行方不明の紹介:2012年日本映画。とある無人島を訪れた映画同好会の一向は、映画撮影中にぽつりと佇む神社を見つける。神が祀られているという噂のある神社に足を踏み入れてしまう。しかし、その神社は一度入ると二度とこの島から出られなくなるという言い伝えがあるいわくつきの神社だった…。
監督: 川野浩司 出演:高田里穂(高田里穂)、木ノ本嶺浩(信田)、神崎詩織(真子)、佐伯大地(裕行)、宮沢なお(希)、喜多陽子(ひかり)、佐藤良洋、津田寛治、なだぎ武(先生)、ほか
映画「行方不明」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「行方不明」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
行方不明の予告編 動画
映画「行方不明」解説
この解説記事には映画「行方不明」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
行方不明のネタバレあらすじ:起
とある無人島に映画撮影のためやってきた映画同好会のメンバー。2日間の撮影予定を組み、女優の高田里穂にも来てもらい、本格的な映画を作ろうとしていた。
島に着いた一向は、ガイドの男性から、神社を見つけても入ってはいけないと忠告を受ける。昔から、神が祀られているとされるその神社は一度入ると二度とこの島から出られなくなるという、いわくつきの神社だった。
撮影中、その神社を見つけた監督は、反対するメンバーを強引に連れ、立ち入り禁止の札がかかっていた神社の中へと入っていってしまう。神社の中には、鬼の絵が描かれた看板があった。
その島について下調べをしていた監督の真子は、この島は古来より神が降臨する島であり、神の神獣である(かむなづち)によってこの島が守られていることをメンバーに説明する。
行方不明のネタバレあらすじ:承
神社に入ったものの何事も起こらずに2日間の撮影が無事に終了する。島を出る3日目の朝、天候が荒れていたため迎えの船は来なかった。
メンバーはこんなこともあると気にも留めなかったのだが、翌日も、またその次の日も天候は回復することはなく、だんだん不安になるメンバーだった。
無人島に来て6日目の夜、メンバーが次第にピリピリし始める。アシスタントの希は、帰れないこの状況は、神社に入り(かむなづち)を怒らせてしまったからではないかと、真子と言い合いになる。
その夜、主演であった浩行が何者かによって殺される。誰が犯人かもわからぬままメンバーは正気を失っていく。言い合いになった真子と光を黙らせるため、同行していた先生が真子を刺して自分も後を追うように自殺する。
行方不明のネタバレあらすじ:転
男性メンバー最後の一人となった信田は、包丁を持って残りの女性メンバーを奴隷のように扱った。恐怖を感じた里穂は、他の女性メンバーを連れ、無人島にあった洞穴に身を隠した。
数日が経ち、辺りに食べ物を探しに行く里穂たちは、死んでいるガイドを発見し、もう迎えが来ないことを悟った。
その夜、洞穴に乗り込んできた信田から逃げ、再び神社に足を踏み入れてしまう。身を隠していると、信田の悲鳴が聞こえた。
行方不明の結末
声のする方へと向かう里穂たちは、信田が倒れているのを発見する。その死体には、大きな爪跡が残っていた。何かの気配を感じ木の陰に身を隠した里穂たち。すぐ近くで猛獣のような息遣いが聞こえる。
その時、ひかりの持っていたカメラに大きな黒い影が映りこむ。里穂はその影と激しくもみ合いになり、意識を失ってしまう。
翌日、目が覚めた里穂。すぐ近くには希とひかりの死体があった。恐る恐るカメラの映像を見返すと、そこにはある男が写っていた。何かに憑りつかれたかのように、男は希やひかりに襲い掛かっていた。
里穂がカメラの画面から目を離すと、その男が目の前に立っていた。男は里穂を捕まえ神社の中に引きずり込んでいくのだった。
以上、映画「行方不明」のあらすじと結末でした。
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