、その向こうの紹介:2021年フランス映画。大好きなおばあちゃんを亡くし、両親と共に森の中に佇む祖母の家を訪れたネリー。母が少女時代を過ごしたこの家を片付けることになったのだ。しかし母は思い出の詰まったこの土地に耐えられず何も言わないまま出て行ってしまう。残されたネリーはかつて母が遊んだ森を探索するうちに、自分と同じ年の少女と出会う。彼女の名前は母と同じ「マリオン」。彼女の家に行くと、そこは“おばあちゃんの家”だった。ネリーとマリオンはたちまち友情を深めていく。やがて意を決したネリーは「私はあなたの娘なの」と打ち明ける。スタジオジブリの作品にインスパイアされたとシアマ監督自身が語る子供たちのナチュラルな演出と、痛みを抱えた娘・母・祖母の三世代の時空を超えた出会いが壮大な物語を作っていく。
監督:セリーヌ・シアマ 出演:ジョセフィーヌ・サンス(ネリー)、ガブリエル・サンス(マリオン)、ニナ・ミュリス(ネリーの母マリオン)、ステファン・ヴァルペンヌ(父)、マルゴ・アパスカル(祖母)ほか