X-MEN:アポカリプスの紹介:2016年アメリカ映画。「X-MEN アポカリプス」の紹介。「X-MEN アポカリプス」は16年前の2000年公開「X-MEN」1作目の前日譚であり、X-MEN6部作の最終作でもある。紀元前3600年の最初のミュータントが、1983年によみがえり、X-MENチームが立ち向かう姿を描く。
監督:ブライアン・シンガー 出演:ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX)、マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー/マグニートー)ほか
映画「X-MEN:アポカリプス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「X-MEN:アポカリプス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
X-MEN アポカリプスの予告編 動画
映画「X-MEN:アポカリプス」解説
この解説記事には映画「X-MEN:アポカリプス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
X-MEN アポカリプスのネタバレあらすじ:起
紀元前3600年のエジプトで神、王、ラーなどと崇められていた世界初のミュータント。とはいえ彼にも老いがありました。しかし彼には魂の移り変わりが出来る能力を持っていた。再生能力が高い若者の肉体と移り変わりの儀式中、レジスタンスとのテロでピラミッドは崩壊してしまいます。だが、彼の献身的な部下のおかげで儀式は無事終了し、復活の時を闇の中で待つのです。
そして現在、ポーランドでミュータントであることを隠して生きる男がいました。工場で事故が起き、ついサイコキネシスで助けてしまいます。それが不幸の始まりでした。翌朝、家族を連れて逃げようとする男でしたが、娘がいない。警官隊が娘を包囲していたので、彼は投降しようとします。娘は動物を呼び寄せる能力者でした。鳥に囲まれ、恐怖を感じた警官の一人が矢を放ちます。それは、彼の妻子を貫いてしまう。その彼の名はマグニートー(エリック・レーンシャー)。愛する者を失った彼を止めるものはいませんでした。妻子の写真が入ったロケットを飛ばし、警官隊の頸動脈を切断するのでした。
また東ドイツでは、ミュータント同士を戦わせる地下格闘技場があり、太った能力者を倒した翼をもつチャンピオンに、見た目が悪魔の少年が棺に入れられ運ばれてきました。彼を助けようとする女が一人。彼女は警備を襲い、電源を高電圧に切り替えます。そして、悪魔の少年の能力は短距離テレポート。何とか高圧電流の走る金網寸前でよけて、翼もつ能力者を感電させます。助けた女はミスティーク(レイブン)。彼女こそ、アメリカ大統領の暗殺を防いだ世界的に知られたミュータント界の英雄でした。
X-MEN アポカリプスのネタバレあらすじ:承
そして再びエジプト。ある黒衣の女が秘密の階段を探り当て、潜入捜査を試みます。邪教集団が、アポカリプスと言われる王の復活の儀式を行なっていました。そして、女が入り込んだ穴から光が差し込み、地下で大崩落が起きます。潜入した女、CIAのモイラは間一髪で逃げ出すが、かつての王も目覚めます。その様子を覗き見していた男がいました。そこは「恵まれし子らの学園」の深奥、プロフェッサーその人であった。
彼はモイラに面会を求めます。時間を止めて。そして、アポカリプスの復活と、彼の周りに黙示録のように4騎士が存在することを知ります。また「恵まれし子らの学園」には新入生もいました。目から怪光線が出るようになったサイクロップスの弟スコットでした。ルビーで加工したサングラスで、日常生活が送れるように。
エジプトでは、コソ泥女を助けたアポカリプスがテレビから世界情勢を探り、仲間集めを始めます。まずは、コソ泥女は電気の力に目覚め、剣士はより強力なライトサーベルを持ち、天使は鋼鉄の羽根を持った。彼の目的は、彼の子(孫)であるミュータント全員の能力を開放することでした。
ポーランドでは工場の密告者ごと全員をマグニートーが裁こうとしていました。その時、アポカリプスは現代で見つけた3騎士と共に出現し、工場員を砂にして、マグニートーを招待します。そして、マグニートーの悪夢の記憶、アウシュビッツに向かいます。おそらく彼がユダヤ人だったわけではなく、どうやら、ミュータントであったために、両親と引き裂かれ、能力を開発されたようです。アポカリプスはマグニートーの過去をえぐり、地磁気すら操れる能力を開放します。アウシュビッツの遺跡は崩壊し、世界中がマグニートー復活を知ることになります。
そのニュースを知ったある少年が「恵まれし子らの学園」に旅立ちます。パックマンのゲームをして、ナイトライダーを見ていました。一方、スコットたちはジーンや、ミスティークが連れてきたナイトクローラー(悪魔の少年)と一緒に「スターウォーズ ジェダイの帰還」を見に行きます。この辺りで1983年であることが分かります。
X-MEN アポカリプスのネタバレあらすじ:転
一方、ミスティーク(レイブン)から、マグニートーが家族を失ったことを知らされたプロフェッサーたちは「恵まれし子らの学園」に戻り、マグニートーを探していました。そして、見つけて会話をしていたところ、アポカリプスに見つかります。プロフェッサー(チャールズ・エグゼビア)はアポカリプスが探していた世界中の人間とつながれる存在であった。のっとられて黒目になったチャールズは、原潜の乗組員に核ミサイルを発射させます。別にどこも攻撃はしません。人類から武器を取り上げただけで宇宙空間に放棄したのでした。
チャールズは操られながらもアレックスに機械を壊すように命令します。彼はスコットの兄サイクロップス。目から怪光線を発射し、機械を壊し、アポカリプスの支配から逃れますが、今度はアポカリプスが乗り込んできて、チャールズをさらいます。そして、アレックスも亡くなるのでした。(アポカリプスに倒された?) そして、チャールズは連れ去られて、アポカリプスの意志を全世界に宣戦布告します。だが、チャールズは、ジーンにだけ、別メッセージを送ります。「弱き人類を守れ」。
