ヤンキーヘルパーの紹介:2011年日本映画。特攻服をきたヤンキー娘のマリアが、彼氏であるヤクザの悠太から認知症になりかかった組長の介護を押し付けられたことにより、口は悪いが気のいい本来の自分を取り戻し組長を助けるために奮闘するアクション映画です。
監督:城定 秀夫 出演者:木下柚花(マリア)、飯島大介(又井組長)、吉本輝海(悠太)、河野智典(芳賀)、小倉もも、中村英児、ほか
映画「ヤンキーヘルパー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヤンキーヘルパー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヤンキーヘルパーの予告編 動画
映画「ヤンキーヘルパー」解説
この解説記事には映画「ヤンキーヘルパー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヤンキーヘルパーのネタバレあらすじ:起
マリアは子分のヤンキー娘二人と特攻服を着て、対抗するセーラー服軍団3人とケンカしています。そして相手を倒しアパートの自分の部屋で祝杯をあげました。子分たちにも飲めと言いますが、逆にビールに一服盛られて眠ってしまいました。目覚めると恋人の悠太がいて、子分たちはマリアが相手から取った金を盗んでヤンキーを辞めるという置手紙を残して、いなくなっていました。悔しがるマリアに悠太が迫り二人はベッドインしました。悠太はヤクザの芳賀が率いる芳賀興業の下っ端の組員でした。芳賀は自分の女にまで覚せい剤を与えて売春をさせている相当なワルでした。本家の又井組長が認知症になりはじめているという事で、世話をしなくてはいけなくなったことで、悠太に介護を言つけました。
ヤンキーヘルパーのネタバレあらすじ:承
又井組長の介護が全くうまくいっていないことに悠太は芳賀に痛めつけられました。マリアは仕事をしようと職探しに出ますが、風俗しかありません。そんな時、悠太が自分の代わりにアルバイト代を払うから組長の介護をしてくれと頼み込みました。マリアはしぶしぶ受け、悠太と一緒に組長の部屋に行きました。早速マリアは組長を『ジジイ』と呼び、ヤンキー言葉でののしります。しかし組長はやんちゃ娘をあやすように、マリアに優しく接しました。食事がまずいと言われたマリアは、組長に美味いと言わせてみせる、と料理に励み始めました。やがてマリアは組長の介護を真剣にやるようになりました。
ヤンキーヘルパーのネタバレあらすじ:転
そのころ、芳賀の事務所で悠太らは覚せい剤の袋詰めをしていました。そして芳賀の女がクスリが切れで暴れ出しました。そこに客から電話が入り、悠太が芳賀の女を客の所まで連れて行くことになりました。そして時間が来て迎えに行くと、完全にクスリ切れの芳賀の女が悠太に迫って来ました。目的はクスリですが、悠太の体も求めました。親分の女と知りながら悠太は関係を持ち、覚せい剤も使用してしまいました。その後マリアが介護する組長の所へ行った悠太に禁断症状が現れました。組長がクスリをやったなと言い、マリアと一緒に悠太からクスリを完全に抜いてやりました。そのころにはマリア、悠太、組長の仲は家族のようになり、笑い声が絶えない雰囲気が続きました。そこで組長が、組員と関係を持ちクスリ漬けになって死んでしまった娘の話をして、最後の仕事として二人に、娘の墓から骨壺を持ってきてくれと頼みました。
ヤンキーヘルパーの結末
マリアと悠太は骨壺を取り出し、中を見ました、入っているのは骨ではなく覚せい剤でした。組長がクスリから手を切る為に、組のクスリを隠していたのでした。しかし悠太の兄貴分に見張られていたために二人は捕まりますが、隙をついて壺ごと逃げ出しました。そのころ芳賀興業事務所では又井組長から芳賀に組を渡す書類に印鑑を押していました。一旦押してしまうと芳賀の態度は一変し、クスリから手を引けという又井に対し、あの薬で事業をすると突っぱねました。その時、外ではマリアと悠太が骨壺の覚せい剤を振りまいていました。それを見た又井は喜び、芳賀は怒ってマリアらを事務所へ連れ込んできました。マリアの顔を見た芳賀が絶句しました。マリアは死んだ又井の娘にうり二つで関係を持った組員は芳賀だったのです。マリアが芳賀に迫りくると、芳賀は気が狂ったように拳銃で自分の頭を撃ち抜きました。そしてマリア、悠太、又井の3人は幸せに暮らしました。
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