月極オトコトモダチの紹介:2018年日本映画。30歳手前の編集者の那沙は、後輩に誘われて合コンに行きます。そこで会った柳瀬に、男女関係にならないスイッチの話をされます。柳瀬が金で雇われるレンタル友達だと知り、記事を書くために契約した那沙は柳瀬と毎日のように会い始め…という内容のアラサーとレンタル男の不思議な関係を描いたラブストーリーです。
監督:穐山茉由 出演:徳永えり(望月那沙)、橋本淳(柳瀬草太)、芦那すみれ(小野珠希)、野崎智子(ユリ)、師岡広明(河本誠司)ほか
映画「月極オトコトモダチ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「月極オトコトモダチ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
月極オトコトモダチの予告編 動画
映画「月極オトコトモダチ」解説
この解説記事には映画「月極オトコトモダチ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
月極オトコトモダチのネタバレあらすじ:起
30歳手前で編集者の那沙は、後輩のユリに合コンに誘われてバーに行きます。二人でカウンターで飲んでいると、柳瀬草太と河本誠司が現れます。
ユリの相手が河本で、二人は別の席に移ります。那沙は柳瀬と二人になり、何か話をしようと「男と女の友情は存在すると思う?」と聞きます。すると柳瀬が「男女関係にならないスイッチがある」と言います。
その話に興味を持った那沙がもっと話を聞こうとした時、柳瀬に電話が入り、先に帰ろうとします。那沙は名刺を渡し「スイッチの話をもっと聞きたい」と言って別れました。
翌日、編集社でユリから「河本は話が下手でダメだった。柳瀬さんはレンタル友達らしいよ」と聞きます。気になった那沙は「レンタル友達」について調べ、編集長にレンタル友達の記事を書くことを申請して許可をもらうと、早速電話をかけて柳瀬を呼び出します。
待ち合わせ場所に来た柳瀬は那沙の事を覚えていました。那沙は柳瀬に取材の事を話すと、柳瀬は「僕はフリーのレンタル友達もやっているので、5万円の月極めにした方がお得だ」と言われます。
月極オトコトモダチのネタバレあらすじ:承
那沙はシンガーの珠希と同居していました。その部屋は元々、珠希が彼氏と住んでいたもので、一緒に曲を作っていましたが、音楽と恋愛の両立が出来ず別れていました。
その珠希に那沙は、レンタル友達の記事を書くため契約したことを話します。那沙は柳瀬に5万円払って契約し「検証!男女の友情はレンタルでできるか?」の取材を始めます。
自分の行きたい場所、柳瀬の連れて行ってくれる場所へ行き、写真を撮りながら話を聞きます。慣れてきた那沙は、風邪で寝込んでいる日も、部屋に柳瀬を呼び看病してもらいます。
柳瀬は部屋で珠希のピアノを「僕も音楽をやるんだ」と弾きはじめます。そこへ珠希が帰って来ました。珠希の口ずさむ歌に、柳瀬が即興で伴奏を付けます。やがて柳瀬の伴奏で珠希が歌い始めます。楽しそうにする二人を見た那沙は嫉妬し、寝たふりをします。柳瀬が「帰る」と言うと、珠希は自分のCDを渡しました。
那沙が起きると珠希は「柳瀬さんに曲を書いてもらいたい」と言います。柳瀬に会った那沙は「珠希さんにボーカルをしてもらおうと思っている」と話します。「いいんじゃない」と言った那沙は、何かに吹っ切れて自分が結婚しようとしてやめた話をし始めます。すると柳瀬も自分の姉の結婚式にレンタル父を呼んで失敗した話をします。
月極オトコトモダチのネタバレあらすじ:転
ある日、自分に絶対電話をしてこない柳瀬が、珠希に電話をかけてきました。話し終ると珠希は「草太さんから一緒に曲を作ろうと誘われた」と嬉しそうに言います。那沙は「よかったね」と言ったものの、落ち込んでいました。
そんな那沙に、編集長は「この話は純愛ばかりで進展しない。こんなんじゃダメ」と言われます。そして那沙は柳瀬の部屋に行き、曲作りの取材をします。わざとに携帯を忘れ、取に帰ると終電が出ていました。柳瀬が「どうするの?」と言うと、那沙は「今日だけ泊めて」と言います。柳瀬があっさり「いいよ」と言い、二人は一つの部屋で寝ることになりました。
布団に入った那沙は柳瀬に「友達のスイッチがオフになることはある?」と聞きます。柳瀬は「あるよ」と言います。すると柳瀬は那沙の書いたWEB記事を読み「これ僕の事だよね」と言います。「やめて」という那沙に「SEXした方がいいんだったらするよ」と言います。那沙は「どこまでいったら友達関係が無くなるか試してみよう」といって、柳瀬と手を握り、キスをしました。そして柳瀬が「SEXする?」と言うと、那沙は柳瀬の頬を叩き、歩いて自宅に帰ります。
月極オトコトモダチの結末
この一件以来、記事が書けなくなった那沙に、編集長が喝を入れました。その時、ラジオから珠希の歌が流れました。部屋に帰った那沙が珠希に「曲が流れていたよ」と言うと、珠希は「草太さんの事、好きかもしれない」と言いました。嫉妬した那沙は「柳瀬さんとキスした」と言います。
落ち込んだ那沙をユリが助けようと二人で柳瀬の部屋に行きます。部屋では柳瀬と珠希が曲作りをしていました。取材をするユリに柳瀬が「音楽の事は書かないでほしい」と言います。「音楽とレンタル友達の関係は?」とユリが聞くと、「音楽は自分が作るもの、レンタル友達は相手が作るもの」と言います。
聞いていた那沙が「じゃあなぜ私にキスしたの?、私がして!と言ったから?なら珠希がしてと言ったら?」と言います。柳瀬は「珠希とはしない、作った曲を歌う人だから」と言います。珠希が「曲を作るのと恋愛は同じ」と言います。
那沙は珠希に怒り、3人で話し合った結果、那沙が珠希の曲の歌詞を書くことになりました。やがて歌詞が出来あがり曲が完成し、柳瀬の伴奏で珠希が歌いました。
柳瀬との契約の最終日「今度は小説を書きたいんで協力して」と那沙が言います。柳瀬が「そんなことなら喜んで」と言った後「もう一回実験させて」と那沙が言って、二人はキスをしました。柳瀬が「オレ達付き合ってみる?」と言います。那沙は即座に「絶対付き合わない」と言うのでした。
以上、映画「月極オトコトモダチ」のあらすじと結末でした。
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