運悪く、そこにやってきた少年クイックシルバーは時間停止能力で、爆発する学園から皆を助けるために、加速装置のような離れ業をやってのけます。この時点までにミスティークは、彼がマグニートーの子供であることを知っていたはず。さらにモイラが呼んだ米軍が関係ミュータントだけをさらって連行します。そんなことやってる場合じゃないのに。ストライカーはミュータント能力が発動できない牢獄に監禁しますが、一緒にジーン、スコット、ナイトクローラーも同行してました。
そして彼らは、電源室であるものを見つけます。ウェポンX、人間兵器です。クマのような爪で見るもの全てを血に染めていきます。ジーンが彼の記憶を拾い集め、彼は雪山に消えました。恐らく、彼がウルヴァリンになるには、まだ時間がかかるのでしょう。ストライカーは何かを察し、数名の部下を連れ、どこかに消えます。結局、牢獄はスコットが怪光線でぶち破りました。ともあれ、メンツはそろいました。直接対決の時です。
X-MEN アポカリプスのネタバレあらすじ:結
ビーストが学園の下で作っていた超音速ヘリに乗り、中ではミスティークが初期X-MENの話をしています。自分は皆が思っているような英雄ではないと。でも、全員の心は決まっていました。プロフェッサーを助け、アポカリプスを倒して、世界を救う。マグニートーは地磁気のようなバリアを張り、アポカリプスはピラミッドを作り、中でチャールズと魂交換の儀式をしていました。この時、儀式の影響で長髪だったチャールズは髪の毛が抜け、スキンヘッドの姿になります。
鋼鉄の羽根のエンジェルが守っていましたが、ナイトクローラーがテレポートであっさり突破しました。マグニートーに話しかけようとするミスティークとクイックシルバーでしたが、説得できませんでした。なんやかんやで、教授は救助され、めでたしめでたしと思いきや、飛行機が落とされ、ナイトクローラーは全員を連れてのテレポートで失神。アポカリプスはチャールズを諦められません。ビーストとスコットが食いとめようとしますが、歯が立ちません。そこで、剣士サイロックがやってきました。でもそれはミスティークの化けた姿で、アポカリプスには、だまし討ちは通じませんでした。コソ泥電気女のストームはショックを受けます。ミスティークこそ彼女の英雄だったからです。
ミスティークがやられる姿を見てマグニートーが動きました。鉄骨を砲弾のように撃ち込んだのです。チャールズも彼とまだつながっているのを利用して、逆に支配しようとしますが、精神世界で巨大化したアポカリプスに勝てません。でもチャールズには切り札がありました、ジーンです。炎になったジーンがアポカリプスを追い詰めます。さらに復活したビーストが壁に埋まったスコットを助け、ビーム。そして、最後にストームが電撃を食らわせました。勝利です。
人類は神の脅威が去ったことを知り、ミュータントとの共生を考える時が来たと悟ります。そして、新生X-MENが指導しますが、マグニートーは去っていくのでした。エンドロールの後、謎の黒服集団がウェポンX(ウルヴァリン)の血液をエセックス社と書かれたカバンに回収して、どこかに消えました。まだ続きそうです。
以上、映画X-MEN:アポカリプスのあらすじと結末でした。
X-MEN(エックスメン)シリーズのあらすじ
X-MEN 旧シリーズ
X-MEN(X-メン)(2000年)
X-MEN2(2003年)
X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年)
X-MEN 新シリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年)
X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)
X-MEN:アポカリプス(2016年)
X-MEN:ダークフェニックス(2019年)
X-MEN スピンオフシリーズ
ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年)
ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
デッドプール(2016年)
LOGAN/ローガン(2017年)
デッドプール2(2018年)
X-MEN:アポカリプスのキャスト 出演者
ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX)、
マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー / マグニートー)、
ジェニファー・ローレンス(レイブン / ミスティーク)、
オスカー・アイザック(エン・サバ・ヌール / アポカリプス)、
ニコラス・ホルト(ハンク・マッコイ / ビースト)、
ローズ・バーン(モイラ・マクタガート)、
オリヴィア・マン(サイロック)、
エヴァン・ピーターズ(ピーター・マキシモフ / クイックシルバー)、
コディ・スミット=マクフィー(カート・ワグナー / ナイトクローラー)、
ソフィー・ターナー(ジーン・グレイ)、
タイ・シェリダン(スコット・サマーズ / サイクロップス)、
アレクサンドラ・シップ(オロロ・モンロー / ストーム)、
ルーカス・ティル(アレックス・サマーズ / ハボック)、
ベン・ハーディ(エンジェル)、
ジョシュ・ヘルマン(ウィリアム・ストライカー)、
スタン・リー、
ジョン・オットマン、
ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン)
続いて、X-MENシリーズの各作品のあらすじを、時系列順に簡単に振り返ります。
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