ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの紹介:2023年アメリカ, 日本映画。全世界的な人気を誇る任天堂のゲーム『スーパーマリオ』シリーズの日米合作となる3DCGアニメ作品です。『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』(1986年)、『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(1993年)に続く3度目の映像化作品となる本作は任天堂と『ミニオンズ』シリーズで知られるスタジオ「イルミネーション」が手を組み、宿敵クッパ大王に弟ルイージを囚われたマリオが仲間たちと共に壮大な冒険に挑む様を『ドンキーコング』『マリオカート』の設定・要素も交えて描きます。
監督:アーロン・ホーバス、マイケル・イェレニック 脚本:マシュー・フォーゲル プロデュース:クリス・メレダンドリ、宮本茂 原作:任天堂 声優:クリス・プラット(マリオ)、チャーリー・デイ(ルイージ)、アニャ・テイラー=ジョイ(ピーチ姫)、ジャック・ブラック(クッパ)、キーガン=マイケル・キー(キノピオ)、セス・ローゲン(ドンキーコング)、フレッド・アーミセン(クランキーコング)、ケビン・マイケル・リチャードソン(カメック)、セバスティアン・マニスカルコ(スパイク)、チャールズ・マーティネー(マリオ兄弟の父)、ジェシカ・ディチコ(マリオ兄弟の母)、カリー・ペイトン(ペンギンの王様)、ジュリエット・ジェレニック(ルマリー)ほか
日本語版吹替:宮野真守(マリオ)、畠中祐(ルイージ)、志田有彩(ピーチ姫)、三宅健太(クッパ)、関智一(キノピオ)、武田幸史(ドンキーコング)ほか
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」解説
この解説記事には映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのネタバレあらすじ:起
マリオと弟のルイージは高慢ちきな雇用主スパイクの会社を辞めて独立、ニューヨーク・ブルックリンで配管業者「スーパーマリオブラザーズ」を立ち上げました。スパイクはマリオ兄弟には何もできないと見下し、マリオ兄弟の父は会社を辞めるべきではなかったとぼやきました。
「スーパーマリオブラザーズ」の独立後初仕事が大失敗に終わり、落ち込むマリオとルイージでしたが、テレビのニュースでブルックリンの水道が破損し、街中が水浸しになっている様を見て立ち上がりました。
マリオとルイージは水道を修理すべく現場に急行し、下水道の中に入りましたが、そこで偶然見つけた謎の土管に吸い込まれ、異次元の世界へとワープさせられてしまいました。ルイージが飛ばされたのは暗黒と溶岩の世界「ダークランド」、そしてマリオが飛ばされたのはあたり一面キノコが生息する「キノコ王国」でした。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのネタバレあらすじ:承
ダークランドを支配するクッパ大王は圧倒的な軍事力でペンギンの国を制圧し、ペンギンの王やペンギンたちを捕らえ、ペンギンの国の宝である「スーパースター」を強奪しました。クッパは次なる目標として、キノコ王国の姫であるピーチ姫と結婚すべくキノコ王国へ向けて前進を開始しました。
その頃、キノコ王国に着いたマリオは現地の住民キノピオの助けを借りてピーチ姫に会いに行き、ルイージを助けたいと協力を求めました。ピーチ姫はマリオをトレーニングコースに連れて行き、自ら軽やかな動きを見せてコースをクリアしてみせました。マリオはこのコースに悪戦苦闘しましたが、ピーチ姫から授かった「スーパーキノコ」を食べて“スーパーマリオ”に変身、何とかコースをクリアすることに成功しました。
ピーチ姫はクッパを倒すためにはジャングル王国と手を組むしかないと考え、マリオやキノピオと共に出発しました。一方、クッパはピーチ姫に髭の男(マリオ)が接近したことを知り、激しい嫉妬心に駆られました。クッパはルイージを捕らえ、髭の男がマリオであることを聞き出しました。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのネタバレあらすじ:転
マリオ、ピーチ姫、キノピオはジャングル王国に辿り着き、王国の支配者であるクランキーコングに協力を求めました。クランキーコングは条件として、息子のドンキーコングと勝負して勝ったら協力してやると宣言しました。受けて立ったマリオはドンキーコングの強さの前に大苦戦を強いられましたが、絶体絶命のピンチの時に“ネコマリオ”への変身能力を得、身軽さを活かしてドンキーコングを圧倒、降参に追い込みました。
クランキーコングはマリオたちに“マリオカート”を提供し、ピーチ姫は近道である“レインボーロード”を通って先回りする計画を立てました。マリオ、ピーチ姫、キノピオ、コング軍団はカートに乗って大移動を開始しましたが、ピーチ姫たちの計画はクッパに感知されており、クッパはカメ軍団の大群をレインボーロードに差し向けました。
壮絶なカーチェイスの末、ピーチ姫とキノピオはキノコ王国に辿り着きましたが、カートとコースを破壊されたマリオとドンキーコングは海に転落、他のコングたちは全員捕らえられてしまいました。
ピーチ姫はキノコ王国の住民たちに避難を指示しましたが、その直後にクッパの城がキノコ王国にやってきました。クッパはピーチ姫に結婚を迫り、クッパの側近であるカメックは魔法でキノピオを拷問しました。ピーチ姫はやむなくクッパとの結婚を承諾せざるを得ませんでした。クッパとカメックはルイージやコングたち、ペンギンの国の者たちなど捕らえた者を結婚式の生贄にすることにしました。
海に転落したマリオとドンキーコングは巨大な魚に食べられましたが、幸いなことに魚の体内にはドンキーコングのカートのロケットが残っていました。マリオとドンキーコングは手を組んで魚の体内から脱出に成功し、ロケットに乗ってクッパの城を目指しました。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの結末
クッパとピーチ姫の結婚式が始まりました。ピーチ姫は結婚を拒絶すると、あらかじめキノピオに密かに用意させていたアイスフラワーでパワーアップし、一時的にクッパを凍らせることに成功しました。
クッパの城に辿り着いたマリオとドンキーコングはカメ軍団と壮絶な死闘を繰り広げ、マリオは飛行能力を持つタヌキマリオに変身しました。ドンキーコングは怪力を駆使して捕らえられた者たち全員を救出し、マリオはルイージを助け出しました。
自ら冷凍状態から脱したクッパはキノコ王国を滅ぼすことにし、超巨大なマグナムキラーを発射しました。マリオは何とかキラーの軌道を逸らすことに成功し、王国への直撃は免れましたが、キラーはマリオがキノコ王国にやってきた際にくぐってきた土管に入って大爆発を起こし、次元の乱れが生じてマリオたちはクッパの城ごとブルックリンにワープしてしまいました。
クッパとカメ軍団はブルックリンで暴れ回り、マリオたちを圧倒しました。マリオはルイージの助けを得てクッパからスーパースターを奪還することに成功し、マリオとルイージはスーパースターの力で無敵の力を得ました。マリオとルイージは圧倒的な強さでクッパを叩きのめし、ピーチ姫はクッパに「マメキノコ」を食べさせて縮小させ、ビンの中に閉じ込めました。
世界に平和が戻り、マリオとルイージは両親やスパイク、ブルックリンの人々から世界を救った英雄として称えられました。クッパはキノコ王国の城に幽閉され、マリオとルイージはキノコ王国に新たな居を構えました。
その頃、ブルックリンの下水道の奥深くでは、謎の卵が孵化しようとしていました・・・。
以上、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のあらすじと結末でした。
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