仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーの紹介:2016年日本映画。これまで7年続いた、MOVIE大戦シリーズから一新しての平成ジェネレーションズの第1弾作品。今年前半のゴースト、後半のエグゼイド2人のライダーを主軸に、応援に駆けつけるレジェンドライダーも3人に絞ったおかげで、ドラマとしてのまとまりも出て、ここ最近の競演映画でも評価が高い作品です。
監督:坂本浩一 出演:飯島寛騎(宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド)、西銘駿(天空寺タケル/仮面ライダーゴースト)、瀬戸利樹(鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ)、山本涼介(深海マコト/仮面ライダースペクター)、松本享恭(花家大我/仮面ライダースナイプ)、ほか
映画「Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーの予告編 動画
映画「Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」解説
この解説記事には映画「Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーのネタバレあらすじ:パックマン出現
研修医・宝生永夢は、喘息で入院して完治した子供患者とパズルゲーム「ハテサテパズル」を楽しんでいました。そこに仮野明日那から急患の知らせが入り、走り出す永夢であったが、足をもつらせ転びました。その頃、都内では、謎のウイルスによって高熱を出す患者が大量に発生していました。その発生源は4人。幻夢コーポレーション、3人の白衣の男女が降りたち、瞬く間に警備員をウイルス感染させ、そして、最期に現れた男は、黄色いヘルメットをかぶり、白衣を着てました。そして、4人は社長室の壇黎斗からバグヴァイザーと4つのプロトガシャットを強奪したのでした。そして集まってきた警官隊は、3人の男女が怪物と化し、全滅させるのでした。そして、その報を受けて、特上課の泊新之助が駆けつけてくるのでした。ウイルス感染は、パックマンに噛まれたものが発生するのです。ある高校でも、感染者が増えていました。中には、永夢が楽しんでいた「ハテサテパズル」の開発者である高校生の清宮東吾もいました。一方、天空寺タケルは半年間失っていた肉体を取り戻し、高校での授業を受けていましたが、授業内容は頭に入ってなく、教師に叱られます。そこに山ノ内御成と月村アカリが駆けつけてきます。「タケル殿、不可思議現象が発生しましたぞ。」
永夢と明日那が変身したポッピーピポパポが現場に駆けつけると、同時にタケルとアカリ・御成も到着しました。永夢とタケルは、お互いの腰のベルトに気づきます。2人は変身した姿では面識がありました。しかし、タケルが仮面ライダーゴーストに変身しようとした時、パックマンウイルスに襲われ、変身できなくなってしまいました。永夢は戦おうとしますが、そこに駆けつけた鏡飛彩、花家大我、九条貴利矢の3人に、未熟者扱いされ、それぞれ、ブレイブ、スナイプ、レイザーに変身し戦います。そして、永夢は、謎の白衣の男女3人と、Drパックマンと敵対し、「ハテサテパズル」の開発者である高校生の清宮東吾を保護するのでした。タケルは、高熱こそ出ていませんが、パックマンウイルスによって変身できなくなっています。そこに幻夢コーポレーションの社長:壇黎斗が現れ、タケルから眼魂を借り、対策し始めます。「ハテサテパズル」の開発者である高校生の清宮東吾は目覚めると、すぐ退院しようとしますが、鏡飛彩が、監視下の元なら、ゲーム開発をしても構わないと許可を出します。鏡は、囮にするつもりだったのです。なら、永夢とポッピーピポパポが守ればいいのです。ゲームを夢中になって開発する清宮は笑顔でした。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーのネタバレあらすじ:パックマンの正体
