グッドモーニングショーの紹介:2016年日本映画。テレビのワイドショーを舞台にしたコメディー映画。中井貴一演じる番組メインキャスターが巻き込まれる災難だらけの1日を、情報番組vs報道番組のいざこざや、激しい視聴率競争など、テレビ業界の裏事情を盛り込んで描かれる。第40回モントリオール世界映画祭・ワールドコンペティション部門出品作品。『踊る大捜査線』の脚本をてがけた君塚良一氏が、メガホンを取ったコメディ映画。
監督:君塚良一 出演:中井貴一(澄田真吾/メインキャスター)、吉田羊(澄田明美/澄田の妻)、長澤まさみ(小川圭子/女子アナ)、志田未来(三木沙也/新人アナ)、時任三郎(石山聡/プロデューサー)、濱田岳(西谷颯太/立てこもり犯)、松重豊(黒岩哲人/警察特殊班)、池内博之(秋吉克己/チーフディレクター)、林遣都(松岡宏二/報道担当)、梶原善(館山修平/特集担当)、木南晴夏(新垣英莉/芸能グルメ担当)、大東駿介(府川速人/中継担当)、ほか
映画「グッドモーニングショー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グッドモーニングショー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グッドモーニングショーの予告編 動画
映画「グッドモーニングショー」解説
この解説記事には映画「グッドモーニングショー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グッドモーニングショーのネタバレあらすじ:起
澄田真吾(中井貴一)は『グッドモーニングショー』のメインキャスター、サブキャスターの小川圭子(長澤まさみ)と共に番組を盛り上げています。朝7時から放送を開始するため起床は3時。
出勤前、まだ学生の息子から、交際相手に子供ができたから結婚すると聞き激怒しました。息子からは「胸を張れる仕事をしているのか?」と言い返されます。何も言えずタクシーに乗り込んだ澄田の横に、サブキャスターの小川が座りました。小川とは男女の仲ではありませんが、小川は澄田とそういう仲だと思い込み、責任を取って欲しいと迫りました。
グッドモーニングショーは小さな部署。澄田のいるワイドショー部ではなく、報道部が幅を利かせています。この日、澄田に番組打ち切りの話が出ました。以前は報道部の最前線で働く澄田でしたが、視聴者に誤解され非難を浴びたことがあります。真相はごく少数の人しか知りません。
グッドモーニングショーのネタバレあらすじ:承
番組開始直前に緊急速報が入ります。品川区のカフェで、10人の人質をとり立てこもったというニュースです。警視庁特殊班リーダー栗岩から電話が入りました。犯人の要求は澄田キャスターです。
澄田は現場に駆け付け、防弾チョッキ・防爆スーツ・ヘルメットを身につけました。犯人の近くにダイナマイトがあるかもしれないからです。インタビュー用のマイクを持った澄田は店内へ足を踏み入れます。
グッドモーニングショーのネタバレあらすじ:転
人質をとり、立てこもりをした犯人は西谷(濱田岳)。彼は澄田に謝罪を要求しました。理由は以前、澄田が火災の取材をした時に関係することでした。
店長のタバコの不始末が原因で起きた火災を、店長は西谷のせいにしました。落ち込んでいた西谷に、必ず真実を明るみにすると澄田が約束します。火災のニュースは数多くあるニュースの中でも小さなものでした。
西谷の話はそれほど重視されず、澄田へ期待していた西谷は愕然とします。西谷は直接話をするために澄田を訪ねて局まで来ましたが、急いでいた澄田に相手にされませんでした。
グッドモーニングショーの結末
自暴自棄になった西谷は猟銃を手に自殺をしようとします。この様子を見ていた小川が一計を案じました。犯人の命を捨てるか、取っておくかを視聴者に問いかけようという視聴者投票です。
最初は『犯人の命を捨てる69%、犯人の命を取っておく31%』という結果に緊張感が走ったものの、『犯人の命を捨てる31%、犯人の命を取っておく69%』に代えて公表することで西谷の気持ちが変わりました。その後、素直に投降し事件は終了します。
『グッドモーニングショー』も終わり、小川と三木には次の仕事が待っています。小川には新しい仕事と恋の予感も訪れます。家に帰った澄田の前に、椅子とテーブルでできたバリケード。椅子は妻の明美と共におろしたものの、テーブルは重くて動かせず澄田が困り、明美が笑っているところで映画は幕を閉じます。
以上、映画「グッドモーニングショー」のあらすじと結末でした。
詳細あらすじ解説
続いて、より詳細なネタバレあらすじを解説します。
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