一方、特上課の泊進之助から連絡が入りました。進之助は、独自にDrパックマンほかの正体を突き止めていました。彼らの正体は、6年前に失踪したネクストゲノム研究所の来瀬荘司、武田上葉、竜崎一成の3人で、Drパックマンはネクストゲノム研究所の所長だった財前美智彦でした。彼らは、ある患者のバクスター手術中に異次元に消えたのです。進之助は、戦えない身体になっていて、タケルに止められますが、タケルも現在は変身できない状態です。清宮が急に苦しみ出し、ハテナバクスターが分離します。パックマンウイルスは、新種のバクスターウイルスの保菌者である清宮を探し出すために作られたものでした。ハテナバクスターが、テトリスのような落ちゲーを頭上から降らせます。タケルはアカリを救うために、覆いかぶさりますが、2人とも感染してしまいます。その時、眼魔世界から駆けつけた深海マコトとカノン、アランでしたが、間に合いませんでした。現れた来瀬、武田、竜崎がロボルバグスター、ドラルバグスター、ギリルバグスターに変身したので、マコトとアランはスペクターとネクロムに変身して戦います。永夢は清宮の「医者なら助けろよ」の言葉を聞きながらも、ハテナバクスターのバグヴァイザーに吸収されるのをみすみす見逃してしまいます。そこに、ブレイブ、スナイプ、レーザーも駆けつけ、戦闘が始まります。何とか撃退できますが、マコトとアランは倒れてしまいます。アカリとタケルの身体は消えかかっていました。猶予は24時間です。壇社長が眼魂の解析が終わり、ゴーストとエグゼイドの改造ガジェットを届けに来ました。タケルは変身できないまま、奴らを倒しに行こうとしているので、清宮を救うと決意した永夢も同行します。そして、パックマンの天敵であるゴーストの力を得たエグゼイドと、バグスターと戦う力を得たゴーストはそれぞれの姿を交換したエグゼイド魂とエグゼイドゴーストゲーマーで、パックマンを倒すことで、都内に発生した10万人の患者は救われるのです。(なので、レトロゲームの「パックマン」自体が悪いわけではなく、利用されてただけです)
その頃、清宮は、あらゆる病原体を受け付けない新種の不死生命体に変質しようとしていて、戝前も、同じく新た生命体ゲノムスにパワーアップしようとしていました。進之助は警官隊を引き連れて、戝前たちのアジトに踏み込もうとしていましたが、そこに現れた操真晴人によって、違う場所に転送されてしまいます。それを恩に着せて晴人は、仲間になります。改めて単独で乗り込む進之助は戦い前に、前回のMOVIE大戦「ゴースト&ドライブ」で結婚した新妻の霧子に電話をします。どうやらお子さんが生まれるようです。ネクタイを締め直し、心のエンジンに火がつき漸くトップギアです。そのままタケル・永夢と合流し、晴人に案内されて中に侵入します。アカリが目覚め、マコトやアラン、カナン、御成、シブヤ、ナリタ、そしてポッピーピポパポはアジトに向かいます。進之助は変身できないまま、来瀬に飛びつき腕ひしぎを仕掛けたりしますが、所詮生身では敵いません。そこに仮面ライダー鎧武が現れました。オーバーロードの力を得て、神化したので、多少の無茶は何でもアリです。眠ったはずのベルトさんを叩き起こしてきました。これで5人のライダーが揃いました。一斉に変身です。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーの結末:最終決戦
残り3人の幹部バクスターはレジェンドライダー達が相手をし、フォームチェンジで楽々倒しますが、ゲノムスはエグゼイド、ハテナモンスターはゴーストが相手をします。苦戦しますが、ノブナガゴーストから託された信長・秀吉・家康の眼魂が合体したテンカトウイツゴーストで倒します。タケルは戝前の記憶から何故か永夢の過去を知ります。戝前は、6年前の手術の被験者は永夢だったことを明かします。TVシリーズでも、謎な部分です。永夢には戦闘やゲーム時に性格が豹変する特徴があります。清宮の魂がゲノムスから切り離されることで弱体化して、戝前はエグゼイドをマイティアクションXとプロトマイティアクションXを差し込むことでゲームの世界に追放しようとしますが、ダブルアクションに覚醒し、身体が分裂して、2体になってゲノムスを倒します。しかし、これら全てはデータ収集のための壇社長の計画でした。アカリ達が駆けつけてきた時、急にタケルが倒れます。心臓が止まってました。永夢の心臓マッサージによって、息を吹き返します。ゴーストとエグゼイドはまた少し友情が深まったのです。
戦闘シーンや皆のアクションシーンがとにかく格好良かったです。特に、変身前のアクションシーンが豊富で、手に汗握りました!エグゼイド序盤の、まだギスギスした雰囲気と、ゴーストの全員仲良しで和やかな雰囲気の対比が面白かったです。永夢くんとタケル君がすごく仲良しな感じでほっこりします。それ以外の人でも、エグゼイドのキャラクターがゴーストのキャラクターに優しかったのに少し驚きました。エグゼイド放送当時だと、飛彩や大我の対応や反応は珍しかったと思います。
レジェンドライダーも格好よかったです!